
食器が欲しい。食器を買い替えたいと思うとき。そのモチベーションはなんだろう。その想いは、どこから来るのだろう。と、考えはじめて、そんなもの改めて言うまでもなく、“好きだから” と“ 暮らしにとりいれたいから”というシンプルな答えしかないよね。と、いきなり結論を出して良いんじゃないかしら、という気がする。でも、今回のじぶん自身への問いは、そこではない。“好きだから” と“ 暮らしにとりいれたいから”の根源には、いろいろ個人の理由や事情あるだろう。でもね、食器を買う理由が、“好きだから” と“ 暮らしにとりいれたいから”の、それだけでよいのだろうか、というところから考えてみた。
食器をひとからいただくときにしろ(つまり、お金をださないものでさえ)“好きだから” と“ 暮らしにとりいれたいから”は大切なファクターだ。ファクターをフィルターと言い換えてもよいかもしれない。好きじゃなかったら、あえて食指が伸びないはず。暮らしにとりいれる予定がなければ、食器棚の肥やしになるだけだ。だって、食器って非常に趣味性の高いものだし、意外に嵩張るものでもあるでしょ。失礼ながら、100均のもので良いというひともいるだろうが、100均で買うときでさえ、手にとって、矯めつ眇めつ(ためつすがめつ)するでしょ?いくら高級ブランドのものをあげると言われても、めったに使う用途がなさそうなものなら、やっぱり遠慮しておくわと、なりますよね。ということで、 “好きじゃないわ” とか、“ 使いたいシーンが思い浮かばないわ”というときは、買わない、いらないとなるわけじゃないですか。
かように、食器とはまるで洋服のように趣味性の高いものであります。かなり個人的な偏見だけど、「食器はファッションだ」と、言い切ってもよいのではないでしょうか。ここでは、ファッションとは個人の生き方や美意識を「自己表現のするための手段」と定義します。でもね、自己表現って感覚的なものかしら。もっと精神的であったり思想的であったり、哲学的であってもよいのではないかしら。じつはね、そんなことを思わせてくれた食器があるのです。それが、今回ご紹介する食器。その名も「トランスウッド」。いきなりトランスとは、すごいネーミングですよね。「木として生まれながら、木を超えて、木を感じさせない存在(素材)になった」というような想いが込められているのだろう。“生まれ持った性質とは違う種類の素材に変わった”という意味では、トランスジェンダーにインスパイアされたネーミングかもしなれいと、思うのだけど。そこは、どうかな。あくまでも仮定。そして、もうひとつ。「Transformer(循環)」というキーワードもダブルコンセプト(もしくはダブルミーニング)的に意識しているだろうと思われる。なぜなら、この素材は100%リサイクルが可能で、なんどもカタチを変えて使い続けることができる、「循環型素材」として開発されているのだ。一度や二度生まれ変わるのではなく、なんどもカタチを変えながらその価値を繋いでいく。“サーキュレーターエコノミー(循環型経済)”の思想が根底に流れている。とても社会的価値(ソーシャルバリュー)を感じる名前であり、開発コンセプトだ。
見た目が好きだからという理由から入りそうな食器にも、その思想に惚れた!と、買いたくなる食器があってもいいじゃないですか。このお皿、あなたなら、どこでどう使いますか。家庭の食卓から持ち出して、ウッドデッキなんて場所も似合いそうだ。シンプルに「森へ帰ろう」というスローガンを掲げて(大げさだけど)、キャンプに持っていくのもありだ。だって、壊れにくいという特性もあるから。場所を問わず、この食器からはじまる会話は想像できる。この食器のまわりには、環境意識の高いひとが集いそうだ。環境を意識して暮らすって、もうライフスタイルの一部でしょ。だって、人間であるあなたも自然環境の一部なんですよ。テーブルセッティングを考える前に、環境のことを考えたくなる、そんな食器があってもいいと思うのです。これからは、食器も環境のことを考えて買いたい。
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