第二回
松生春山人 日本画展
“光、音、空気、時間”を墨と色に込めて描きたい。旅先で出会った何気ない風景が時として心を打ち、思わぬ作品のイメージに繋がることがよくあります。目的地へ向かう中で目にした朝焼けの海、帰路の空に浮かぶ大きな満月。そんな偶然の出会いを画面に込めました。美しくも懐かしい日本画の世界を軸装と額装でお楽しみください。
松生 春山人
松生 春山人(まついけ しゅんさんじん)
1948年、三重県に生まれ、大阪で育つ。幼少より祖父から南画の運筆、父から四条派の古典技法を学ぶ。
2015年、第7回日本画公募展 前田青邨記念大賞 入選(’18)。
2023年、神戸阪急にて個展。
青龍社、日本画府、創画会、日本美術院を経て現在は無所属。全国の百貨店を中心に個展での発表を続けている。