※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 11月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

10月29日(水)~11月4日(火)
※催し最終日は午後4時終了

廣岡元紀 洋画展
-静寂の戯れ-

「ぬいぐるみのワニ4頭とクレパスの沼」(縦60.6×横91cm)

「ぬいぐるみのワニ4頭とクレパスの沼」
(縦60.6×横91cm)

玩具のフォルムや色に愛らしい造形美を感じ、様々な玩具をモチーフに描く廣岡元紀。余白の美を意識した空間構成で独自の緊張感と心地よい静けさを感じさせる画風で魅了します。“かわいい”をテーマに描かれた約15点の作品をお楽しみください。

PROFILE

廣岡 元紀(ひろおか げんき)

1988年、大阪府に生まれる。
2013年、広島市立大学大学院博士前期課程芸術学研究科絵画専攻(油絵) 修了。
2015年、新生絵画賞展2015 入選(新生堂・東京)。
2017年、美術新人賞デビュー2017 入選(フジヰ画廊・東京)。
2018年、UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2018 出展(ハービスホール・大阪)
2020年、第2回K写実洋画コンクール最優秀賞 受賞。
2023年、美術新人賞デビュー2023 入選(泰明画廊・東京)。
2024年、KOBE ART MARCHÉ ’25 出展(神戸メリケンパークオリエンタルホテル・兵庫)。
2025年、廣岡元紀・間瀬由加里 二人展 開催(ジェイアール名古屋タカシマヤ・愛知)。
現在、神戸市在住。

11月5日(水)~11日(火)
※催し最終日は午後4時終了

琴浦窯 和田泰明
茶陶展

「色絵熨斗茶碗」(径12.7×高さ8.3cm)「窯変粉引茶碗」(径13×高さ7.5cm)

左から
「色絵熨斗茶碗」(径12.7×高さ8.3cm)
「窯変粉引茶碗」(径13×高さ7.5cm)

琴浦窯は1911年(明治43年)に創業、和田桐山が屋号です。初代が創業した当時から今も変わらず陶器、磁器の両方を様々な技法で制作しております。兵庫県尼崎の工房には電気窯、ガス窯、1999年には、山梨県八ヶ岳南麓に登り窯と楽窯を移築。現在2拠点にて制作に励んでおります。色絵の茶碗は豪華な熨斗の絵付け作品。粉引の茶碗は登り窯にて焼成した作品です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

和田 泰明

PROFILE

和田 泰明(わだ ひろあき)

和田 泰明(わだ ひろあき)

1974年、四代和田桐山の長男として兵庫県に生まれる。
1975年、琴浦窯にて作陶開始。
2006年、大丸心斎橋店にて父子展 開催(大阪)。窯道具に関する特許取得。
2007年、トキハ本店にて初個展 開催(大分)。桐山父子展 開催(フランス・パリ)。以後全国各地にて個展やグループ展を開催。
2024年、裏千家出入り方 百十会(ももとかい)への入会を許される。茶名 宗泰を拝受。

11月12日(水)〜18日(火)
※催し最終日は午後4時終了

村岡貴美男 展
無意識の潜むかたち

「風の揺らぎ」(縦30×横41cm)

「風の揺らぎ」(縦30×横41cm)

“日本画”の枠を超えた独自の世界観を発表し、海外からの評価も高まる村岡貴美男。今展では無意識に潜む創造性に着目して制作された芸術的なタブローと異素材の組合せからなる作品を中心にご覧いただきます。

PROFILE

村岡 貴美男(むらおか きみお)

村岡 貴美男(むらおか きみお)

1966年、京都府に生まれる。
2000年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程 美術専攻日本画研究領域 満期終了。
2001年、有芽の会法務大臣賞 受賞。
2004年、再興第89回院展足立美術館賞 受賞。
2005年、再興第90回院展日本美術院賞 受賞。
2010年、再興第95回院展大観賞 受賞。
2020年、再興第105回院展文部科学大臣賞 受賞。
2021年、再興第106回院展内閣総理大臣賞 受賞。
2022年、画集『秘儀荘』刊行(’24、中国版刊行)。
2024年、ブルネイ王室王子ご成婚の記念肖像画 受注制作。
2025年、画集『KIMIO MURAOKA』11月に刊行予定(The Guide Artists社・スペイン )。北京国際美術ビエンナーレに出展予定。

11月19日(水)〜25日(火)
※催し最終日は午後4時終了

橋本誠 やきもの展

「ミタマ」(幅22×奥行16×高さ22cm)

