※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 8月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

8月27日(水)〜9月2日(火)
※催し最終日は午後4時終了

第三回
松生春山人 日本画展

「翠なす山河」(縦47×横88cm)

「翠なす山河」(縦47×横88cm)

喧騒の街を飛び出し、郊外の里に足を踏み入れ、心を静めて写生を始めるとき、いつも幼き頃の追憶が五感に染み渡ります。そんなひとときを一筆一筆に込めて写し取るアトリエでの時間に、私はなによりの幸せを感じます。今日はどんな色で創り上げようかな?

松生 春山人

PROFILE

松生 春山人(まついけ しゅんさんじん)

松生 春山人(まついけ しゅんさんじん)

1948年、三重県に生まれ、大阪府で育つ。幼少より祖父から南画の運筆、父から四条派の古典筆法を学ぶ。
2015年、第7回日本画公募展 前田青邨記念大賞 入選。
2018年、第8回日本画公募展 前田青邨記念大賞 入選。
2023年、神戸阪急にて個展開催(’24・兵庫)。
青龍社、日本画府、創画会、日本美術院を経て、現在は無所属。

本館4階 アートギャラリー

8月27日(水)~9月2日(火)
※催し最終日は午後5時終了

KUTANIの世界
〜いろいろな個性〜

村松道「黄鶲の四方壺(キビタキノシホウコ)」(幅13×奥行13×高さ34cm)

村松道
「黄鶲の四方壺(キビタキノシホウコ)」
(幅13×奥行13×高さ34cm)

中谷まこ「香炉 エンゼル」(直径9.5×高さ13cm)

中谷まこ「香炉 エンゼル」
(直径9.5×高さ13cm)

坂川ひかり「染付夢見紋茶碗 海」(直径12×高さ6.5cm)

坂川ひかり「染付夢見紋茶碗 海」
(直径12×高さ6.5cm)

様々な種類がある伝統的な九谷焼の技法を受け継ぎつつも、独自の感性と現代的な表現を取り入れ、今の暮らしや美意識に合う作品を作り続ける村松道、中谷まこ、坂川ひかり。3人の個性が光る作品の数々をご覧ください。

PROFILE

村松 道(むらまつ みち)

村松 道(むらまつ みち)

1968年、石川県に生まれる。
2013年、石川県立九谷焼技術研修所 卒業。
2015〜2018年、八ヶ岳高原ロッジ陶芸工房にて講師を務める。
2018年、第33回石川の現代工芸展エフエム石川社長賞 受賞。
2021年、第44回伝統九谷焼工芸展技術賞 受賞。六本木21_21 DESIGN SIGHT「素材のカタチ」出展(東京)。
2022年、日本橋髙島屋「潤青舎展」出展(東京)。銀座・和光「潤青舎展」出展(東京)。
2023年、福屋八丁堀本店「末岡信彦 村松道 二人展」開催(広島)。
2024年、神戸阪急「村松道 武腰彩子 二人展」開催(兵庫)。
2025年、第48回伝統九谷焼工芸展奨励賞 受賞。

PROFILE

中谷 まこ(なかや まこ)

中谷 まこ(なかや まこ)

1993年、北海道に生まれる。
2016年、北海道教育大学芸術課程 卒業。
2021年、石川県立九谷焼技術研修所 卒業。
2023年、第46回伝統九谷焼工芸展新人賞 受賞。第70回日本伝統工芸展 入選。
2024年、第71回日本伝統工芸展 入選。

PROFILE

坂川 ひかり(さかがわ ひかり)

坂川 ひかり(さかがわ ひかり)

1998年、東京都に生まれる。
2021年、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科 卒業。
2023年、石川県立九谷焼技術研修所本科 卒業。日本新工芸第6回学生選抜展 優秀賞 受賞。
2024年、松森美術主催「暁展KOGEI-competition-」入選。第46回日本新工芸本展 入選。HACHI-8鉢展「SHINSEN」最優秀賞 受賞。
現在、石川県小松市にて作陶活動。

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 9月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

9月3日(水)~9日(火)
※催し最終日は午後4時終了

村越由子 日本画展
-色彩の情景-

「山越明月」(縦40.9×横53cm)

「山越明月」(縦40.9×横53cm)

