※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2024 11月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

11月20日(水)~26日(火)
※催し最終日は午後4時終了

栗原莞爾 展
-W H A T E V E R-

「Waves of Kobe」(P15号)

「Waves of Kobe」(P15号)

2022年、東京藝術大学卒業・修了作品展で熱転写シートを絵の具代わりに用いて、現実とデジタルが混在した都市作品を発表し、センセーショナルな登場をした栗原莞爾。“現代都市の本当の姿を感じてほしい”というコンセプトのもと、鮮やかな色彩による力強い表現で注目を集めています。2023年には次世代の芸術家を紹介するテレビ番組『ブレイク前夜』に出演。今展では、情報を敏感にキャッチし、時代を切り取る手法で神戸を表現した作品も発表します。今までにない新しい美の価値観を示した、現代アーティスト、栗原莞爾の神戸での初個展、どうぞご期待ください。

PROFILE

栗原 莞爾(くりはら かんじ)

栗原 莞爾(くりはら かんじ)

1993年、神奈川県に生まれる。
2018年、多摩美術大学 絵画学科 油画専攻 卒業。
2021年、「第8回未来展」(日動画廊)出展。
2022年、東京藝術大学大学院 芸術学科 美術教育研究室 修了。第70回 東京藝術大学卒業・修了作品展「早暁賞」受賞。
2023年、個展「-The Ways of Seeing the Space of Nothingness-」開催(新宿髙島屋)。「ART SHOW GINZA ONBEAT MITSUKOSHI」出展(銀座三越)。ブレイク前夜展in金沢「秋元雄史セレクション~ブレイク前夜」出展。KOBE ART MARCHÉ’24 出展。
2024年、個展 -Orchestration- ART GALLERY UMEDA開催(大丸梅田店)。「ブレイク前夜展2024」artglorieux of tokyo 出展(GINZA SIX )。「ブレイク前夜展2024 in OSAKA」出展(ART GALLERY UMEDA) 。

本館4階 アートギャラリー

11月20日(水)~12月3日(火)
※催し最終日は午後5時終了

アレッサンドロ・ビオレッティ
絵画展

「無題」(縦90×横70cm)

「無題」(縦90×横70cm)

生粋のイタリア人ながら、日本文化をこよなく愛するアレッサンドロ。主に円形で構成され、丸みから感じられる柔らかい雰囲気に、明るいカラーリングが合わさることで、個性的で一目見て印象に残るイラストやキャラクターを制作しています。2022年「もっとワクワクする神戸・三宮へ 」の広告のメインビジュアルを手がけ、そのイラストが三宮の多くの場所に掲載されたことで神戸との縁が深まりました。彼が描く“POP・PRETTY・FUNNY”な世界観をお楽しみください。

PROFILE

アレッサンドロ・ビオレッティ

アレッサンドロ・ビオレッティ

1986年、イタリア・トリノに生まれる。
2005年、美術学校を卒業し初来日。日本での大冒険が始まる。
2014年、小学館より絵本『みつけてアレくん!せかいのたび』を出版。
2015年、日本に移住し、イラストレーターの道を歩む。
2016年、フリーランスイラストレーターとしての活動の傍ら、デザイン事務所に勤務。
2019年、イラストレーターとして独立。
2020年、東京イラストレーターズ・ソサエティ(TIS)の会員になる。
2022年、「マーク ジェイコブス」(MARC JACOBS)が手掛ける「BOOKMARC東京」で個展「ARE YOU A REBEL?」を開催。
2023年以降、クライアントワークを広めつつ、アートワークの制作も大切にし、日本各地で多数の展示会を開催。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2024 12月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

11月27日(水)〜12月3日(火)
※催し最終日は午後4時終了

宮尾洋輔 展

フロートガラス「波の一片」(幅68×奥行12×高さ40cm)

フロートガラス「波の一片」
(幅68×奥行12×高さ40cm)

主にフロートガラス(=窓板ガラス)を素材として作品を制作する宮尾洋輔。ガラスの肌の美しさを求めて、型は使わず重力を使って作る自然でしなやかな三次元のカーブが特徴的です。600度以上の炉の中に設置されたガラスを、高度な技術と感性を駆使して作り上げた理想の造形美をご覧ください。

PROFILE

石井 宏志(いしい ひろし)

宮尾 洋輔(みやお ようすけ)

