※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 6月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

6月18日(水)~24日(火)
※催し最終日は午後4時終了

野入セレクション
えとやきもの展

横山大観「不二霊峰」(縦33×横47.8㎝、絹本)

横山大観「不二霊峰」
(縦33×横47.8㎝、絹本)

日本画、国内海外の洋画、陶磁器など、様々な分野から、神戸阪急で長年美術に携わってきた野入がセレクション。解説も交えてご紹介します。心を潤す作品との出会いをお楽しみください。

出品作家
日本画:横山大観、田渕俊夫、海老洋
洋画:ルノワール、髙島野十郎
陶磁器:板谷波山、加藤唐九郎
※出品作家は変更となる場合がございます。

6月25日(水)〜7月1日(火)
※催し最終日は午後4時終了

Streams-海の流れ、風の気配
曵地聡美 日本画展

「Blue night」(F30号)

「Blue night」(F30号)

風に揺れる花に大いなる大気の流れを感じ、群れ泳ぐ海の生物には壮大な海流をイメージして現代的な色彩で表現する日本画家、曵地聡美。自身の心に秘めた想いを込めた新作20余点を展観します。

PROFILE

曵地 聡美(ひきち さとみ)

曵地 聡美(ひきち さとみ)

1988年、愛知県に生まれる。
2014年、東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻 卒業。 第二回小泉淳作記念 鎌倉芸術祭日本画公募展 東大寺賞 受賞。
2016年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画 修了。有芽の会出展(以降毎年、西武アート・アートフォーラム・東京)。日本更生保護女性連盟会長賞 受賞。神山財団第二回奨学生成果展 神山理事長賞 受賞。
2023年、阿弥陀寺天井画制作参加 奉納(福島)。 植田八幡宮「龍図」奉納(愛知)。
現在、日本美術院院友。

本館4階 アートギャラリー

6月11日(水)〜24日(火)
※催し最終日は午後5時終了

ジャネット・ルール 絵画展
~フランス・ブルターニュ地方の
優しい光と風~

「バン・デ・ブルターニュへと続く道」(縦36×横49cm)

「バン・デ・ブルターニュへと続く道」
(縦36×横49cm)

フランス北西部 ブルターニュ地方の自然や人々の営みを描く画家、ジャネット・ルール。英国出身ながらブルターニュの美しさに魅せられ、長年フランスで活動を続けています。印象派の流れをくむルールは、風景や海景、静物を中心に、こどもたちの遊ぶ姿や花々、自然の光と影などを表現。「どのような土地であっても、その長い歴史の中で、さまざまな出来事を内包しています。私はその土地を描くとき、それらのすべてを感じ、自分のフィルターを通しながら、幸せなシーンに焦点を合わせていくのです。」と語るルールの作品からは、日常の中にある小さな幸せが感じられます。

PROFILE

ジャネット・ルール

ジャネット・ルール

1942年、英国・ロンドンに生まれる。4歳の頃から絵画に関心を示す。
1960年、チェルシー美術学校に入学。学校を修了後、工芸デザイン会社を設立。ロンドンにある美術商のもとでビクトリア美術の修復家としても活動した。
1970年代、熱烈なコレクターの声に応え、30代半ばより絵画に専心。
1988年、ブリストルで初の個展を開催(英国)。米国、ヨーロッパ各地に展開。
1996年、ロンドンの老舗デパート、ハロッズにて絵画展開催(英国)。
1998年、初来日。好評を博す。以降、日本各地で個展を行う。
2000年、多くの企業が自社カレンダーにルールの作品を起用し始める。
カレンダー掲載
セントラル硝子、リレント化粧品、エクソンモービル、東亞合成 など。

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 7月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

7月2日(水)〜8日(火)
※催し最終日は午後4時終了

小品絵画の魅力展

東山魁夷「雪國」(縦27.4×横24㎝)

東山魁夷「雪國」(縦27.4×横24㎝)

横山大観「不二」(縦18×横24㎝)

横山大観「不二」(縦18×横24㎝)

