
夏。海へ、山へ、高原へ、湖へ、島へ、温泉へ。リゾートに行きたくて、ウズウズしてくる季節。ところで、英語の「Resort(リゾート)」の語源を知っていますか。「Resort」は、再びを表す接頭語「Re」に「出かける」を意味するフランス語「sortir(ソルティール)」がくっついたものだと言われている。「Replay(リプレイ)」や「Restart(リスタート)」、「Rebuild(リビルド)」など「再び◯◯する」という言葉たちと同じつくりの言葉なのです。つまり、リゾートには再び出かける、何度も出かけるという意味がもともとあるのだ。今年はどこへリゾートに出かけようかな。去年はあそこへ行ったから、今年はここへ行こうよ。というようなニュアンスで、リゾートの目的地を選ぶのも良いのだけど、そういうものではないのかもしれない。何度も繰り返して出かけて慣れ親しんでいる場所へまた出かける。それが、本来のリゾートの姿なのだ。だからこそ、カラダやこころが癒されてリフレッシュ(このことばも「Re」がつくね)されるわけだ。なるほど、なるほど。心身の羽根を休ませたり、グーンと伸ばすためには、その方が良いような気がする。かく言うワタシは幼少のころ、夏になるといつも同じ海辺に家族で出かけ、長期逗留していたように記憶する(たんに、父の勤め先の保養施設があったというだけの理由だけれど)。それはさておき、ようは一回限りのお出かけ先に出かけるようなことではないというところに、リゾートの本質があると言いたいわけです(まわりくどくて、ごめんなさい)。
海と山に挟まれた神戸のまちには、自然がいっぱいで、田畑があって、温泉だってある。考えてみれば、手近にリゾートに適した土地がたくさんあるのではないでしょうか。なんたって、六甲山は明治時代に開かれた、日本のリゾート地のはしりだったわけですから。だから、スーツケースにたくさんの荷物を詰め込んで飛行機やホテルを予約して、長期の休みを取って「さあ!」と、意を決して出かけなくても、良いのです。「ねえ、ねえ、ちょっと有馬温泉までハイキングしようよ」「北区の方の田園風景を眺めに行かない?」「垂水か塩屋あたりの海岸でデッキチェアに座って淡路島や明石海峡大橋を眺めながらボーッと過ごそうよ」とかなんとか、自由に口実をつくっては、いかが?そうと決まれば、大げさな用意をしなくても、気軽に市内リゾートに出かけることができる。それこそ、神戸っ子の特権だ。それが、神戸のまちだ。そんなまちが、ありますか。そんな神戸のまちに住んでいても、まだ、海外だとか、県外の遠くの場所へ出かけたいですか。そりゃあ、海外も捨てがたいし、離島にも北海道にも行ってみたいし、良いのは否定しませんけどね。でも、「ちょっと、そこまでリゾートに」という気分を味わえる神戸は、ヨソのまちに鼻が高いと言うか、ここだけの密かな楽しみがあるというか。ほかのまちに住むひとには味わえないものがある。
そして、リゾートと言えばサンダルとサングラスの「ササ」コンビが離せない。せっかくだったら、おNEWを手に入れたい。サングラスって掛けるだけで、不思議に気分が変わる。日常から非日常へ。気分のスイッチを切り替えてくれる。履きやすくって快適なサンダルがあれば、一日中動きまわっても平気だ。ササ、ちょっとそこまでリゾートに出かける前に、サングラスとサンダルの買い物に出かけませんか。
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