1972年、東京都に生まれる。
1997年、多摩美術大学デザイン科立体デザイン専攻クラフトデザイン専修 卒業。
1999年、多摩美術大学大学院美術研究科 修了。
2007年、多摩美術大学工芸学科非常勤講師となる(〜’12)。
2010年、冨樫葉子と共に宮冨ガラス工房設立。
2014年、「 New Glass Review 35」入選 (米・Corning Museum of Glass)。
2015年、工芸都市高岡クラフトコンペティション グランプリ 受賞。神奈川県美術展工芸部門 大賞。
2018年、聖徳寺別館エントランスに作品設置(神奈川)。
2022年、深川不動尊に、クリスタル製五具足を制作(東京)。

12月4日(水)〜10日(火)
※催し最終日は午後4時終了

―美の饗宴―
近代日本の画家たち展

「高島野十郎
							「イタリヤの海 ヴェニス近海 キョジャ漁村」
							(縦60.6×横45.5cm、キャンバスに油彩)

高島野十郎
「イタリヤの海 ヴェニス近海 キョジャ漁村」
(縦60.6×横45.5cm、キャンバスに油彩)

明治の開国とともに押し寄せた欧米文化は、日本画壇にも大きな影響をおよぼしました。今回は、その明治から平成にかけて、新たな時代に相応しい日本の絵画の可能性を模索した画家たちの作品を網羅し、足跡を追います。

出品作家
竹内栖鳳、横山大観、川合玉堂、上村松園、梅原龍三郎、高島野十郎、中川一政、林武、小磯良平、三岸節子、棟方志功 ほか
(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

12月11日(水)〜17日(火)
※催し最終日は午後4時終了

―The Great Mountain―
三神慎一朗展

「Great Mountain -Blue Circle-」					
							(縦53.0×横72.7cm)

「Great Mountain -Blue Circle-」
(縦53.0×横72.7cm)

東京藝術大学で宮田亮平氏に鍛金を学んだ三神慎一朗。今回は、新たに赤富士と青富士が加わった代表作の富士山“Great Mountain”シリーズや鳥を描く“Brave Bird”シリーズ、さらに銅・鉄・ステンレスで造形し、金箔、銀箔を施したオブジェなどもご紹介します。

PROFILE

西三神 慎一朗(みかみ しんいちろう)

三神 慎一朗(みかみ しんいちろう)

1977年、埼玉県に生まれる。
2002年、アート・ミーツ・アーキテクチャーコンペティション優秀賞 受賞。
2006年、東京藝術大学大学院工芸専攻鍛金研究分野 修了。
2011年、アートスロープ 出展(西武渋谷店)。
2014年、東京藝術大学工芸科助教(〜’17)。
2015年、第54回日本現代工芸美術展現代工芸新人賞 受賞。
2017年、第56回日本現代工芸美術展現代工芸賞 受賞。
2023年、神戸阪急にて個展開催。
現在、無所属、東京都在住。

12月18日(水)〜31日(火)
※催し最終日は午後4時終了

籔内佐斗司ブロンズ展

「おきあがり童子」幅7.9×奥行8.5×高さ13.3cm)

「おきあがり童子」
(幅7.9×奥行8.5×高さ13.3cm)

神戸阪急美術画廊の年末を飾る恒例の展覧会。現在は、奈良県立美術館館長を務めるなど、多岐にわたる分野で活動する彫刻家、籔内佐斗司のブロンズ作品をご紹介します。文化財の保存修復に携わった経験を活かした独自の造形、どこか懐かしく豊かな精神世界を表現したユーモアに満ちた作品をどうぞお楽しみください。

籔内 佐斗司(やぶうち さとし)

1953年、大阪府大阪市に生まれる。
1980年、東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻、澄川喜一研究室 修了。
1982年、同学大学院美術研究科保存修復技術研究室勤務(〜’87)。
2003年、「倉吉:緑の彫刻賞」受賞。
2004年、東京藝術大学大学院文化財保存学教授に就任(〜’21)。
2008年、平城遷都1300年祭公式マスコットキャラクター「せんとくん」発表。
2021年、奈良県立美術館館長、ミスパリ学園付属ビューティー&ウエルネス研究所所長に就任。

本館4階 アートギャラリー

12月4日(水)〜17日(火)
※催し最終日は午後5時終了

Japanese Contemporary
Art Writers 展

 KYNE&Nonchelee「Untitled 2023」(縦64.1×横53.9cm)