日本画、洋画の大家の作品から身近で親しみやすい小品を集めました。色彩感覚や空間処理、構図など、小品特有の魅力をお楽しみください。

出品作家
牛島憲之、鏑木清方、小磯良平、竹内栖鳳、
中村正義、東山魁夷、横山大観 ほか
(五十音順)
※出品作家は変更になる場合がございます。

7月9日(水)~15日(火)
※催し最終日は午後4時終了

~ダチョウから風神雷神図まで~ 福井江太郎 日本画展

「調(チョウ)」(F8号)

「調(チョウ)」
(F8号)

世界を舞台に活躍する日本画家、福井江太郎。今展では、代表作のダチョウ、菖蒲、薔薇などのモチーフに加え、2013年、箱根・岡田美術館での巨大壁画制作で注目された「風神雷神図」をさらに深化させて描かれた作品を初展観します。ぜひ、この機会にご覧ください。

PROFILE

福井 江太郎(ふくい こうたろう)

福井 江太郎(ふくい こうたろう)

1969年、東京都に生まれる。
1994年、多摩美術大学大学院美術研究科 修了。
2003年、平成15年度文化庁買上げ優秀美術作品に「阿・」が選ばれる。
2006年、春の叙勲褒章にて紺綬褒章 受章(’13年)。
2010年、ニューヨークチェルシーアートミュージアムで日本画家初の個展を開催(アメリカ合衆国)。
2013年、巨大壁画「風神雷神図 風・刻」完成(岡田美術館・神奈川)。
2019年、四代目 市川翠扇襲名記念扇面 制作。
2022年、十三代目市川團十郎白猿襲名披露記念公演祝幕 制作。
現在、東京とニューヨークにアトリエを構え、世界的に活動中。

7月16日(水)~22日(火)
※催し最終日は午後4時終了

洋画秀作展

伊藤清永「花」(F8号)

伊藤清永「花」(F8号)

日本の洋画界を支えた巨匠の作品を集めました。画面の中に凝縮され、洗練された意匠の数々、個性的で魅力的な作品をぜひお楽しみください。

出品作家
伊藤清永、香月泰男、絹谷幸二、小磯良平、
中川一政、中畑艸人 ほか
(五十音順)
※出品作家は変更になる場合がございます。

7月23日(水)〜29日(火)
※催し最終日は午後4時終了

小森隼人 展
-そこに在るものたち-

「檸檬・青い器」(縦57×横54.4cm)

「檸檬・青い器」(縦57×横54.4cm)

北窓から入る柔らかな光の中でゆっくりと筆を進めます。檸檬や静物の持つ瑞々しさ・構造は描いていて飽くことはありません。対象の持つ複雑で美しい造形を、少しカタチを変えながら画布の上に表現していきます。描く中で時折とても心地よい筆致・表現に出逢うことがあります。多くの場合描き進める中で消えてしまう痕跡・描写の質や美しさが、私の作品を本質的に支えているのだと思います。

小森隼人

PROFILE

小森 隼人(こもり はやと)

小森 隼人(こもり はやと)

1985年、島根県松江市に生まれる。
2008年、奈良芸術短期大学 専攻科洋画コース 修了。
2009年、第85回白日会展 初出品 佳作賞 受賞(以降出品、’12白日賞 受賞 会友奨励賞 受賞、’13関西画廊賞 受賞、’17アートもりもと賞 受賞)。
2016年、「創と造」出品(〜’20、五都美術商連合会・東京美術倶楽部ほか)。
2017年、現代の写実 -映像を超えて- 出品(東京都美術館)。
2018年、小森隼人展 -光の在処- 開催(アートフェア東京、春風洞画廊・東京)。
2019年、小森隼人油彩画展「So Silent」開催(神戸阪急・兵庫)。
2021年、-光の痕跡-小森隼人展 開催(アートフェア東京、春風洞画廊・東京)。
2023年、小森隼人展 silent light 開催(日本橋髙島屋・東京)。
現在、白日会会員。

本館4階 アートギャラリー

6月25日(水)〜7月8日(火)
※催し最終日は午後5時終了

宮嶋結香 展
つながる

「繋がり」(縦30×横32cm)

「繋がり」(縦30×横32cm)

動物や風景をモチーフに、感情の探求や、さまざまな記憶を辿る作品を発表する宮嶋結香。米袋を中心とした古紙を使って素材の質感も大切に描いています。

PROFILE

宮嶋 結香(みやじま ゆうか)

