阪急うめだ本店

第10回 時をかけるあん

老舗の伝統と挑戦

京都 ■    とらや

「株式会社虎屋」大正14(1925)年

室町時代後期の京都で創業し、五世紀にわたり和菓子屋を営んできました。後陽成天皇の御在位中(1586~1611)より、御所の御用を勤めています。明治2(1869)年の東京遷都の際、京都の店はそのままに東京にも進出、現在に至ります。

中には、濃厚な味わいのこしあんがぎっしり。

ゴルフ最中“ホールインワン”
(1箱2個入り)454円

真っ白な鞠・・・?
大正15年に誕生したゴルフボール形の最中だよ。ゴルフが限られた階層だけのスポーツだった当時、斬新な和菓子として好評だったそうだよ。
ボケてみただけじゃ! (ごるふってなんじゃ・・・)

ピスタチオと白あん、黒砂糖がまろやかに調和。風味とコクをお楽しみください。

特製ピスタチオ仕立“翠緑餅(すいりょくもち)”
(1個)702円

これは知っておるぞ、生菓子じゃな。
しかし、この芳しい香りは一体・・・?
ナッツの女王と呼ばれる、ピスタチオを使ったあんが令和ならではの和菓子と言えるね。今回はじめて発売される新商品だって!

とらやの挑戦は他にも


とちおとめの果肉入りピューレを使った琥珀羹は、見た目にも華やか。甘酸っぱいいちごとあんのマリアージュを楽しんで。

いちご琥珀羹と黒煉羊羹
(1個175g)1,188円


こしあんと小倉あんが入った新感覚フォンダン。あんに合う4種類のカカオをブレンドしたチョコレートに、シナモンやワインを加えて濃厚な味わいに。

あずきとカカオのフォンダン
(1本420g)4,104円

三重 ■    赤福

創業は今から300年以上前の宝永4(1707)年。お伊勢さんのお膝元で赤福餅一筋に、お伊勢参りの皆様をお迎えしています。和洋菓子ブランドの「五十鈴茶屋」では、和素材を使った洋菓子もラインアップ。

やわらかなお餅にこしあんをのせた、シンプルなおいしさの餅菓子。

赤福餅 (12個入り)1,300円

これはお伊勢さんの名物じゃな。
そしてこの形は、伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどり、餡につけた三筋の形は清流、白いお餅は川底の小石を表しているんだ。
お主、若いのに物知りじゃな。

白あん入りの特製マロンクリームを、サクサクのパイ生地にたっぷり詰め込んだ秋らしい味わい。

栗コルネ(1本) 400円

笛のような形じゃの?
なかなか鋭いね。角笛の形をした菓子パンが始まりのスイーツなのさ。明治ごろの日本発祥と言われているよ。

赤福の挑戦は他にも



五十鈴茶屋
赤福が手がける和洋菓子ブランド。季節の和菓子や和素材の洋菓子をラインアップ。



北海道産小豆の豊かな風味を存分に楽しめるオリジナルフラッペ“ふらっ茶”。粒あんとかわいいサブレをトッピング。

あずきふらっ茶(1杯) 800円

東京 ■    舟和本店

明治35年、浅草の地に創業。代名詞の“芋ようかん”は、創業者の小林和助が当時高価であった煉羊羹の代わりに、もっと手軽にお客様に羊羹をお楽しみいただきたいという気持ちから考案。伝統は守りながらも、時代に即した変化を続けています。

さつま芋と砂糖と食塩で作りあげた素朴な風味のようかん。

芋ようかん(3本入り)519円

羊羹っぽいが、なぜ黄色いのじゃ?
これはさつま芋さ! 芋の自然な風味をそのまま生かしてるんだ。トースターで温めたり、バターで焼いても美味しいよ。
ばたーとは何やら甘美な響き・・・

あん好きのためのマドレーヌ。2つの味をご用意。

a.あんバタマドレーヌ〈芋あん〉(1個) 270円
b.あんバタマドレーヌ〈小倉〉(1個) 270円

この甘い香りは・・・?
その正体こそがバターさ。そそられるでしょ?あんことの相性が抜群なんだよ。軽く温めるとバターの香りがより際立つみたい。

舟和本店の挑戦は他にも

色々な味と食感が一度に楽しめる、
カラフルなアイス最中。

舟和の芋アイス最中(1個) 605円
【各日販売予定数150】

千葉 ■    なごみの米屋

千葉県成田市で明治32(1899)年創業。羊羹、どら焼き、四季折々の生菓子など幅広い和菓子を取り揃えております。千葉県の名産品である落花生にちなんだ“ぴーなっつ最中”は千葉県を代表する銘菓として愛されています。

