石川県立九谷焼技術研修所のデザイン支援事業で、1年間検討会を重ねて、ものづくりと真摯に向きあった新進気鋭の作家たちが成果を発表する「進化する九谷」。研修所の先生方のアドバイスのもと、共にものづくりの根源を見つめ直し、自身の進化と深化の成果を紹介してくれるのは板橋茉里、鈴木朝、スズキヨウコ、仲川瑤の4名。その中のひとり、スズキヨウコにその想いを聞いた。スズキは手びねりの有機的フォルムに“手紙を書くように”季節や自然を表現する。例えば不思議なバランスのゴブレットは河原の石積み、ロックバランシングから発想を得た。愛おしいゆがみを「生きている器、呼吸する器」と表現するどこかポエティックな作品たちは伝統工芸とアートの世界を自由に行き来する。
進化する九谷 4人展
石川県立九谷焼技術研修所で共にものづくりと真摯に向き合い、探求を続けた作家たちの作品を特集。
a.板橋茉里
草花文台皿 13,200円[現品限り]など
b.鈴木朝
色紡ぎのうつわ 12,100円[現品限り]など
c.スズキヨウコ
カラーのマグレット 38,500円[現品限り]など
d.仲川瑤
nerikomi オブジェ 25,300円[現品限り]など