※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2023年12月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

12月6日(水)~ 12日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

時空を越えて焔彩の神秘 宇野宗甕展

「焔彩」装身具(縦3.9×横6.2×厚さ1.3cm)

宇野家歴代の作品から“焔彩(えんさい)”と称された釉技の作品にスポットをあてます。初代 宇野宗甕が二代 宇野仁松を名乗っていた頃に編み出した独特の釉薬焼成技で、“A thing of Beauty is a Joy forever”と欧米でもしたしまれた珠玉の美しさ。その輝きからアール・ヌーボーに見るような心地よさを再び感じていただけたらと思います。

宇野宗甕

12月13日(水)~ 19日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

第34回 川端紘一展

「冬上高地」(縦54×横72cm)

現場写生は私の絵画に於ける原点であり顔であり続けましたがパンデミック以後変化した制作スタンスが、創作の幅を拡大し新しい展開を強力に押しすすめました。その成果として具現されたのが今回の展示であると感じております。私は今、自身を開拓しつづける喜びに浸っております。

川端紘一

12月20日(水)~ 31日(日)
※催し最終⽇は午後4時終了

阪本トクロウ展
ロードサイド

「桜」(縦45.5×横45.5cm)

日常の何気ない風景や四季を感じる風景から“視点”そのものを純粋に抜き出し、今の時時を描き続ける阪本トクロウ。「世界を純粋に見る“眼”であれば良い」と語る作家の最新作、約20数点で、今を感じてください。

12月20日(水)~ 31日(日)
※催し最終⽇は午後4時終了

新年を彩る
―アートな暮らし―

新しい年を彩る6組の作家によるアートをご紹介。絵画や彫刻、ガラス、灯りなど、それぞれの世界で活躍する作家による暮らしと心を豊かにする作品たちです。永く愛することができる作品との素敵な出会いが、ありますように。

<出品作家>
榎並和春(絵画)、大須賀昭彦・和子(ステンドグラス、ランプ)、大場冨生(版画)、小西潮(ガラス)、藤岡孝一(木彫)、和田隆彦(鍛造)(50音順)

榎並和春 「相棒」(F8)

大須賀昭彦・和子「N59吊下 赤」
(高さ52cm)

大場冨生「バンボレオ」
(サイズ縦65×横85cm)

小西潮
「レース市松注器」
(幅12×奥行9×高さ13cmつるを含む)
「レース盃」(径7×高さ4cm)  

藤岡孝一「Long journey」
(幅18×奥行9×高さ32cm)

和田隆彦「ワインラック」
(幅43×高さ40cm)

2024年1月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

1月2日(火)~9日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

~鮮やかなる墨蹟の世界~
名僧高僧墨蹟展
併催 比叡山延暦寺特集

比叡山延暦寺 観明院住職
宮本祖豊「道」(本紙:縦56×横32cm)

禅の言葉には私たちが心豊かに生きる知恵がこめられています。新春の美術画廊では、日本を代表する各宗派の名僧高僧による墨蹟をご紹介。同時に、比叡山延暦寺の千日回峰行者藤波源信大阿闍梨、十二年籠山行者宮本祖豊住職による作品も展覧します。また、今回特別に宮本祖豊住職揮毫の干支画賛(画:西村欣魚氏)の額付き色紙を10枚限定で販売。この機会にぜひご覧ください。

1月2日(火)~9日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

久保田唯心・御季代・唯阿
第40回 木彫
福乃神・福の仏展

久保田唯阿作「玉取龍」
(幅10×奥行28×高さ11cm、樟)

新しい年、みなさまに福が訪れますようにと思いを込めてお届けする本展も回を重ねて40回目となります。久保田唯心・御季代・唯阿による“こころに寄りそう やさしい和の木彫”をお楽しみください。1500年の歴史を誇る仏師の技法を礎とした仏像はもちろん、節句の置物、茶道具など50余点が一堂に会します。

1月10日(水)~16日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

輪島 瀬戸國勝 漆展

「飛びかんな鉢」(直径24.5×高さ6.4cm)