「ミタマ」
(幅22×奥行16×高さ22cm)

行って来い式のオリジナルの穴窯で、6日間焼いた、窯変のやきものです。命の始まりをイメージした作品や、宇宙の始まりをイメージした作品です。ぜひ、ご覧ください。

橋本 誠

PROFILE

橋本 誠(はしもと まこと)

橋本 誠(はしもと まこと)

1943年、兵庫県神戸市に生まれる。
1962年、神戸市立葺合高等学校 卒業。
1963年、20歳で画家を志して上京。
1968年、25歳の時、東京・三鷹で焼物を始める。
1974年、焼物のプロを目指し栃木県日光市に移る。
1983年、六窯目の窯を築き現在に至る。

11月26日(水)〜12月2日(火)
※催し最終日は午後4時終了

西洋絵画展

ユトリロ「アブルヴォワール通り モンマルトル」(P8号)

ユトリロ「アブルヴォワール通り モンマルトル」
(P8号)

西洋絵画はレオナルド・ダ・ヴィンチなど巨匠が遠近法や陰影法を発展させ、その後印象派、象徴主義、ピカソたちが代表するキュビズムなど時代とともに変化してきました。光のコントラストや画面いっぱいに広がる豊かな表現をお楽しみください。

出品作家
ユトリロ、ルオー、ヴラマンク、ピカソ、
藤田嗣治、荻須高徳など(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

本館4階 アートギャラリー

10月29日(水)〜11月11日(火)
※催し最終日は午後5時終了

版画だけの現代アート展

Nick Walker 「The Essence,2023」(縦61×横61cm、スクリーンプリント)

Nick Walker 「The Essence,2023」
(縦61×横61cm、スクリーンプリント)

「Vandal」シリーズなどで知られる英国のグラフィティーアートの先駆者、ニック・ウォーカーや大きな目のキャラクターが特徴的なスペイン出身のアーティスト、ハビエル・カジャハ、スーパーフラットの概念を提唱する日本を代表する現代美術家、村上隆、ポップでユーモラスな世界観を描くマット・ゴンデック、アメリカのストリートアーティスト、フューチュラ、「Rebirth」シリーズなどで知られ、日本を拠点に活動するアーティスト、マドサキ。国内外で活躍する6名のアーティストの版画作品を集めてご紹介します。

出品作家
Nick Walker、Javior Calleja、村上隆、
MATT GONDEK、Futura、MADSAKI
※出品作家は変更になる場合がございます。

11月12日(水)〜25日(火)
※催し最終日は午後5時終了

飯田桜子・鈴木清麗 二人展
-high rep collection-

飯田桜子「Fluid(花生)」(幅10×奥行10×高さ18cm)

飯田桜子「Fluid(花生)」
(幅10×奥行10×高さ18cm)

 鈴木清麗「Archetype 3:15」(縦65×横53cm)

鈴木清麗「Archetype 3:15」
(縦65×横53cm)

ガラスの透明感や涼しげなイメージだけではない、広い可能性を追求し、主に宙吹の技法を用いて、植物や鉱物などをモチーフに表現する飯田桜子。“線”の造形表現を深く掘り下げ、日本の前衛書・伝統書芸術と西洋美術の融合を図り、ジャンルにとらわれない自由な発想と精神性を内包した表現に取り組む鈴木清麗。個性あふれる二人の瑞々しい作品をお楽しみください。

PROFILE

飯田 桜子(いいだ さくらこ)

飯田 桜子(いいだ さくらこ)

1991年、東京都に生まれる。
2014年、女子美術大学デザイン・工芸学科 工芸専攻 ガラスを卒業し、渡米。BROOKLYN GLASS STUDIO にて Internship 。
2015年、AYA Glass Studio 勤務 (〜2019年)。
2019・2021年、Artist in Residency Program (Glazen Huis Lommel, Belgium)。
2023年、個展開催(Gallery Tanaka 銀座・東京、神戸阪急・神戸)。
2024年、個展開催(阪急うめだ本店・大阪)。FIRST PATRONAGE PROGRAM 2024 選出(東京)。

PROFILE

鈴木 清麗(すずき せいれい)

鈴木 清麗(すずき せいれい)