日々変化する自然の姿に魅せられ、古来より日本人が表現してきた季節の“色”。村越由子はその“色”への感性に着目し、古典から現代へ通ずる独自の画風を確立しました。今展では“色による印象”から広がる光景を描いた、生命力溢れる鮮やかな作品の数々をご紹介します。

PROFILE

村越 由子(むらこし ゆうこ)

村越 由子(むらこし ゆうこ)

1966年、東京都に生まれる。
1991年、多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業。
1993年、第12回山種美術館賞展優秀賞 受賞。 多摩美術大学大学院絵画学科日本画 修了。
1995年、第13回山種美術館賞展 招待出展。
1999年、第4回菅楯彦大賞展 出展。
2008年、第60回全国カレンダー展奨励賞 受賞。
現在、神奈川県鎌倉市在住。

9月10日(水)〜16日(火)
※催し最終日は午後4時終了

有馬和彦 油彩画展

「昼下がりの坂道(アルベロベッロ)」(縦60.6×横90.9cm)

「昼下がりの坂道(アルベロベッロ)」
(縦60.6×横90.9cm)

東京の美術学校で油絵を学んだ後、絵画の本場ヨーロッパの国々を回り修業を重ねた有馬和彦。以来40年以上にわたりヨーロッパの風景を描き続けています。一見軽やかに見える色彩は近づいて見てみると驚くほどに厚みがあり、丹念な絵の具の塗り重ねによって生み出されたものとわかります。絵肌作りに徹底してこだわる独特のマチエールが絵の中の風景や人物に命を吹き込み、見る者の旅情をかき立てます。ぜひ、この機会にご覧ください。

PROFILE

有馬 和彦(ありま かずひこ)

有馬 和彦(ありま かずひこ)

1954年、愛知県に生まれる。
1980年、スペイン国立シルクロ・デ・ベジャス・アルテスにて学ぶ。
1989年、ギャラリー日比谷にて個展開催(東京)。
1993年、近代日本美術協会展に出品(東京都美術館)。
1994年、パリ国際展に出品(パリ・日仏文化センター、フランス)。
1996年、近代日本美術協会展オーストリア大使館賞 受賞。
1997年、中美展新人賞 受賞(東京都美術館)。
1999年、国際美術大賞展に出展(東京芸術劇場)。
2003年、東京を中心に日本全国で個展開催。
現在、日本美術家連盟会員。

9月17日(水)〜23日(火・祝)
※催し最終日は午後4時終了

煌芽生(きらめき)の会

外山諒「水鏡」(F4号)

外山諒「水鏡」(F4号)

阪本トクロウ「フロート」(S3号)

阪本トクロウ「フロート」(S3号)

谷川泰宏「勝利のブーケ」(F4号)

谷川泰宏「勝利のブーケ」(F4号)

煌めく芽から輝く巨匠へと羽ばたいていく。そんな思いを込めて「煌芽生の会」を開催いたします。これからが期待される若手から今輝く巨匠まで、独自の世界観で表現を続けるアーティストを幅広くご紹介します。

出品作家
加藤ゆわ、阪本トクロウ、櫻井孝美、
下田顕生、谷川泰宏、全民玉、外山諒、
白田誉主也 ほか(順不同)

9月24日(水)〜30日(火)
※催し最終日は午後4時終了

川西祐三郎 版画展
〜時をこえて響く風景〜

「港への誘い」(縦40×横48cm )

「港への誘い」
(縦40×横48cm )

版画家 川西祐三郎は、父・川西英の木版技法を受け継ぎながら、墨の表現を巧みに織り交ぜた独自の静穏な世界を紡ぎ、90年の生涯を版画に捧げました。神戸に生まれ育ち、街に寄り添うまなざしで、その風景にそっと詩情を宿した作品をはじめ、ヨーロッパの街角、季節の花々が奏でるどこか懐かしくあたたかな風景をご覧いただきます。版画の温もりとともにお楽しみください。

PROFILE

川西 祐三郎(かわにし ゆうざぶろう)

川西 祐三郎(かわにし ゆうざぶろう)

