
そろそろひな祭りだなあ。と、考えていたら、こんなことを思いついた。ここから先は、架空の話。とは言え、デッチあげではない。裏付けは、ちゃんとある。
2月も足早に逃げ去ろうとしているある日。友人から、おひな祭りへの招待状が届いた(という設定です)。でも、タイトルにハテナ(?)。しばらく、招待状を手にしたまま、その意味を考えた。お雛さま鑑賞会?なんだろう。どういうことだろう。えっ?えっ?と、興味津々、半信半疑、五里霧中。いったいどんな趣向が待ち受けているのだろう。と、その日を待ちかねて、友人のうちに出かけていった。あれ?リビングに通されたところで、例年のひな祭りとの様子の違いに、日を間違えたのかと思った。去年まで飾られていた雛人形がないではないか。一体、どうしたの?まさか、処分しちゃったとか?(それなら、うちに引き取るのに~)友人いわく、こういうことらしい。「お雛さまはひな祭り(3月3日)が終われば、すぐに片付けなさい。お雛さまを長く飾っていたら、娘がお嫁に行けないぞ。なんて、言われるでしょ。べつに、早くお嫁に行ってほしいわけじゃないのだけれど。あの迷信(ぜったい、迷信よね?)が、どうも嫌なの。嫌というよりは変に気になるってことかな。それじゃあ、いっそのことお雛さまなんて、出さなくていいじゃん。って、思ってしまうわけよ(天ノ弱かなあ)。あの、去年まで飾っていたお雛さまって、出して飾るのがけっこう大変。てことは、終わって片付けるのも大変なのよ。箱を仕舞っておく場所だって、けっこうな場所が必要だし。まして、じぶんたちで買ったものじゃないし、両親の想いを考えると、メルカリに出そうってわけにもいかない。それこそ、バチがあたっちゃう。早く片付けろと言われると、じゃあ、もう出さない。と、言うのもなんだか大人気ないし、そんならできるだけ長くだしておけるものはないかしら。と、逆転の発想で考えてみたの。そこで頭に浮かんだのが、絵のように壁に掛けておけるお雛さまというわけ。そんなのがあったら、お人形さま飾りというよりは絵画やアートのように楽しめる。探してみたら、あったのだ(そうだ)。
それが、眼の前の壁に掛けられているプレートだ(そうだ)。おっ、これは有名なウェッジウッドのジャスパーじゃないか。たしかにお内裏さまとお雛さまのモチーフだけど、日本の伝統工芸的な感覚のものとは違う。いまの暮らしやインテリアともよく似合っている。さすが、英国王室御用達。伝統の国の伝統技法でつくられているから、日本の伝統行事にもすんなり溶け込む。ウェッジウッド独特の淡いピンク色がまるで桃の花を想起させる。季節ごとにこの場所に飾るものを変えていくのも四季を感じる暮らしができて、なかなか良い趣味だと思う。それにこんなプレートを鑑賞しながらのお雛祭りだと、お飾りやお花、お料理や使うお皿なども、いろいろとアレンジを加えてじぶんなりに趣向をこらせそう。ソファーに寛ぎながら、プレートをみんなで鑑賞しながら食事やお話を楽しむ。これは、ひな祭りというよりも、“ひなパーティー”だな。日本の新しい習慣として定着すれば、おもしろいなあー。
そして、「お雛さま鑑賞会」というタイトルもシャレテいる。まさに、目線が変わればライフスタイルも変わる。そういうことだなあ。と、架空の話という割には、リアリティのある話になりました(笑)。ことしに間に合わないなら、らい年のご参考になさってください。そうそう、ウェッジウッドのジャスパーに、端午の節句にふさわしいものもありますよ。
本記事に掲載の商品は、阪急百貨店・阪神百貨店のリモートショッピングサービス「Remo Order(リモオーダー)」にて、ご自宅や外出先からスマートフォンでご注文いただけます。
Remo Order(リモオーダー)についての詳細はこちら
※掲載商品は、予告なく売り切れや仕様変更、販売終了となる場合がございます。あらかじめご了承くださいますようお願いいたします。