小豆と栗の風味を引き出した、ほんのり上品な甘さ。

名店栗むし羊羹(大・1本) 1,501円

ふむ、なんだかもっちりしておるの。
そこに気づくとはさすがだね。これは、小豆と小麦粉を主原料として、蒸しあげることでやわらかく、もっちりした食感に仕上げているのさ。
にゃるほどにぉ(もぐもぐ)。

ふんわり食感の生地に、あんとぴーなっつクリームをサンド。

粒餡とぴーなっつクリームのどら焼(1個)401円
【各日販売予定数300】

わしの大好きなどら焼きじゃ!
あんこの上の砥粉色のものは何じゃ?
落花生だよ、南京豆という方が伝わるかな?でも、江戸ではあまり普及しなかったみたいだね。クリーミーな香ばしさがあんこともマッチするよ。
聞いたことがあるような・・・(ぱくり)
豆と豆が織りなす見事な調和じゃ・・・

なごみの米屋の挑戦は他にも

風味豊かなぴーなっつの甘煮が煉り込まれたたっぷりのあんを、落花生模様の最中種で挟みました。

あんこたっぷり
ぴーなっつ最中
(1個)301円
【各日販売予定数200】

長野 ■    桜井甘精堂

文化5(1808)年創業。初代・桜井幾右衛門が小布施の栗を使った“栗落雁”を創製して以来、“純栗ようかん”や“純栗かの子”などの銘菓が次々に誕生。現在でも、伝統技術を生かしながら、新しい栗菓子づくりに挑み続けています。

栗と砂糖だけで練り上げた自慢の栗あんに刻んだ栗入り。

栗どらやき(1個) 227円

小布施の栗菓子は実に美味じゃ。
江戸時代には落雁と羊羹が有名だったかな?どらやきは食べたことなかったんじゃない?
バレておったか、タイムスリップ万歳じゃ。

国産栗だけで作った自家製の栗ペーストをふんだんに使用。

モンブラン(1個) 648円
【各日販売予定数600】※おひとり様4点まで

ほぉ! 美しい山のようじゃ。
その通り! ヨーロッパの山の名前が由来のケーキ、その名もモンブラン。栗菓子の名店が作る、栗のケーキはそりゃ美味しいよね。

岡山 ■    大手饅頭伊部屋

天保8(1837)年に創業。当時の備前藩主池田侯から寵愛を受け、茶会の席には必ず伊部焼の茶器とともに愛用されたと言われています。“大手まんぢゅう”の名も、池田候より賜ったと伝えられています。

あんの甘みと甘酒の香りが調和したまろやかな味わい。

大手まんぢゅう〈こしあん〉
(4個入り)390円 (10個入り)972円

何だかほんのりと甘い香りがするの。
それは甘酒の香りさ。備前米を材料に、麹から自家製の甘酒が生地に練り込まれているんだ。透けるほど薄い生地の中にはあんこがぎっしり!

蒸したてまんぢゅうをペアリングで楽しむ


大手まんぢゅうカフェ

倉敷美観地区の川沿いに店を構えるカフェ。蒸したての大手まんぢゅうとのペアリングメニューを会場でぜひご体験ください。


ほくほく

蒸したて
大手まんぢゅうセット

(まんぢゅう2個、
選べるドリンク1杯)
900円

大手まんぢゅうカフェ限定“季節のおまんぢゅう”を会場で!

蒸したて
栗まんぢゅうセット

(大手まんぢゅう1個、
栗まんぢゅう1個、
選べるドリンク1杯)
1,200円

選べるドリンク

大手まんぢゅう専用焙煎珈琲(HOT・ICE)/
カフェラテ (HOT・ICE)
玄米茶 (HOT・ICE)/日本酒-燦然-(ぬる燗)

単品でも

蒸したて大手まんぢゅう
(大手まんぢゅう2個)
400円

蒸したて栗まんぢゅう
(大手まんぢゅう1個、栗まんぢゅう1個)
700円

※会場内でお召し上がりください。

■カフェブースのご利用
各日午後2時~8時
※最終日は午後5時まで
※ラストオーダーは、終了時間の30分前まで



  • ※表示価格は、すべて消費税を含んだ税込価格です。店内でご飲食される場合は本体価格に、消費税率10%を加えてお支払いいただきます。
  • ※写真はイメージです。
  • ※価格表記のないものは、すべて参考商品です。
  • ※お酒の販売は20歳以上の方に限らせていただきます。
  • ※商品は多数ご用意いたしておりますが、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※販売予定数は事情により変更する場合がございます。
  • ※イベントは事情により中止・変更する場合がございます。