1923年、版画家 川西英の三男として兵庫県神戸市に生まれる。
1942年、第11回日本版画協会展 初入選(以後毎回出品)。
1968年、ピストイア第2回国際版画ビエンナーレ展に出品(イタリア)。
1985年、国立兵庫教育大学・大学院非常勤講師に就任(〜’88 木版画)。神戸市文化賞 受賞。
1995年、兵庫県文化賞 受賞。
2008年、文部科学大臣より地域文化功労者表彰。
2012年、第66回神戸新聞文化賞 受賞。
2014年、死去(享年90歳)。

本館4階 アートギャラリー

9月10日(水)〜23日(火・祝)
※催し最終日は午後5時終了

チャールズ・ファジーノ来日
3Dアート展

ドジャース・ワールドチャンピオン(縦74×横57cm)

ドジャース・ワールドチャンピオン
(縦74×横57cm)

ニューヨークを拠点に活躍しているポップアーティスト、チャールズ・ファジーノの3Dアート展。世界の街並みを描いた作品や、トム&ジェリー、メジャーリーグとのタイアップ作品など、バラエティーに富んだ色鮮やかで楽しい“飛び出す”世界をぜひご覧ください。

チャールズ・ファジーノ来場
アートサイン会開催

  • ◎9月20日(土)午後2時〜5時

期間中に作品をお買上げいただいた方には、額装の裏側にお名前やご希望をお伺いして、素敵なアートサインをお入れいたします。

PROFILE

チャールズ・ファジーノ

チャールズ・ファジーノ

1955年、アメリカ・ニューヨークに生まれる。
1977年、ニューヨーク・ビジュアル・アート・スクールでファインアートの学士号を取得。
1999年、アメリカ合衆国オリンピック委員会のオフィシャルアーティストに抜擢(現在も継続)。
2001年、NFLスーパーボウル公式アートを制作。
2003年、MLBオールスターゲーム公式アートを制作(現在も継続)。
2004年、第46回グラミー賞公式アートを制作。

9月24日(水)~30日(火)
※催し最終日は午後5時終了

LINDA 螺鈿コレクション

「宝石箱」(幅30×奥行15×高さ27cm)

「宝石箱」
(幅30×奥行15×高さ27cm)

韓国の螺鈿細工(螺鈿漆器、家具など)は、千年の歴史を持つ伝統工芸です。その繊細さと美しさに魅了され、古代から王室で愛用されてきました。アワビ、サザエ、真珠貝・夜光貝などの青貝を一つひとつ切り出して細工を施しました。使われている漆は、強度が高く寿命も永いことが特徴。ほのかで神秘的な光沢をお楽しみください。

賛助作品:朴仁鎬(パクインホ)
重要無形文化財第113号「漆匠」伝授者

※漆塗りの工芸技術を保有した職人を指す名称

PROFILE

朴仁鎬(パクインホ)

2003年、京畿道選定漆塗り 螺鈿漆器部門 受賞。
2004年、第10回全国溫邑(全州)伝統工芸大会大賞 受賞。文化観光部長官賞 受賞。
2006年、京畿道機能競技大会 螺鈿漆器部門審査委員 委嘱。
2007年、第8回韓国漆工芸大会 大賞国務総理賞 受賞。京畿道機能競技大会 螺鈿漆器部門審査委員 委嘱。
2009年、ソウル産業大学院伝統工芸最高位専門家課程 修了。

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 10月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

10月1日(水)~7日(火)
※催し最終日は午後4時終了

-没後50年-
棟方志功 作品展

「志功描くの柵」(縦20.2×横20.2cm、1959年/山懐頌)

「志功描くの柵」
(縦20.2×横20.2cm、1959年/山懐頌)

明治36年、本州の最北端青森市に生を受けた棟方志功。「木版画こそ日本の美だ」との想いからただひたすらに板極道に励みました。その土着的で民族的な作品群は戦後になると、日本人初となる国際的な賞を次々と受賞。日本の国際復帰とともに、世界の美術界に大きな驚愕を与えました。そして20世紀を代表する芸術家“世界のMUNAKATA”になり、現在でもその芸術性は高く評価されています。本展では“日本で生まれ切るモノ”を体現し、20世紀を駆け抜けた板画家・棟方志功の芸業の逸品20余点を一堂に展観します。

PROFILE

棟方 志功(むなかた しこう)

棟方 志功(むなかた しこう)