宮嶋 結香(みやじま ゆうか)

1985年、福島県に生まれる。
2009年、女子美術大学芸術学部美術学科版画コース 卒業。
2015年、HB Gallery File Competition Vol.26 特別賞 受賞。
2016年、HB Gallery File Competition Vol.27 大賞 受賞。
2018年、利根山光人記念大賞展準大賞 受賞。
2023年、柳沢画廊にて個展開催(埼玉)。
2024年、利根山光人記念美術館にて個展開催(岩手)。
2025年、art Truthにて個展開催(神奈川)。
その他、個展、グループ展多数。

7月16日(水)〜29日(火)
※催し最終日は午後5時終了

生田宏司 銅版画展

「翡翠飛翔」(縦15×横25cm、カラーメゾチント)

「翡翠飛翔」
(縦15×横25cm、カラーメゾチント)

17世紀にヨーロッパで生まれたメゾチントはフランス語で黒の技法(マニエール・ノワール)と呼ばれ、黒から白に至る諧調がとても美しい技法です。生田宏司の表現する梟の羽毛、猫の毛など、ビロードのような質感と繊細さは息づかいが聞こえそうなほど生き生きとしています。

PROFILE

生田 宏司(いくた こうじ)

生田 宏司(いくた こうじ)

1953年、山形県鶴岡市に生まれる。
1976年、多摩美術大学 絵画学科日本画専攻 卒業。加山又造、上野泰郎、堀文子に学ぶ。在学中より独学で銅版画を制作。
1994年、東北芸術工科大学 非常勤講師 就任(~’02)。
1995年、土屋文化振興財団助成金 受賞(千葉)。
2001年、ゴルツ美術館にてフランス初の個展開催。フランス蔵書票協会会長ジャン・フランソワ・シャサン氏に認められ、フランス国内各地にて個展開催(以降毎年)。
2002年、ドービニー美術館にて個展開催(オーベルシュルオアーズ・フランス)。
2003年、ミュゼハマグチにて「浜口陽三の作品を刷る」の依頼があり、実演を実施。
以後海外・国内で受賞多数。
2025年、ドービニー美術館にて展覧会開催中(フランス)。
パブリックコレクション
スミソニアン博物館サックラーギャラリー(アメリカ合衆国)、クラコフ国立美術館(ポーランド)など海外・国内に多数。

本館9階 催場

7月16日(水)〜21日(月・祝)
※催し最終日は午後5時終了

作陶35周年記念
赤絵細描 米久和彦展

「吉祥瑞神 鳳凰」(幅23.5×奥行12×高さ27.5cm)

「吉祥瑞神 鳳凰」
(幅23.5×奥行12×高さ27.5cm)

赤絵の仕事を始めたころ、一目惚れした鳳凰の生地を2体だけ手に入れました。しかし30年という時間を経過すると九谷の地でも、時代の流れで作り手がいなくなり同じものが手に入らなくなりました。先代たちが作り上げた素晴らしい造形を現代にも遺していきたいと思い、思い切って生地を復刻することにしました。光り輝く未来という遠くを見守り続けるような佇まいを、繊細な赤絵細描で描くことによって凛とした鳳凰の品格と華やかさを表現することができた作品になりました。

米久和彦

PROFILE

米久 和彦(こめきゅう かずひこ)

米久 和彦(こめきゅう かずひこ)

1968年、石川県能美市(旧根上町)に生まれる。
1990年、金沢美術工芸大学 美術学科 油絵科 卒業。
1992年、石川県立九谷焼技術研修所 専門コース 卒業。
1996年、米久窯を自立、自営の道に入る。
2001年、この年より全国各地にて個展開催。
2011年、ウェスティンホテル東京 日本料理 「舞」にて花と器と宴「四季の彩り」開催。
2012年、金沢しいのき迎賓館「NIPPONを祝う」テーブルコーディネートに参加。
2013年、静岡世界お茶まつり2013にて現代のO-CHA道具作品展に招待出品。
2020年、ザ・キャピトルホテル東急 山王スイートにて作陶30年記念展開催(東京)。
2023年、青彩細描を発表。

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。