阪急うめだ本店

BONSAI LIFE ~盆栽に恋して~

伝統を受け継ぐ盆栽



香川県「山地山松園やまじさんしょうえん

山地孝政

「山地山松園」は語学堪能な2代目園主の宏美によって、早くから盆栽のネット販売を手掛けEU諸国やアメリカに輸出するなど国際的な視野で盆栽文化を広めてきました。孝政は3代目で大学卒業後、県外の盆栽園に6年間師事。現在は地元高松で新進気鋭の作家として活躍し、若い世代を盛り上げて高松盆栽を国内外へ発信すべく尽力しています。

山採り赤松(約幅80×奥行55×高さ80㎝)385,000円
※鉢底からの高さです。



香川県「北谷養盛園きたたにようせいえん

北谷隆一

瀬戸内の島々から山採り(※)した、樹齢100年以上とされる黒松盆栽を多数管理する「北谷養盛園」。4代目の隆一は1981年に生まれ、祖父や父から技術を学んできました。特に盆栽の基本“管理”について知識を深め、それを盆栽愛好家の方々にも役立てていただけるよう、YouTubeで国内外に発信しています。
※山採り…山に自生している自然の木を掘り起こして、鉢や畑などに根づけさせること。

a.黒松(高さ約37㎝)275,000円
b.黒松(高さ約40㎝)418,000円
c.赤松(高さ約45㎝)198,000円
※いずれも鉢底からの高さです。



香川県「三谷隆松園みたにりゅうしょうえん

三谷雄一郎

瀬戸内の島々、香川県内の山々から、庭木や盆栽用の松を山採りするところから始まった「三谷隆松園」の3代目。先代が造園業を営み一時休業していた盆栽業を、盆栽作りの技術に魅了されたことから再開。造園業と盆栽業を両立しながら、美しい日本文化の発信に取り組んでいます。

瑞宝黒松(約幅16×奥行16×高さ25.8㎝)330,000円
※鉢底からの高さです。



香川県「開耶香房さくやこうぼう

橋本佑介

「開耶香房」の2代目園主。同農園の前身は「橋本正光園」。以前は盆栽を栽培していましたが山野草栽培に切り替え、2009年に病院の専門調理師をしていた母が体験型農村カフェをオープンした際、今の屋号に変更しました。現在、初代の父とともに約1,000種類の山野草を栽培し出荷しています。

白シタン(約幅15×奥行15×高さ22㎝)4,400円
※鉢底からの高さです。



香川県「花澤明春園」はなざわみょうしゅんえん

花澤美智子

“季節を遊ぶ”をテーマに自由な発想で盆栽の魅力を広める「花澤明春園」の6代目。これまで、盆栽や山野草を種から植えたり挿木をしたり、株分けをして数えきれないほど育ててきました。幹や枝に針金を巻いてハート型や星型に整えた盆栽や、オリーブの苗を使ったオリジナル盆栽も考案。伝統の美と技に、現代的な感性を吹き込んでいます。

a.季節の苔玉 3,300円から
b.五葉松 ハート(約直径7×高さ18㎝、約7年)6,600円
c.五葉松 星(約直径7×高さ20㎝、約10年)12,100円
d.オリーブの盆栽 colive(約直径10×高さ30㎝、約6年)5,280円
e.松かさ黒松 (約幅8×奥行8×高さ20㎝、約3年)3,850円
※いずれも鉢底からの高さです。



愛媛県「赤石五葉松輸出振興組合」

森髙準一

江戸時代から受け継がれる赤石五葉松の産地、四国中央市土居町で祖父の代から続く盆栽栽培を受け継ぐ3代目。日本でブームが衰退し始めていた盆栽の海外普及に尽力し、現在は自身が設立した「赤石五葉松輸出振興組合」の会長も務めています。2019年にはローマ法王に100年物と150年物の盆栽を献上し、多くのメディアで取り上げられました。

a.権現の王
(約140×90×90㎝、樹齢200年)
15,000,001円
b.三幹の舞
(約110×90×110㎝、樹齢120年)
2,500,001円
c.石付け根連なり
(約140×105×85㎝、樹齢80年)
2,200,000円



大阪府「養庄園ようしょうえん

浦部達夫

公益社団法人全日本小品盆栽協会専務理事。“盆栽は生きた骨董品”をモットーに、初心者から上級者に至るまで、すべての方に盆栽の手入れを丁寧にお伝えします。ご購入後、ご自宅でどのようにお手入れするかのアドバイスもいたしますので気軽におたずねください。

a.盆栽特選・五葉松 143,000円
b.盆栽特選・五葉松(明星) 63,800円
c.五葉松盆栽 45,001円
※いずれも鉢底からの高さです。

Event

イベント

「養庄園」盆栽植替え教室

盆栽の育て方、作り方、楽しみ方などお手入れの基礎全般を、植替えをはじめとする実演を交えながら植木職人がアドバイスします。

●8月21日(水)~25日(日)
各日午前11時~、午後2時~(各回約30分)
※ご予約は不要です。
●参加費:無料



「DANJI JAPAN」

伊藤壮吾

1998年、大阪府堺市生まれの盆栽作家。大学卒業後、中学校の体育教師を経て盆栽作家に転身。“古風な生き方”を人生のテーマにし、盆栽の魅力を広める活動を続けています。また、日本に古くからある履物や和服を次代へつないでいくため2023年にジャパニーズカジュアルブランド「DANJI JAPAN」を設立。盆栽を軸に、日本の文化や伝統を独自の視点で表現し、発信するスタイルが注目を集めています。

上田寛貴

1995年、兵庫県淡路島出身。“粋に生きようぜ、大和男児”をモットーに活動するテーラー。和の良さ・洋の良さ、和洋折衷を軸に活動し、背広(スーツ)を通して「同世代の男性に改めて日本の歴史、盆栽の良さが少しでも響けば」と考えています。開催期間中、伊藤とともに来店。

a.赤松(約幅40×奥行40×高さ70㎝)150,001円
b.赤松(約幅30×奥行20×高さ30㎝)20,001円
c.真柏(約幅70×奥行35×高さ80㎝)500,001円
※いずれも鉢底からの高さです。



「JA香川県 高松盆栽の郷」

松盆栽の生産量が日本一を誇る香川県高松市。この地で作られる盆栽は“高松盆栽”と呼ばれ、その歴史は古く江戸時代後期に始まりました。高松市は降水量が少なくて水はけが
よく松の栽培に適していることと、果実栽培で培った接ぎ木と剪定の技術によって松盆栽の産地として成長したとされています。そんな高松盆栽の情報発信の拠点として、2020年4月にオープン。約50軒の盆栽園が出展し1万点以上の松柏類や雑木が並びます。点数の多さだけではなく、種類が多いのも魅力です。そんな中から、今回は選りすぐりの商品をご紹介します。

a.香りぼん 〈フレグランスオイル付き〉(約幅9×奥行7×高さ14㎝)〈左〉5,280円、〈右〉5,610円
香川漆器
b.高松盆栽ロゴ入りマグカップ(約直径8×高さ7㎝)5,500円
c.銘々皿(直径約14㎝)5,500円
d.高松盆栽ロゴ入りタンブラー(約直径8×高さ9㎝)5,500円

  • ※表示価格は消費税を含んだ税込価格です。
  • ※イベントは事情により中止・変更する場合がございます。
  • ※写真はイメージです。