グリフィス大学クイーンズランド・カレッジ・オブ・アート(オーストラリア)にて学士課程を首席で修了。在学中は抽象表現主義やシュルレアリスムに影響を受け、アクションペインティングにおける“線”の表現に日本書道との共鳴を見出す。帰国後、書道家に師事し、“線”の造形表現を深く掘り下げながら、日本の前衛書・伝統書芸術と西洋美術の融合を図る独自のスタイルを確立。ジャンルや技法に縛られない自由な発想と、精神性を内包した表現を軸に創作活動を展開している。近年では、東京・京都の国立美術館をはじめ、ロサンゼルス、ドバイなど国内外での展示やライブペインティングを通じて、国際的な評価を高めている。

本館9階 催場

11月20日(木)〜24日(月・休)
※催し最終日は午後5時終了

第5回 INGひょうご展2025
=深めあう思考、響きあう表現=

西田眞人「懐」(縦220×横146cm)

西田眞人「懐」
(縦220×横146cm)

藤井智美「春の道」(縦181.8×横227.3cm)

藤井智美「春の道」(縦181.8×横227.3cm)

井澤幸三「Bench」(縦130.3×横162.0cm)

井澤幸三「Bench」(縦130.3×横162.0cm)

藤原護「Otonomie」(縦162×横227cm)

藤原護「Otonomie」(縦162×横227cm)

友定聖雄「SILENCE」(幅 87×奥行17×高さ54cm)

友定聖雄「SILENCE」
(幅 87×奥行17×高さ54cm)

兵庫県在住の作家がジャンルを超えて集う「INGひょうご展」。5回目を迎える今回は、22名が参加。大作を含む108点の作品が一堂に会します。個性豊かな作家の多様な表現をお楽しみください。

出品作家
日本画:熱田守、久米伴香、西田眞人、
藤井智美、村山春菜
洋画:井澤幸三、おまつ・T、角間好、
北山義明、椿野浩二、中田幸夫、初田隆、
花房完昇、藤原護、前川勉、松原政祐、
宮本英雄、山口敏行、渡邊明
工芸:友定聖雄、三輪陽子
彫刻:藤本貴洋

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 12月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

12月3日(水)〜9日(火)
※催し最終日は午後4時終了

渡邊美波 日本画展
想いのかたち

「閑かな詩」(縦90.9×横72.7cm)

「閑かな詩」(縦90.9×横72.7cm)

美しいターコイズブルーなど、癒しのカラーと半抽象のフォルムにより描き出される独特の世界観が魅力の若手日本画家、渡邊美波。東京藝術大学大学院を修了後、創画会を中心に意欲作を発表し、美術愛好家たちの注目を集めています。今展では静かで柔らかなニュアンスと深く澄んだ空気感を表現した新作20余点をご覧いただきます。

PROFILE

渡邊 美波(わたなべ みなみ)

渡邊 美波(わたなべ みなみ)

1991年、東京都に生まれる。
2019年、東京藝術大学美術学部 卒業。第5回石本正日本画大賞展奨励賞 受賞。第44回全国大学銅版画展優秀賞 受賞。
2021年、東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻日本画研究分野 修了。
2025年、「Will+s24展」 優秀賞 受賞。
現在、創画会会友。

12月10日(水)〜16日(火)
※催し最終日は午後4時終了

-やまとが-
棟方志功 肉筆画展

「御鍾馗図」(縦139×横97.5cm)

「御鍾馗図」(縦139×横97.5cm)

世界的な版画家として知られる棟方志功のもうひとつの世界が、肉筆で表現された日本画、“やまとが=倭画”です。ひたすらに描きたい、鑑賞者を歓ばせたい、という純粋な想いで、襖でも壁でも、余白があれば何にでも描いてしまう棟方。彼が訪れたところには、多くの肉筆作品が遺されています。民藝運動の創始者・柳宗悦は当時「棟方の芸業、特にその肉筆による“やまとが”は、とても出来不出来がひどいのです。悪い方が多い位ですが、良いものになると又神品です。棟方の“やまとが”は未だ誰も評判にしませんが、私の見る所では、不日大いに評判になるでしょう」と評していました。動物や魚、鷹に不動明王像といった作品群を画面いっぱいに描き、墨に淡彩を施したものから、様々な色彩を散りばめた華やかなものまで、その作品は多岐におよびます。ぜひこの機会に、棟方の情熱がほとばしる“やまとが”の世界に触れてください。

PROFILE

棟方 志功(むなかた しこう)

棟方 志功(むなかた しこう)

