阪急うめだ本店

〜進化する伝統〜暮らしを彩る匠の技

ゆるりと扇げば
涼風がそよぐ、水うちわ。

名古屋節句飾

愛知「中部人形節句品工業協同組合」水うちわ 瓢型 朝顔
(約幅17.5×縦36cm、9種)各8,800円[各限定4]

ひんやり、パタパタ

水のような
透明感と美しさの
夏の調度品。

水うちわは、その名の通り水のように透き通り、美しい絵柄から涼を感じるアイテム。1921年から続く「安藤商店」では、提灯づくりの技術を生かし、和紙に絵付けを施した水うちわづくりを行っています。美濃和紙の中でも薄く丈夫な雁皮紙を使い、竹でできた骨、絵柄に合わせたカラフルな持ち手も特徴。さらに飾りうちわとしても楽しめるよう、飾り台も付いています。

また、和紙でできているため軽く、 竹はよくしなるため楽に強い風をおこせる使い心地のよさも魅力。リビングのテーブルや玄関にインテリアとして置き、しつらえとしても涼しげです。今年も暑さの厳しい夏、水うちわで風流な涼をとってみませんか。

美しい杉の木が
ご飯をおいしく、大館曲げわっぱ。

大館曲げわっぱ

秋田「柴田慶信商店」白木小判弁当箱〈中〉
(蓋あり:約幅18.5×奥行11.5×高さ5.5㎝)11,000円

ふっくら、しっとり

受け継ぎ、進化させる
曲げのものづくり。

すべすべした木肌にほんのり杉のいい香り。「柴田慶信商店」では北国の短い日照時間の中でじっくりと育った杉の木にこだわり、塗装を施さない“白木仕上げ”の多種多様な製品がつくられています。

白木の弁当箱は通気性がよく、調湿作用で余分な水分を吸収するため時間が経ってもご飯がおいしく食べられます。
大館曲げわっぱ製作では通常、杉の芯に近い “赤太”が使われます。しかし「柴田慶信商店」は、次世代につなげるものづくりを目指し、端材とされることの多い杉の外側の“白太”を生かす方法を模索。水に弱い白太に対し、漆を施すことで弱点をクリアしました。さらに漆ならではの経年変化が楽しめ、4つの色展開で白木の大館曲げわっぱとはまた異なる魅力が生まれています。衣食住、暮らしの様々なシーンにぜひ取り入れてみてください。


❶源平トレイ 拭き漆・緑(M:約直径24.2×高さ3㎝)16,500円
源平マグカップ(胴体部分:約直径7.4×高さ8.6㎝)各13,200円
❷白木おひつ 六寸(蓋あり:約直径20×高さ13㎝)44,000円
など

また期間中は、大館曲げわっぱの実演や製作体験も実施予定。新旧の用の美に加え、曲げの技の体験もお楽しみください。

曲げわっぱ お弁当箱づくり
                            ご予約はこちら

※お申込みは7月10日(水)午前10時から

優しい肌当たり、
熊野筆のボディーブラシ。

熊野筆

広島「瑞穂」
スーヴェ ボディブラシロング
(長さ約28.8cm、ソフト・セミハード)
各15,400円

ふんわり

職人の技術と
モダンなデザインが
暮らしを豊かに。

江戸時代末期から続く、筆の里こと広島県東部の熊野町。熊野筆ブランド「SHAQUDA(シャクダ)」では、技術を受け継ぐ職人のクラフトマンシップと、現代のライフスタイルに合う洗練されたデザインにこだわり、メイクブラシをはじめとする様々な製品づくりを行っています。