毎日を身構えて過ごした日々。戻ってきた日常に前より少し手にとって優しい、口にして楽しい、一歩進めた器達を連れて行きます。ぜひご高覧ください。
瀬戸國勝

1月17日(水)~23日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

嵯峨 卓
鍛金の仕事展

「Chick Penguin ~炭酸ジェット~」
(幅15×奥行23×高さ28cm)

金属の棒や板を金鎚で叩き成形する金属工芸の技法のひとつ、鍛金技法で制作する嵯峨 卓。 ペンギンやカエルなどの“いきもの“をモチーフに、細部にまでこだわって表現したユーモラスで可愛らしい表情の作品をはじめ、暮らしを潤す花器や燭台など約50点をご紹介します。

1月17日(水)~23日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

山本修・三千代
木漆・染絵展

「凹スツール」
(幅85×奥行29×高さ52×座面高40cm、欅)

木の性質や木目の美しさを活かして製作した家具や小物を拭き漆で仕上げる山本修。麻布に自然の草花文様を手描きで染める山本三千代。目で見て楽しく、使ってみて愛着が増す家具や木工小品、染絵額など、約120点が揃います。

1月24日(水)~30日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

中埜暢人・朗子
木工・截金展

截金飾筥「曙光」(径13.5×高さ14cm)

紫檀・桑・欅・黒柿などを素材に、轆轤の技術による木地作りから截金技法による仕上げまでふたりで一貫制作しています。主に宗教美術に用いられる截金技法を日々の暮らしの中でも身近に楽しんでいただけるように、飾箱や茶道具の他、額や皿などの小物やアクセサリーを出品いたします。木の温もりと截金の繊細な美のコラボレーションをご覧いただきたいと思います。
中埜暢人・朗子

1月24日(水)~30日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

伊藤博敏展
「無垢の噺(むくのはなし)」

「口の堅い奴ら」
(本体:幅10×奥行12×高さ17.5cm)

石は一億年の物語を秘めながら、私たちの目の前に何気なく転がっています。私はずっと石に関わりながら、そんな石たちの語る噺を形にしてきました。堅く冷たい石の素材感を変えて、日常的な物語を埋め込んでいきます。新たな年の初め、異世界への扉を開いた石たちに会いに来てください。

伊藤博敏

1月31日(水)~2月6日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

木漆芸50周年記念
松崎融 木漆芸展

「黒漆朱象嵌丸盆」(径42.5×高さ2.6cm)

木を彫り、漆を塗り重ねるという単純な技法を五十年続け、漆の重なり合うことで出来る紋様の面白さがやっと形になって来たような気がしています。人工が自然工にと願っています。お手に取り、楽しんでいただければ幸いです。

松崎融


9階 阪急うめだギャラリー

1月11日(木)~17日(水)
※催し最終⽇は午後5時終了

現代加賀九谷作家展

山本篤 「黄磁釉 水指(冬三日月)」
(径20.5×高さ17.0cm)

山本秀平「白砡描割龍図香炉」
(径14.5×高さ17.5cm)

加賀九谷陶磁器協同組合の13名と、九谷焼伝統工芸士会の13名、山中漆器1名による作品展です。明治元年から継承される「青泉窯」に残された“型打ち”の型を使い、今に再現された作品をはじめ、戦前に残されていた素焼きの作品が発見され、これを仕上げた貴重な作品などを展示販売します。

出品作家
[加賀九谷陶磁器協同組合]
山本篤、山本長左、山本芳岳、北出太郎、堀江祐夫子、山本高寛、山本大輔、苧野直樹、前田昇吾、山本浩二、山本秀平、寺前瑛生、米谷彰能
[九谷焼伝統工芸士会]
𠮷田美統、福田良則、福島武山、宮本直樹、山口義博、山中國盛、美山富、宮本晄、宮腰徳二、浅蔵一華、三ッ井達也、木戸優紀子、石冨俊二郎
[山中漆器]
針谷祐之
(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。