※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 10月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

10月1日(水)~7日(火)
※催し最終日は午後4時終了

-没後50年-
棟方志功 作品展

「志功描くの柵」(縦20.2×横20.2cm、1959年/山懐頌)

「志功描くの柵」
(縦20.2×横20.2cm、1959年/山懐頌)

明治36年、本州の最北端青森市に生を受けた棟方志功。「木版画こそ日本の美だ」との想いからただひたすらに板極道に励みました。その土着的で民族的な作品群は戦後になると、日本人初となる国際的な賞を次々と受賞。日本の国際復帰とともに、世界の美術界に大きな驚愕を与えました。そして20世紀を代表する芸術家“世界のMUNAKATA”になり、現在でもその芸術性は高く評価されています。本展では“日本で生まれ切るモノ”を体現し、20世紀を駆け抜けた板画家・棟方志功の芸業の逸品20余点を一堂に展観します。

PROFILE

棟方 志功(むなかた しこう)

棟方 志功(むなかた しこう)

1903年、青森県青森市に15人兄弟の第6子(3男)として生まれる。
1924年、21歳で油絵画家をめざし上京。
1928年、第9回帝展に油絵「雑園」が初入選。
1936年、第11回国画会展に版画「大和し美し版画巻」を出品し、日本民藝館の蔵品として買い上げられる。これを機に柳宗悦、河井寛次郎, 濱田庄司ら民藝運動の指導者達と知遇を得る。
1945年、富山県西砺波郡福光町に疎開。
1952年、第2回スイス・ルガノ国際版画展に「女人観世音板画巻」を出品し、日本人として初の優秀賞を受賞。
1955年、第3回サンパウロ・ビエンナーレ国際美術展にて版画部門最高賞を受賞(ブラジル)。
1956年、第28回ヴェネツィア・ビエンナーレ国際美術展にて国際版画大賞を受賞(イタリア)。
1959年、ロックフェラー財団とジャパン・ソサエティの招待で初渡米。
1970年、文化勲章を授与される。
1975年、永眠(享年72歳)。

10月8日(水)〜14日(火)
※催し最終日は午後4時終了

現代KUTANI 作品展

中田一於「墨地淡青釉裏銀彩撫子文飾皿」(径38×高さ4.5cm)

中田一於「墨地淡青釉裏銀彩撫子文飾皿」
(径38×高さ4.5cm)

四代德田八十吉「彩釉壷 猩々」(直径15×高さ24.5cm)

四代德田八十吉「彩釉壷 猩々」
(直径15×高さ24.5cm)

多田 幸史「幾何紋白金彩碗皿」(直径16×高さ8.5cm)

多田 幸史「幾何紋白金彩碗皿」
(直径16×高さ8.5cm)

色絵磁器の産地、石川県の伝統工芸である九谷焼は、多彩な表現方法が魅力のひとつ。今回は、現在活動中の工芸家を中心に、飾って・使ってお楽しみいただける壷や花瓶、香炉、皿や酒器などをご紹介します。

出品作家
吉田美統、中田一於、田島正仁、
四代德田八十吉、多田幸史、田村星都、
三代仲田錦玉、山近 泰 ほか(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

10月15日(水)〜21日(火)
※催し最終日は午後4時終了

石井宏志 作陶展

「吹墨皿」(直径20×高さ3cm)

「吹墨皿」(直径20×高さ3cm)

染付け技法のひとつである吹墨と墨弾きの技法に取り組んでいます。磁器の持つ白さと染付けの青との対比で美しい作品ができればと思います。それに上絵付けの色絵や赤絵を施しさらに表現が豊かになるような作品を目指しています。花器に限らず食器などにも用いて器として楽しめるものにも取り組んでいます。

石井宏志

PROFILE

石井 宏志(いしい ひろし)

石井 宏志(いしい ひろし)

1955年、兵庫県西脇市に生まれる。
1980年、石川県デザイン展 入選。
1985年、石川県現代美術展 入選。イタリア・ファエンツァ国際陶芸展 入選。中日国際陶芸展 入選。
1986年、金沢美術工芸大学大学院 修了。
1988年、朝日現代クラフト展 入選。
2019年、伝統工芸近畿展 入選など入選多数。
現在、兵庫県工芸作家協会 会員。

