愛が溢れるほどに満ちた暮らしのフロア 本館5階 Affection for Life

2024.12.27

月に願いを。

生後半年を過ぎ、離乳食デビューを果たしたわが子。ちょうどキャッキャと声を出して笑うようにもなってきたので、笑うと生え始めたばかりの小さな前歯が見えて、それがまたなんとも可愛いっ!と胸キュン。その笑顔が見たい一心で、隙を見つけては「たかいたかい」をしたり、全身をコチョコチョくすぐったり、あの手この手を試みるわたしなのだ。その一方で、ここから責任重大だぞ、という気持ちも湧いてきている。乳歯はいずれ抜けて生え変わるとはいえ、乳歯を虫歯にしてしまうと、永久歯も虫歯になりやすかったり、噛み合わせが悪くなったりと、何かと悪影響が多いらしい。

健康な歯は一生の宝ものという。それがどれほどのものかを痛感したのは、「歯の資産価値」という考え方を知った時だ。聞くところによれば、日本の歯科医師たちが思う歯1本あたりの価値は、約104万。大人の口には全部で28本の歯があるから、総額2913万円にものぼるというわけ。これは、虫歯になれば治療費がかさむとか、歯並びが悪いと見た目に影響するという話だけではなくて、歯や歯ぐきが不健康だと、肥満や糖尿病といった全身疾患のリスクが高まるという意味もあるそうだ。

そう思うと、お口の健康の土台をつくってあげるって、親から子どもへ手渡せるギフトのひとつ、それも一生続くギフトなんだな。そんなわけで、はじめの第一歩に何かいいものはないかなと思っていたわたしに、ママ友がすすめてくれたのが、ハミコのベビーハブラシ。丸いハンドルは、大人も子どもも持ちやすいだけでなく、子どもがうっかり喉を突いてしまう心配もない。すみずみまで届くコンパクトヘッドや、デリケートな子どもの歯ぐきを傷つけない丸い毛先の極細毛など、歯科医師と歯科衛生士が開発しただけあって、信頼感もばつぐんなのだ。

ところで、このハブラシを買った売り場の店員さんが教えてくれたのだけれど、ハブラシは月1回交換するのが目安らしい。あらら、そうだったのか。これまでそんなにマメに交換していなかったわたしとしては反省。そこでこれを機に、家族揃って月の最初の日には新しいハブラシをおろすことにした。こういうのは日を決めてルーティンにしてしまうのがいちばんだ。

そういえば日本にはお朔日参り(おついたちまいり)という風習がある。月の最初の日に氏神様にお参りして、無病息災や家内安全を祈ることだ。「朔日」という言葉には「一日」の意味に加えて、新しい月が始まる「月立(つきたち)」の意味も重ねられているという。わが家もそれにならって、月の最初の日は、家族みんなの健康を願う日にしよう。星に願いを、ならぬ「月に願いを」だ。

さて、そろそろ来年のハブラシもいくつかまとめ買いしておかなくちゃね。ハミコならいろんな色柄があって、月替わりでデザインを選ぶのも楽しい。色とりどりのハブラシにキャッキャと笑うわが子の笑顔を思い浮かべながら、わたしはお店から鼻歌気分で帰路についた。

HAMICO(ハミコ)
ベビーハブラシ  各種 726円(税込)
ベビーハブラシホルダー 330円(税込)
歯科医師と歯科衛生士が開発した「家族のためのハブラシ」が揃うオーラルケアブランドHAMICO。その中でも、「歯みがきが好きになるハブラシ」を追求したベビーハブラシは、かわいらしさと安全性、磨きやすさにこだわった人気シリーズ。専用のハブラシホルダー(吸盤式)と一緒に使えば、収納も簡単で衛生的。
■売場
本館5階 マム&ベビーセレクト
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