2025年がスタートしてそろそろ1ヶ月が経とうとしている。あわただしく日常を過ごしているうちに、新年を迎えて心機一転した気持ちが薄らいできたひとも多いのではないでしょうか。かくいうわたしも、その一人。年末年始のゆったりとした時間のなかで意気揚々に「今年こそは!」とエンジンがブンブンかかったのは、幻だったのかしら。ううん、あの意気込みはほんとう。手帳をめくると、お正月休みに綴った2025年の目標や“やりたいことリスト”が「こっちだよー!」と手を振ってくる。うんうん、そうだね。そうだったね。今年、手帳の最初のページに目標と“やりたいことリスト”を貼り付けたのは正解だった。よく目に触れるところに置いておくだけで、ちょっとアップグレードした自分へのワクワクを思い出して、止まりかけたエンジンがまた動きだす。
エンジンの回転数を上げるのに必要なのは、意外にも、こんなふうに小さなことなのかもしれない。手帳を開くというアクションが忘却の彼方に行きかけていた目標を甦らせ、「身も心も軽やかに」という目標が「そういえばここ数日、体重計に乗るのをサボっていたな」と気づかせてくれる。体重計に乗ればついでにストレッチをしようかという気力も湧いてくるし、雪だるま式に気持ちが前向きになっていくから不思議。
「身も心も軽やかに」という目標を設けたのは、ここ1~2年、なんだかずうっと体が重たい感覚があったからだ。日々の疲れが取れにくく、ちょっとした風邪も長引くようになった。年末に友人との忘年会でそんな話をしたら、「マヌカハニーいいよ」と教えてもらった。「わたしは疲れにくくなったし、アレルギー症状も軽くなった気がする。あとね、毎朝スプーン一杯でリッチな気分になれるのよ!」って。
マヌカハニーとは、ニュージーランドに自生するマヌカの花から採取されたハチミツのこと。一般的なハチミツよりも健康維持に効く成分をたっぷり含んでいて、抗菌作用が強いメチルグリオキサール(MGO)はとくにマヌカハニー特有の成分。ニュージーランドの先住民・マオリ族はマヌカを「復活の木」と呼び、マヌカハニーを古くから万能薬として重宝してきたそうだ。
友人の話が頭に残って、お正月休みに「マヌカハニーを始める(マヌカハニーを暮らしに取り入れる)」を“やりたいことリスト”に載せ、新年初売りで家に迎えた。それから毎朝、マヌカハニーをスプーン一杯、ぱくりといただいている。寝起きの口の中に、こっくりとしたリッチな味わいが広がる。たった一口のアクションだけれど、この小さなことで、体だけでなく心もホッと軽くなり、今日も一日がんばろうという気持ちに包まれる。
“やりたいことリスト”をさっそく一つ達成できたこともうれしいし、毎朝のマヌカハニーが今年の目標「身も心も軽やかに」にどうつながっていくか、楽しみでならない。ブンブンブンと蜂たちがマヌカの花から集めてきた蜜が、わたしの2025年をブンブンと勢いづけるエンジンの動力になってくれている。