10月22日(水)〜28日(火)
※催し最終日は午後4時終了

Jean-Pierre CASSIGNEUL
ジャン・ピエール・
カシニョール展

「立葵」(縦59×横84cm)

「立葵」
(縦59×横84cm)

フランス画壇を代表するアーティストのひとり、大きなつばの帽子をかぶったアンニュイな雰囲気の女性を描いた作品で知られるジャン・ピエール・カシニョール。今回は、1980~90年代に制作されたリトグラフを中心にご紹介します。

PROFILE

ジャン・ピエール・カシニョール

ジャン・ピエール・カシニョール

1935年、フランス・パリに生まれる。
1959年、サロン・ドートンヌ会員に推挙される。
1984年、ニューヨーク、アート・エキスポでリトグラフの個展開催(アメリカ合衆国)。1989年、プランタン銀座にて個展開催(東京)。
1990年、パリのランコム杯のポスター制作。
1993年、ボリショイ・バレエ団の舞台美術と衣装担当。
2005年、画業50周年をむかえ日本全国7ヵ所にて来日記念巡回展開催。
2015年以降アムステルダム、ニューヨーク、ソウル、ロンドン、ワシントンなどにて個展開催。
2020年、フランス、メロエ出版から集大成の「カシニョール画集」発刊。

本館4階 アートギャラリー

10月15日(水)〜21日(火)
※催し最終日は午後5時終了

金澤九谷三代・戸出克彦
作陶展「青と銀の世界」

「釉面銀彩扁壷」(幅17×奥行17×高さ18cm)

「釉面銀彩扁壷」
(幅17×奥行17×高さ18cm)

祖父の代より粘土からの成形と加飾にこだわり、金澤の九谷焼を継承して百年余りとなります。私独自の銀箔を全面にはって焼きつけた釉面銀彩(ゆうおもてぎんさい)の作品とペルシャ青釉の器など、オリジナリティーの高い作品創りを心がけて制作しております。

戸出克彦

PROFILE

戸出 克彦(といで かつひこ)

戸出 克彦(といで かつひこ)

1958年、石川県金沢市に生まれる。初代雅夫、父政志、共に金澤九谷を代表する作家の家庭に育つ。
1979年、京都芸術短期大学(現・京都芸術大学)陶芸専攻科修了。
1983年、日展入選、以降33回入選。
1984年、日本新工芸展 入選。
2017年、「釉面銀彩」にて商標登録。
2024年、日展 特選受賞。
現在、日本新工芸家連盟理事、金沢市工芸協会理事、石川県陶芸協会常任理事。

10月22日(水)〜28日(火)
※催し最終日は午後5時終了

清水英姿 漆芸展

螺鈿蒔絵箱「気配」(幅10.5×奥行10.5×高さ7.2cm)

螺鈿蒔絵箱「気配」
(幅10.5×奥行10.5×高さ7.2cm)

漆芸の道を歩んで47年。蒔絵の独特な技法や材料を用い、身近な自然をモチーフに日々制作してきました。今回、漆器や漆芸を身近に感じていただけましたら幸いです。皆様に“漆器”をお洒落に使うコーディネーターになってもらいたいと心から願っております。

清水英姿

PROFILE

清水 英姿(しみず えいし)

清水 英姿(しみず えいし)

1977年、兵庫県立西宮北高等学校 卒業。
1981年、金沢美術工芸大学工芸デザイン専攻 卒業。人間国宝 大場松魚氏に師事。
1990年、国際花と緑の博覧会 ’90政府館に出品(大阪)。
2001年、石川県現代美術展美術文化大賞 受賞。
2014年、希少伝統産業木工塾講師 福嶋則夫氏に師事、木地を習う。
2015年、金沢駅新幹線待合室オブジェ制作に参加(石川)。
2017年、第50回記念金沢漆芸会展に企画・作品出品(金沢21世紀美術館・石川)。
2019年、キラキラ漆ワールド中村記念美術館に作品出品(石川)。
現在、日本工芸会正会員。北國新聞文化センター蒔絵・金継ぎ講師。