1903年、青森県青森市に15人兄弟の第6子(3男)として生まれる。
1924年、21歳で油絵画家をめざし上京。
1928年、第9回帝展に油絵「雑園」が初入選。
1936年、第11回国画会展に版画「大和し美し版画巻」を出品し、日本民藝館の蔵品として買い上げられる。これを機に柳宗悦、河井寛次郎, 濱田庄司ら民藝運動の指導者達と知遇を得る。
1945年、富山県西砺波郡福光町に疎開。
1952年、第2回スイス・ルガノ国際版画展に「女人観世音板画巻」を出品し、日本人として初の優秀賞を受賞。
1955年、第3回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展にて版画部門最高賞を受賞(ブラジル)。
1956年、第28回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて国際版画大賞を受賞(イタリア)。
1959年、ロックフェラー財団とジャパン・ソサエティの招待で初渡米。
1970年、文化勲章を授与される。
1975年、永眠(享年72歳)。

10月8日(水)〜14日(火)
※催し最終日は午後4時終了

現代KUTANI 作品展

中田一於「墨地淡青釉裏銀彩撫子文飾皿」(径38×高さ4.5cm)

中田一於「墨地淡青釉裏銀彩撫子文飾皿」
(径38×高さ4.5cm)

四代德田八十吉「彩釉壷 猩々」(直径15×高さ24.5cm)

四代德田八十吉「彩釉壷 猩々」
(直径15×高さ24.5cm)

多田 幸史「幾何紋白金彩碗皿」(直径16×高さ8.5cm)

多田 幸史「幾何紋白金彩碗皿」
(直径16×高さ8.5cm)

色絵磁器の産地、石川県の伝統工芸である九谷焼は、多彩な表現方法が魅力のひとつ。今回は、現在活動中の工芸家を中心に、飾って・使ってお楽しみいただける壷や花瓶、香炉、皿や酒器などをご紹介します。

出品作家
吉田美統、中田一於、田島正仁、
四代德田八十吉、多田幸史、田村星都、
三代仲田錦玉、山近 泰 ほか(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

10月15日(水)〜21日(火)
※催し最終日は午後4時終了

石井宏志 作陶展

「吹墨皿」(直径20×高さ3cm)

「吹墨皿」(直径20×高さ3cm)

染付け技法のひとつである吹墨と墨弾きの技法に取り組んでいます。磁器の持つ白さと染付けの青との対比で美しい作品ができればと思います。それに上絵付けの色絵や赤絵を施しさらに表現が豊かになるような作品を目指しています。花器に限らず食器などにも用いて器として楽しめるものにも取り組んでいます。

石井宏志

PROFILE

石井 宏志(いしい ひろし)

石井 宏志(いしい ひろし)

1955年、兵庫県西脇市に生まれる。
1980年、石川県デザイン展 入選。
1985年、石川県現代美術展 入選。イタリア・ファエンツァ国際陶芸展 入選。中日国際陶芸展 入選。
1986年、金沢美術工芸大学大学院 修了。
1988年、朝日現代クラフト展 入選。
2019年、伝統工芸近畿展 入選など入選多数。
現在、兵庫県工芸作家協会 会員。

10月22日(水)〜28日(火)
※催し最終日は午後4時終了

Jean-Pierre CASSIGNEUL
ジャン・ピエール・
カシニョール展

「立葵」(縦59×横84cm)

「立葵」
(縦59×横84cm)

フランス画壇を代表するアーティストのひとり、大きなつばの帽子をかぶったアンニュイな雰囲気の女性を描いた作品で知られるジャン・ピエール・カシニョール。今回は、1980~90年代に制作されたリトグラフを中心にご紹介します。

PROFILE

ジャン・ピエール・カシニョール

ジャン・ピエール・カシニョール

1935年、フランス・パリに生まれる。
1959年、サロン・ドートンヌ会員に推挙される。
1984年、ニューヨーク、アート・エキスポでリトグラフの個展開催(アメリカ合衆国)。1989年、プランタン銀座にて個展開催(東京)。
1990年、パリのランコム杯のポスター制作。
1993年、ボリショイ・バレエ団の舞台美術と衣装担当。
2005年、画業50周年をむかえ日本全国7ヵ所にて来日記念巡回展開催。
2015年以降アムステルダム、ニューヨーク、ソウル、ロンドン、ワシントンなどにて個展開催。
2020年、フランス、メロエ出版から集大成の「カシニョール画集」発刊。