1903年、青森県青森市に15人兄弟の第6子(3男)として生まれる。
1924年、21歳の時に、油絵画家をめざし上京。
1928年、第9回帝展に油絵「雑園」が初入選。
1936年、第11回国画会展に版画「大和し美し版画巻」を出品し、日本民藝館の蔵品として買い上げられる。これを契機に柳宗悦、河井寛次郎、濱田庄司ら民藝運動の指導者達と知遇を得る。
1945年、富山県西砺波郡福光町に疎開。
1952年、第2回ルガノ国際版画展に「女人観世音板画巻」を出品し、日本人として初の優秀賞 受賞(スイス)。
1955年、第3回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展にて版画部門最高賞 受賞(ブラジル)。
1956年、第28回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて国際版画大賞 受賞(イタリア)。
1959年、ロックフェラー財団とジャパン・ソサエティの招待で初渡米。
1970年、文化勲章を授与される。
1975年、永眠(享年72歳)。

12月17日(水)〜23日(火)
※催し最終日は午後4時終了

萩焼巨匠6人展

十三代 三輪休雪「エル キャピタン」(幅16.6×奥行14.4×高さ14.4cm)

十三代 三輪休雪「エル キャピタン」
(幅16.6×奥行14.4×高さ14.4cm)

岡田裕「黒茶盌」(縦12×横11×高さ10cm)

岡田裕「黒茶盌」
(縦12×横11×高さ10cm)

やわらかな土味と釉薬の奥深い景色が魅力の萩焼。本展では、大自然のエネルギーを宿した気迫あふれる造形が特徴的な十三代 三輪休雪や温もりある土味を追求し、黒の美しさにも挑戦する岡田裕など、長い歴史と伝統を守りながら、新しい表現を模索し萩焼の未来を照らす6人の巨匠の作品をご紹介します。壺、花瓶、香炉、茶盌、水差しなど、50余点をお楽しみください。

出品作家
大和保男、波多野善蔵、岡田裕、
十三代 三輪休雪、兼田昌尚、坂倉一渓
(順不同)

12月24日(水)〜31日(水)
※催し最終日は午後4時終了

籔内佐斗司 ブロンズ展

「龍笛童子」(幅9×奥行9×高さ18cm)

「龍笛童子」
(幅9×奥行9×高さ18cm)

文化財の保存修復に携わった経験を活かし、独自の造形を創造する彫刻家、籔内佐斗司。どこか懐かしくユーモアに満ちた作品で豊かな精神世界を表現しています。現在は奈良県立美術館の館長を務めるなど、活動の場は多岐にわたります。年末の恒例となった本展では、新作の干支を含むブロンズ作品をご紹介。ぜひ、この機会にご覧ください。

PROFILE

籔内 佐斗司(やぶうち さとし)

1953年、大阪府大阪市に生まれる。
1980年、東京藝術大学大学院美術研究科 修了。
1982年、同大学大学院美術研究科保存修復技術研究室に勤務(〜’87)。以降、古文化財の研究と修復に従事。その折に体得した古典技法をもとに仏教的世界観や東洋的自然観を表現した作品を多数発表し続けている。2008年、平城遷都1300年祭(奈良)公式マスコットキャラクター「せんとくん」を発表。
現在、東京藝術大学名誉教授、奈良県立美術館館長、ミスパリ学園付属ビューティ&ウエルネス研究所所長。
著書に『籔内佐斗司流 教養として知っておきたい ほとけの履歴書』などがある。

本館4階 アートギャラリー

11月26日(水)~12月9日(火)
※催し最終日は午後5時終了

彫り、描き、現す
今、見逃せない
「注目の3人展」

大西高志「偶然の中の必然」(縦72.7×横91cm)

大西高志「偶然の中の必然」
(縦72.7×横91cm)

田島享央己「LIFE」9点セット シート(各縦38×横52.5cm)・ブロンズ(幅7.2×奥行6.5×高さ13cm)

田島享央己「LIFE」9点セット
シート(各縦38×横52.5cm)・
ブロンズ(幅7.2×奥行6.5×高さ13cm)

野原邦彦「クマチーノ」※参考作品(幅22×奥行12.5×高さ30.3cm)

野原邦彦「クマチーノ」※参考作品
(幅22×奥行12.5×高さ30.3cm)

国内外で注目を集める3名の作家による作品展です。伝統と革新を往還する辰砂色の画面で注目され、くどやま芸術祭のディレクターを務める大西高志。彫刻家一家の5代目として生まれ、近年では木彫から平面表現へと領域を広げ、人気を博している田島享央己。木彫を軸に生み出される立体作品は、言語を越えた共感を呼び、高い評価を得ている野原邦彦。それぞれが独自の表現を確立しながらも、今なお模索を続けています。その歩みの現在地をご覧ください。