本館9階 催場

10月8日(水)〜13日(月・祝)
※催し最終日は午後5時終了

人間国宝 十四代
今泉今右衛門展

「色絵雪花薄墨墨はじき百合文額皿」(径39.4×高さ6.0cm)

「色絵雪花薄墨墨はじき百合文額皿」
(径39.4×高さ6.0cm)

江戸期から伝わる伝統工芸の手仕事による、現代の輝きの十四代今泉今右衛門の色絵磁器。自然の力を受け入れ、見えにくいところにも手間をかける静謐な美意識をご堪能ください。

PROFILE

今泉 今右衛門(いまいずみ いまえもん)

今泉 今右衛門(いまいずみ いまえもん)

1985年、武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科(金工専攻)卒業。
1990年、父・十三代 今右衛門の許、家業に従事。
1998年、日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞を受賞し、正会員に推挙される。
2002年、十四代 今泉今右衛門を襲名。
2009年、紫綬褒章 受章。
2014年、重要無形文化財“色絵磁器”の保持者に認定。
2017年、フランス、「バカラ」社との共同制作“Baccarat meets IMAEMON”を発表。
2020年、日本工芸会 副理事長に推挙される。
2023年、日本陶磁協会賞金賞 受賞。

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025 11月

美術散歩

神戸阪急 新館7階 美術画廊

10月29日(水)~11月4日(火)
※催し最終日は午後4時終了

廣岡元紀 洋画展
-静寂の戯れ-

「ぬいぐるみのワニ4頭とクレパスの沼」(縦60.6×横91cm)

「ぬいぐるみのワニ4頭とクレパスの沼」
(縦60.6×横91cm)

玩具のフォルムや色に愛らしい造形美を感じ、様々な玩具をモチーフに描く廣岡元紀。余白の美を意識した空間構成で独自の緊張感と心地よい静けさを感じさせる画風で魅了します。“かわいい”をテーマに描かれた約15点の作品をお楽しみください。

PROFILE

廣岡 元紀(ひろおか げんき)

1988年、大阪府に生まれる。
2013年、広島市立大学大学院博士前期課程芸術学研究科絵画専攻(油絵) 修了。
2015年、新生絵画賞展2015 入選(新生堂・東京)。
2017年、美術新人賞デビュー2017 入選(フジヰ画廊・東京)。
2018年、UNKNOWN ASIA Art Exchange Osaka 2018 出展(ハービスホール・大阪)
2020年、第2回K写実洋画コンクール最優秀賞 受賞。
2023年、美術新人賞デビュー2023 入選(泰明画廊・東京)。
2024年、KOBE ART MARCHÉ ’25 出展(神戸メリケンパークオリエンタルホテル・兵庫)。
2025年、廣岡元紀・間瀬由加里 二人展 開催(ジェイアール名古屋タカシマヤ・愛知)。
現在、神戸市在住。

11月5日(水)~11日(火)
※催し最終日は午後4時終了

琴浦窯 和田泰明
茶陶展

「色絵熨斗茶碗」(径12.7×高さ8.3cm)「窯変粉引茶碗」(径13×高さ7.5cm)

左から
「色絵熨斗茶碗」(径12.7×高さ8.3cm)
「窯変粉引茶碗」(径13×高さ7.5cm)

琴浦窯は1911年(明治43年)に創業、和田桐山が屋号です。初代が創業した当時から今も変わらず陶器、磁器の両方を様々な技法で制作しております。兵庫県尼崎の工房には電気窯、ガス窯、1999年には、山梨県八ヶ岳南麓に登り窯と楽窯を移築。現在2拠点にて制作に励んでおります。色絵の茶碗は豪華な熨斗の絵付け作品。粉引の茶碗は登り窯にて焼成した作品です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

和田 泰明

PROFILE

和田 泰明(わだ ひろあき)

和田 泰明(わだ ひろあき)

1974年、四代和田桐山の長男として兵庫県に生まれる。
1975年、琴浦窯にて作陶開始。
2006年、大丸心斎橋店にて父子展 開催(大阪)。窯道具に関する特許取得。
2007年、トキハ本店にて初個展 開催(大分)。桐山父子展 開催(フランス・パリ)。以後全国各地にて個展やグループ展を開催。
2024年、裏千家出入り方 百十会(ももとかい)への入会を許される。茶名 宗泰を拝受。

