11月12日(水)〜25日(火)
※催し最終日は午後5時終了
飯田桜子・鈴木清麗 二人展
-high rep collection-
飯田桜子「Fluid(花生)」
(幅10×奥行10×高さ18cm)
鈴木清麗「Archetype 3:15」
(縦65×横53cm)
ガラスの透明感や涼しげなイメージだけではない、広い可能性を追求し、主に宙吹の技法を用いて、植物や鉱物などをモチーフに表現する飯田桜子。“線”の造形表現を深く掘り下げ、日本の前衛書・伝統書芸術と西洋美術の融合を図り、ジャンルにとらわれない自由な発想と精神性を内包した表現に取り組む鈴木清麗。個性あふれる二人の瑞々しい作品をお楽しみください。

飯田 桜子(いいだ さくらこ)
1991年、東京都に生まれる。
2014年、女子美術大学デザイン・工芸学科 工芸専攻 ガラスを卒業し、渡米。BROOKLYN GLASS STUDIO にて Internship 。
2015年、AYA Glass Studio 勤務 (〜2019年)。
2019・2021年、Artist in Residency Program (Glazen Huis Lommel, Belgium)。
2023年、個展開催(Gallery Tanaka 銀座・東京、神戸阪急・神戸)。
2024年、個展開催(阪急うめだ本店・大阪)。FIRST PATRONAGE PROGRAM 2024 選出(東京)。

鈴木 清麗(すずき せいれい)
グリフィス大学クイーンズランド・カレッジ・オブ・アート(オーストラリア)にて学士課程を首席で修了。在学中は抽象表現主義やシュルレアリスムに影響を受け、アクションペインティングにおける“線”の表現に日本書道との共鳴を見出す。帰国後、書道家に師事し、“線”の造形表現を深く掘り下げながら、日本の前衛書・伝統書芸術と西洋美術の融合を図る独自のスタイルを確立。ジャンルや技法に縛られない自由な発想と、精神性を内包した表現を軸に創作活動を展開している。近年では、東京・京都の国立美術館をはじめ、ロサンゼルス、ドバイなど国内外での展示やライブペインティングを通じて、国際的な評価を高めている。