本館4階 アートギャラリー

10月15日(水)〜21日(火)
※催し最終日は午後5時終了

金澤九谷三代・戸出克彦
作陶展「青と銀の世界」

「釉面銀彩扁壷」(幅17×奥行17×高さ18cm)

「釉面銀彩扁壷」
(幅17×奥行17×高さ18cm)

祖父の代より粘土からの成形と加飾にこだわり、金澤の九谷焼を継承して百年余りとなります。私独自の銀箔を全面にはって焼きつけた釉面銀彩(ゆうおもてぎんさい)の作品とペルシャ青釉の器など、オリジナリティーの高い作品創りを心がけて制作しております。

戸出克彦

PROFILE

戸出 克彦(といで かつひこ)

戸出 克彦(といで かつひこ)

1958年、石川県金沢市に生まれる。初代雅夫、父政志、共に金澤九谷を代表する作家の家庭に育つ。
1979年、京都芸術短期大学(現・京都芸術大学)陶芸専攻科修了。
1983年、日展入選、以降33回入選。
1984年、日本新工芸展 入選。
2017年、「釉面銀彩」にて商標登録。
2024年、日展 特選受賞。
現在、日本新工芸家連盟理事、金沢市工芸協会理事、石川県陶芸協会常任理事。

10月22日(水)〜28日(火)
※催し最終日は午後5時終了

清水英姿 漆芸展

螺鈿蒔絵箱「気配」(幅10.5×奥行10.5×高さ7.2cm)

螺鈿蒔絵箱「気配」
(幅10.5×奥行10.5×高さ7.2cm)

漆芸の道を歩んで47年。蒔絵の独特な技法や材料を用い、身近な自然をモチーフに日々制作してきました。今回、漆器や漆芸を身近に感じていただけましたら幸いです。皆様に“漆器”をお洒落に使うコーディネーターになってもらいたいと心から願っております。

清水英姿

PROFILE

清水 英姿(しみず えいし)

清水 英姿(しみず えいし)

1977年、兵庫県立西宮北高等学校 卒業。
1981年、金沢美術工芸大学工芸デザイン専攻 卒業。人間国宝 大場松魚氏に師事。
1990年、国際花と緑の博覧会 ’90政府館に出品(大阪)。
2001年、石川県現代美術展美術文化大賞 受賞。
2014年、希少伝統産業木工塾講師 福嶋則夫氏に師事、木地を習う。
2015年、金沢駅新幹線待合室オブジェ制作に参加(石川)。
2017年、第50回記念金沢漆芸会展に企画・作品出品(金沢21世紀美術館・石川)。
2019年、キラキラ漆ワールド中村記念美術館に作品出品(石川)。
現在、日本工芸会正会員。北國新聞文化センター蒔絵・金継ぎ講師。

本館9階 催場

10月8日(水)〜13日(月・祝)
※催し最終日は午後5時終了

人間国宝 十四代
今泉今右衛門展

「色絵雪花薄墨墨はじき百合文額皿」(径39.4×高さ6.0cm)

「色絵雪花薄墨墨はじき百合文額皿」
(径39.4×高さ6.0cm)

江戸期から伝わる伝統工芸の手仕事による、現代の輝きの十四代今泉今右衛門の色絵磁器。自然の力を受け入れ、見えにくいところにも手間をかける静謐な美意識をご堪能ください。

PROFILE

今泉 今右衛門(いまいずみ いまえもん)

今泉 今右衛門(いまいずみ いまえもん)

1985年、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科(金工専攻)卒業。
1990年、父・十三代 今右衛門の許、家業に従事。
1998年、日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞を受賞し、正会員に推挙される。
2002年、十四代 今泉今右衛門を襲名。
2009年、紫綬褒章 受章。
2014年、重要無形文化財“色絵磁器”の保持者に認定。
2017年、フランス、「バカラ」社との共同制作“Baccarat meets IMAEMON”を発表。
2020年、日本工芸会 副理事長に推挙される。
2023年、日本陶磁協会賞金賞 受賞。

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。