11月12日(水)〜18日(火)
※催し最終日は午後4時終了

村岡貴美男 展
無意識の潜むかたち

「風の揺らぎ」(縦30×横41cm)

「風の揺らぎ」(縦30×横41cm)

“日本画”の枠を超えた独自の世界観を発表し、海外からの評価も高まる村岡貴美男。今展では無意識に潜む創造性に着目して制作された芸術的なタブローと異素材の組合せからなる作品を中心にご覧いただきます。

PROFILE

村岡 貴美男(むらおか きみお)

村岡 貴美男(むらおか きみお)

1966年、京都府に生まれる。
2000年、東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程 美術専攻日本画研究領域 満期終了。
2001年、有芽の会法務大臣賞 受賞。
2004年、再興第89回院展足立美術館賞 受賞。
2005年、再興第90回院展日本美術院賞 受賞。
2010年、再興第95回院展大観賞 受賞。
2020年、再興第105回院展文部科学大臣賞 受賞。
2021年、再興第106回院展内閣総理大臣賞 受賞。
2022年、画集『秘儀荘』刊行(’24、中国版刊行)。
2024年、ブルネイ王室王子ご成婚の記念肖像画 受注制作。
2025年、画集『KIMIO MURAOKA』11月に刊行予定(The Guide Artists社・スペイン )。北京国際美術ビエンナーレに出展予定。

11月19日(水)〜25日(火)
※催し最終日は午後4時終了

橋本誠 やきもの展

「ミタマ」(幅22×奥行16×高さ22cm)

「ミタマ」
(幅22×奥行16×高さ22cm)

行って来い式のオリジナルの穴窯で、6日間焼いた、窯変のやきものです。命の始まりをイメージした作品や、宇宙の始まりをイメージした作品です。ぜひ、ご覧ください。

橋本 誠

PROFILE

橋本 誠(はしもと まこと)

橋本 誠(はしもと まこと)

1943年、兵庫県神戸市に生まれる。
1962年、神戸市立葺合高等学校 卒業。
1963年、20歳で画家を志して上京。
1968年、25歳の時、東京・三鷹で焼物を始める。
1974年、焼物のプロを目指し栃木県日光市に移る。
1983年、六窯目の窯を築き現在に至る。

11月26日(水)〜12月2日(火)
※催し最終日は午後4時終了

西洋絵画展

ユトリロ「アブルヴォワール通り モンマルトル」(P8号)

ユトリロ「アブルヴォワール通り モンマルトル」
(P8号)

西洋絵画はレオナルド・ダ・ヴィンチなど巨匠が遠近法や陰影法を発展させ、その後印象派、象徴主義、ピカソたちが代表するキュビズムなど時代とともに変化してきました。光のコントラストや画面いっぱいに広がる豊かな表現をお楽しみください。

出品作家
ユトリロ、ルオー、ヴラマンク、ピカソ、
藤田嗣治、荻須高徳など(順不同)
※出品作家は変更になる場合がございます。

本館4階 アートギャラリー

10月29日(水)〜11月11日(火)
※催し最終日は午後5時終了

版画だけの現代アート展

Nick Walker 「The Essence,2023」(縦61×横61cm、スクリーンプリント)

Nick Walker 「The Essence,2023」
(縦61×横61cm、スクリーンプリント)

「Vandal」シリーズなどで知られる英国のグラフィティーアートの先駆者、ニック・ウォーカーや大きな目のキャラクターが特徴的なスペイン出身のアーティスト、ハビエル・カジャハ、スーパーフラットの概念を提唱する日本を代表する現代美術家、村上隆、ポップでユーモラスな世界観を描くマット・ゴンデック、アメリカのストリートアーティスト、フューチュラ、「Rebirth」シリーズなどで知られ、日本を拠点に活動するアーティスト、マドサキ。国内外で活躍する6名のアーティストの版画作品を集めてご紹介します。

出品作家
Nick Walker、Javior Calleja、村上隆、
MATT GONDEK、Futura、MADSAKI
※出品作家は変更になる場合がございます。