PROFILE

大西 高志(おおにし たかし)

大西 高志(おおにし たかし)

1978年、大阪府に生まれる。
2000年、兵庫県立大学 卒業。
2009年、福岡市美術館にて個展開催。
2010年、ニューヨークにて個展開催(アメリカ)。
2012年、アーティスト集団「C-Depot」のメンバーとして活動。
2013年、 gallery UGにて個展開催 (’14・’16・’21・’23・’25、東京)。
2016年、くどやま芸術祭にて総合ディレクターを務める(九度山・和歌山)。
そのほか、国内外のアートフェア・企画展に出展。

PROFILE

田島 享央己(たじま たかおき)

田島 享央己(たじま たかおき)

1973年、千葉県に生まれる。
2000年、愛知県立芸術大学美術学部彫刻科 卒業。
2019年、代官山 蔦屋書店にて個展開催(’21、銀座・東京)。
2020年、gallery UGにて個展開催 (以降毎年・東京)。ニューヨークにて個展「花も嵐もお彫刻」開催(アメリカ)。「VOLTA N.Y.Art Fair」出展 (アメリカ)。
2021年、アートフェア東京 出展 (’22・’23・’24、東京国際フォーラム・東京)。
著書:『シドロモドロ工作所のはじめてのお彫刻教室』(河出書房新社)。装丁:糸井重里著『小さなことば』シリーズ最新作『生まれちゃった。』。

PROFILE

野原 邦彦(のはら くにひこ)

野原 邦彦(のはら くにひこ)

1982年、北海道に生まれる。
2007年、広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻 修了。
2012年、 gallery UGにて個展開催 (以降毎年・東京)。
2016年、アートフェア東京 出展 (’24まで毎年、東京国際フォーラム・東京)。
2017年、個展 野原邦彦「ステキな時間」開催(上野の森美術館・東京)。
2018年、個展 野原邦彦「今夜は本屋でパーティー」開催(Ginza Atrium・銀座蔦屋書店・東京)。
2020年、「VOLTA N.Y.Art Fair」出展 (アメリカ)。
2024年、ART MIAMI出展(アメリカ)。
そのほか、国内外のアートフェア・企画展に出展。

12月10日(水)〜16日(火)
※催し最終日は午後5時終了

髙場瑛心 陶展

「跳神馬」(幅16×奥行9×高さ19cm)

「跳神馬」(幅16×奥行9×高さ19cm)

桃を抱えたこどもの龍「桃小龍香炉」を中心に、山椒魚、鯨、シーラカンスなど様々なマニアックな動物達を制作しています。最近取り組んだ薪だけで10日間焚き上げた備前焼の作品や来年の干支作品もご覧いただきます。「跳神馬」は、跳ね上がる神馬を躍動的に、しめ縄や“御幣”を飾り、新年を迎えるにふさわしい姿に仕上げました。

髙場瑛心

PROFILE

髙場 瑛心(たかば えいじ)

髙場 瑛心(たかば えいじ)

1959年、熊本県人吉市に生まれる。
1976年、17歳で人吉の陶芸家 村山一壷氏に弟子入りする。
1985年、有田窯業大学ロクロ科にて、人間国宝 故 井上萬二氏にロクロを学ぶ。
1988年、開園した人吉クラフトパーク陶芸館に「古仏頂焼 いしの窯」を開業。
2005年から、龍や山椒魚などの造形作品、香炉などの制作を始める。2027年には作陶50周年を迎える。
現在、全国の百貨店、ギャラリーにて展覧会を精力的に開催。

12月17日(水)〜23日(火)
※催し最終日は午後5時終了

二人の創作人形展

五代目 吉野光宝「ひなで遊ぶかぐや姫」(幅22×奥行14×高さ15cm)

五代目 吉野光宝「ひなで遊ぶかぐや姫」
(幅22×奥行14×高さ15cm)

園江 惠子「午神様と宝船」(午神様:幅15×奥行10×高さ22cm・宝船:幅25×奥行22×高さ31cm)

園江 惠子「午神様と宝船」
(午神様:幅15×奥行10×高さ22cm・
宝船:幅25×奥行22×高さ31cm)