KYNE&Nonchelee「Untitled 2023」
(縦64.1×横53.9cm)

現在、美術界を席巻している現代アート。中でも海外で活躍中のアーティストや今後が期待される日本のアーティストの作品をご覧いただきます。

出品作家
村上隆、花井祐介、松岡亮、KYNE&Nonchelee ほか
(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

12月18日(水)〜31日(火)
※催し最終日は午後5時終了

The Selects vol.4

篠田桃紅「CALM」(リトグラフ+手彩色、縦29×横21cm、ED45)

篠田桃紅「CALM」
(リトグラフ+手彩色、縦29×横21cm、ED45)

上村松篁「花」(リトグラフ、縦53×横38.3cm、ED200)

上村松篁「花」
(リトグラフ、縦53×横38.3cm、ED200)

カトラン「あじさい」(リトグラフ、縦27.5×横26cm、ED150)

カトラン「あじさい」
(リトグラフ、縦27.5×横26cm、ED150)

圧倒的な存在感と卓越した構図、心に訴えかける色彩で数多くの人を魅了し、今もなお絶大なる人気を誇る巨匠作家による版画作品、約30点をご覧いただきます。

出品作家
ポール・アイズピリ、
ベルナール・カトラン、
アンドレ・ブラジリエ、
ベルナール・ビュフェ、上村松篁、
岡本太郎、篠田桃紅 ほか
(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

本館9階 催場

11月27日(水)~12月2日(月)
※催し最終日は午後5時終了

和田 的 展
―白い道― 

白器「すー⤴っ」(径39.5×高さ18.4cm)

白器「すー⤴っ」
(径39.5×高さ18.4cm)

線1本を彫ることで生まれる、光と影のコントラストを追求する作家、和田的。直線と曲線が織りなすシャープな彫刻的造形は、厚く轆轤で挽いた素地を完全に乾燥させて特注のカンナで彫り進め、焼成後に作品を磨き上げることで完成します。鋳込みでは生まれない超絶技巧の手仕事をぜひご覧ください。

PROFILE

和田 的(わだ あきら)

和田 的(わだ あきら)

1978年、千葉県に生まれる。
2001年、文化学院陶磁科 卒業、上瀧勝治に師事。
2005年、独立、日本工芸会正会員に認定される。
2007年、文化庁新進芸術家海外研修員(パリ)、新作陶芸展 日本工芸会賞 受賞。
2011年、パラミタ陶芸大賞展 大賞 受賞。 2016年、現代茶陶展 TOKI織部大賞 受賞。 2017年、日本伝統工芸展 東京都知事賞 受賞、菊池ビエンナーレ 大賞 受賞。
2020年、日本陶磁協会賞 受賞。
2023年、個展(益子陶芸美術館・栃木、佐倉市立美術館・千葉)。
2024年、備前・現代陶芸ビエンナーレ 金賞 受賞。

12月12日(木)〜17日(火)
※催し最終日は午後5時終了

SUBLIMATION
COLORZ in JAPAN
コロース来日展

コロース 「SUBLIMATION」(縦128×横59cm)

コロース
「SUBLIMATION」(縦128×横59cm)

コロース 「RUBIFICATION」(縦124×横68cm)

コロース
「RUBIFICATION」(縦124×横68cm)

4回目となる現代美術展は、フランスのグラフィティアートの旗手、コロースにスポットを当てます。コロースは、1972年に生まれ、1987年以降、パリや郊外の壁にスプレー画やグラフィティを描き始め、その後、ジャクソン・ポロックやゲルハルト・リヒターなど抽象表現主義の影響を受けた作家として注目されています。複雑に絡み合った色彩と質感による抽象画は、時として爆発的であり、時として抑制的。コロースの発するインスピレーションを見事に表現し、色彩のエネルギーが画面を通じ発せられています。初来日となる今展では、ライブペイントを開催。また海外の現代アート作家の作品もあわせてご紹介します。ぜひ、この機会にご覧ください。

出品作家
コロース、ジョディボナ、Prefab77、Jun oson、MAW ほか(順不同) 
※出品作家は変更になる場合がございます。

コロース来場日
12月14日(土)・15日(日)
ライブペイント
12月15日(日)午後2時~(約60分)

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。