11月12日(水)〜25日(火)
※催し最終日は午後5時終了

飯田桜子・鈴木清麗 二人展
-high rep collection-

飯田桜子「Fluid(花生)」(幅10×奥行10×高さ18cm)

飯田桜子「Fluid(花生)」
(幅10×奥行10×高さ18cm)

 鈴木清麗「Archetype 3:15」(縦65×横53cm)

鈴木清麗「Archetype 3:15」
(縦65×横53cm)

ガラスの透明感や涼しげなイメージだけではない、広い可能性を追求し、主に宙吹の技法を用いて、植物や鉱物などをモチーフに表現する飯田桜子。“線”の造形表現を深く掘り下げ、日本の前衛書・伝統書芸術と西洋美術の融合を図り、ジャンルにとらわれない自由な発想と精神性を内包した表現に取り組む鈴木清麗。個性あふれる二人の瑞々しい作品をお楽しみください。

PROFILE

飯田 桜子(いいだ さくらこ)

飯田 桜子(いいだ さくらこ)

1991年、東京都に生まれる。
2014年、女子美術大学デザイン・工芸学科 工芸専攻 ガラスを卒業し、渡米。BROOKLYN GLASS STUDIO にて Internship 。
2015年、AYA Glass Studio 勤務 (〜2019年)。
2019・2021年、Artist in Residency Program (Glazen Huis Lommel, Belgium)。
2023年、個展開催(Gallery Tanaka 銀座・東京、神戸阪急・神戸)。
2024年、個展開催(阪急うめだ本店・大阪)。FIRST PATRONAGE PROGRAM 2024 選出(東京)。

PROFILE

鈴木 清麗(すずき せいれい)

鈴木 清麗(すずき せいれい)

グリフィス大学クイーンズランド・カレッジ・オブ・アート(オーストラリア)にて学士課程を首席で修了。在学中は抽象表現主義やシュルレアリスムに影響を受け、アクションペインティングにおける“線”の表現に日本書道との共鳴を見出す。帰国後、書道家に師事し、“線”の造形表現を深く掘り下げながら、日本の前衛書・伝統書芸術と西洋美術の融合を図る独自のスタイルを確立。ジャンルや技法に縛られない自由な発想と、精神性を内包した表現を軸に創作活動を展開している。近年では、東京・京都の国立美術館をはじめ、ロサンゼルス、ドバイなど国内外での展示やライブペインティングを通じて、国際的な評価を高めている。

本館9階 催場

11月20日(木)〜24日(月・休)
※催し最終日は午後5時終了

第5回 INGひょうご展2025
=深めあう思考、響きあう表現=

西田眞人「懐」(縦220×横146cm)

西田眞人「懐」
(縦220×横146cm)

藤井智美「春の道」(縦181.8×横227.3cm)

藤井智美「春の道」(縦181.8×横227.3cm)

井澤幸三「Bench」(縦130.3×横162.0cm)

井澤幸三「Bench」(縦130.3×横162.0cm)

藤原護「Otonomie」(縦162×横227cm)

藤原護「Otonomie」(縦162×横227cm)

友定聖雄「SILENCE」(幅 87×奥行17×高さ54cm)

友定聖雄「SILENCE」
(幅 87×奥行17×高さ54cm)

兵庫県在住の作家がジャンルを超えて集う「INGひょうご展」。5回目を迎える今回は、22名が参加。大作を含む108点の作品が一堂に会します。個性豊かな作家の多様な表現をお楽しみください。

出品作家
日本画:熱田守、久米伴香、西田眞人、
藤井智美、村山春菜
洋画:井澤幸三、おまつ・T、角間好、
北山義明、椿野浩二、中田幸夫、初田隆、
花房完昇、藤原護、前川勉、松原政祐、
宮本英雄、山口敏行、渡邊明
工芸:友定聖雄、三輪陽子
彫刻:藤本貴洋

  • ※イベントなどは都合により中止・変更になる場合がございます。
  • ※数量に限りがある商品もございますので、売切れの節はご容赦くださいませ。
  • ※写真と実物では色・素材感などが異なる場合がございます。
  • ※サイズは目安です。