伝統と現代を融合させた、吉野光宝の人形の世界、ベストとブーツでおしゃれした干支を毎年発表している園江惠子の世界、創作人形を手掛ける二人の作家の世界観をお楽しみいただける展覧会です。吉野光宝は、手足を動かしてポーズがとれる御所衣装人形や、遊び心をいかした創作人形。園江惠子は、楽しい干支はもちろん、かわいい猫たち、おしゃれブーたん、魔女などをご紹介。創作技術に裏打ちされたかわいい人形たちに会いにきてください。

PROFILE

五代目 吉野 光宝(よしの こうほう)

五代目 吉野 光宝(よしの こうほう)

1946年、東京都に生まれる。
1965年、平野富山(木彫)吉田博(御所人形)に師事(〜’75)。
1982年、江戸木目込の宗家 五代目 海洲(改名 光宝)を継ぐ。江戸御所人形を継ぐ。
1992年、 代々木美術協会にて御所人形講師(〜’04)。
1996年、NHK国立オープンスクール講師(~’06)。
2004年、ヘッセン州立人形博物館にて個展開催(ハーナウ・ドイツ)。
2008年、ギャラリージャポネーズにて個展開催(ジュネーブ・スイス)。
2012年、東京アメリカンクラブ フレデリックハリスギャラリーにて個展開催。
2020年、シーボルト博物館にて、作品展示(ドイツ)。

PROFILE

園江 惠子(そのえ けいこ)

園江 惠子(そのえ けいこ)

1955年、秋田県秋田市に生まれる。
1978年、札幌大学外国語学部英語学科 卒業。
1979年、結婚を機に石川県小松市に住み九谷焼絵付けを学ぶ。
2008年、神戸市出身の人形作家、松本勝子氏に師事し創作人形を始める。
2010年、神戸風月堂にて共同作品展に出展(’13)。
2016年、第1回辻村寿三郎人形館全国創作人形公募展秀作 受賞。
2018年、第2回辻村寿三郎人形館全国創作人形公募展大賞「辻村寿三郎賞」 受賞。
2019年、阪急うめだ本店 金沢の美しい手仕事展に出展(〜’25・大阪)。
そのほか、横浜髙島屋(神奈川)、藤崎(宮城)、大和香林坊店(石川)、大和富山店(富山)など各地の百貨店に出展。

12月24日(水)〜31日(水)
※催し最終日は午後5時終了

干支と新春のしつらえ展

糠川孝之「馬九行久」(幅29×奥行13×高さ34cm)

糠川孝之「馬九行久」
(幅29×奥行13×高さ34cm)

芝山佳範 沈金額「春望」(縦33×横19cm)

芝山佳範 沈金額「春望」
(縦33×横19cm)

(幅28×奥行15×高さ22cm、黒台含む)

(幅28×奥行15×高さ22cm、黒台含む)

若手作家や熟練の作家による来年の干支“午”とお正月にちなんだ縁起物が揃います。九谷焼、沈金、ちりめん細工など、石川県から届いた伝統工芸作品や遊び心があふれるユニークな作品で、新年を彩りませんか。

本館9階 催場

12月3日(水)〜8日(月)
※催し最終日は午後5時終了

新里明士 作品展
〜光器を中心に〜

「光碗」(幅14×奥行11.8×高さ9cm)

「光碗」
(幅14×奥行11.8×高さ9cm)

現代陶芸界で独自の表現を追求する陶芸家、新里明士の作品展です。代表作である「光器」は伝統的な蛍手の技法を現代的な感性によって再構築したもの。磁器の持つ透光性をいかし、極限まで薄く削り上げた素地に連続的に穴を穿つことで、柔らかな光を内包する幻想的な作品です。本展では「光器」を中心に、磁土を着色した色磁のシリーズ、近年手掛けている異なる産地の作家とのコラボレーション作品もあわせて展観します。新里明士の作品世界をご堪能ください。

PROFILE

新里 明士(にいさと あきお)

新里 明士(にいさと あきお)

1977年、千葉県に生まれる。
2001年、多治見市陶磁器意匠研究所 修了。
2005年、イタリア ファエンツァ国際陶芸展新人賞 受賞。
2008年、パラミタ陶芸大賞展大賞 受賞。国際陶磁器展美濃審査員特別賞 受賞。
2009年、菊池ビエンナーレ奨励賞 受賞。
2011年、文化庁新進芸術家海外研修制度研修員(ボストン・アメリカ)。
2014年、MOA岡田茂吉賞新人賞 受賞。
2017年、U-50 国際北陸工芸アワード 奨励賞 受賞。
2020年、日本陶磁協会賞 受賞。
現在、岐阜県土岐市にて制作。

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