その中でも、“SUVÉ(スーヴェ)”シリーズは、いきいきとした女性の“すべすべ”の肌を想い、生まれました。小さな筆のかたまりを6個集めたボディーブラシは、細やかな穂先がつくる豊かな泡と、羽毛のような肌触りがやさしく体を包みます。デリケートな肌の方やお子様のボディーケアにぴったりで、さらに長い柄は握りやすく、トップに少し角度がついているため、軽い力で手の届かない背中まで丁寧に洗うことができます。熟練の職人による精巧な技術、サロンやホテルを思わせるシンプルで落ち着いたデザイン。日々をちょっと贅沢にアップグレードしてくれるボディーブラシやメイクブラシに、ぜひ触れてみてください。

ウヴ6ブラッシュ&スタンド 72,380円

温かみあふれる、
土から生まれた益子焼。

益子焼

栃木「益子焼協同組合」
黒釉土瓶(約19×13cm)16,500円
黒釉煎茶碗(約8×7cm)各1,430円
マグカップW(高さ約11cm)各3,520円[限定8]
など

ぽってり

毎日の日用品から
美を見出し
広まった焼き物。

江戸時代末期に誕生し、主に鉢や水がめ、土瓶などの台所用品が生産されていた益子焼。昭和に入り、初代人間国宝の濱田庄司が益子へ移住し、益子の土と釉薬を生かした壷や食器をつくり始め、美術や工芸品としての側面を持つようになったといわれています。土の質感に特徴があり、砂気が多く粘性が少ないため肉厚につくられ、素朴で温かみのある風合いの作品が生まれます。

現在は約450人の作家が益子町やその周辺に住まい、450通りの個性と感性を生かした作品づくりを行っています。伝統的な益子焼のスタイルを継ぐ人、伝統を踏まえアレンジを加える人、独自のアイデアで新たな局面を生み出そうとする人など、益子焼のスタイルは多種多様。濱田庄司が新たな風を吹き込んだことにより、益子には自由なものづくりの風土があるそうです。
また、長年の採掘により一部の土が枯渇化。伝統的な技法の継承が難しくなる中で、使われなくなった器を砕き作陶の材料にするなど、未来へ守り繋ぐための取り組みも行われています。会場では、自由で伸びやかな益子焼の一部をご紹介します。

まめ皿各種 (約11×11cm) 1,430円

そばちょこ(直径約8cm)各2,420円[限定6]
そば皿(すのこ付き、直径約24cm)各4,620円[限定6]
など

風鈴 3,630円

①マレーバク(幅約6cm)
2,200円[限定20]
②③壺をしょったバク
(幅約12cm)
各13,200円
[限定2]

木槌の音が響く
町で生まれる井波彫刻。

井波彫刻

富山「井波彫刻協同組合」怪獣頭カネゴン置物
(欅材、約幅32×奥行32×高さ28cm)880,000円

トントン、カッカッ

寺院彫刻から生まれた
大胆かつ繊細な木彫りの技。

ほんのり木の香りがただよう富山県南砺市の井波。木彫刻の工房が軒を連ね、職人たちが200本以上のノミや彫刻刀を操り、作品づくりを行っています。

欄間(らんま)や衝立などの調度品、獅子頭のような置物で有名ですが、近年では自由なアイデアの作品づくりも活発です。表情豊かなウルトラマンとのコラボ作品、ゆらゆら揺れるモビールの風神雷神は背中まで細かく彫られていて360度どこから眺めても楽しめます。
分業制ではなく、ひとりの職人が木材の仕入れから製作、納品までを請け負い、作品と向き合う井波彫刻。歴史と技術の積み重ねを土台に、職人のものづくりの技がこめられた作品をじっくりとご覧ください。

迫力いっぱい!
熟練の職人による彫りの実演も必見。

●7月17日(水)~19日(金)

風神雷神モビール
(ヒノキ材、
約幅28×縦30×厚さ5cm)
各330,000円

ウルトラセブンシールド〈盾〉
(ヒノキ・サクラ材、
約幅20×縦28×厚さ6cm)
192,001円

鯛のライト(クスノキ材、
約幅30×縦18×厚さ10cm)264,000円

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