華やかで洗練された暮らしのフロア 本館4階 Time of Grace

2025.12.30

皿に願いを。

新年という言葉には、気持ちをも新たに身を引き締めようという気にさせられる、凛とした響きがある。一方で新春という言葉には、華やかで甘い良い香りがしてきそうで、ほんわかと華やいでくる気がする。同じ年の初めを表す言葉なのに、この感じ方の違いって、どこに理由があるのかな。考えてみれば、年と春には、大きなイメージの隔たりがあることに気づく。どんなものにも、イメージってありますよね。固定概念ではなく、いつの間にか積み上げられた、そのものが持つ心的な印象。その言葉を聞いただけでこころに浮かぶ像(風景)とも言えそうだ。新年は「さあ、やるぞー!」と、誓いを立てているじぶんに正対しているイメージ。かたや、新春は「春を寿ぐぞー」と、のんびり寝正月をきめこむじぶんを俯瞰から見るイメージ。そんなことかしら。

年と春という字が持つイメージの違いはこのあたりにして、新年恒例のお買い物ってありますか。まず、アタマに浮かぶのは初詣で買い求めるもの。破魔矢におみくじ、たこ焼き、綿菓子とか。新春バーゲンで散財するってひとも多いかも。あっ、そうだ。新春の買い物で恒例のものというと、初えびすで買い求める福熊手や福笹じゃないかしら。玄関や神棚に飾っているお宅も多いことでしょう。毎年買わないと、気がすまない。新年が来た気がしない。福が逃げそうだから買わずにおれない。これぞ、恒例だ。余談だけど、あれって必ず神棚など、目線より高い位置に置くのが基本らしい。そして、玄関や神棚など、「福をかき集める場所」に置くと良いらしい。
福笹や福熊手を買うのは、日本らしい新年恒例の買い物と言えますね。干支の置物なんかも、そう。焼き物や木彫りなど干支にまつわる和の民芸品を毎年集めている方も多いことでしょう。ところが最近では、干支などあるはずがない海外から、有名ブランドによる磁器製の干支の置物なんていうのもけっこう出ていたりして、人気を集めているそうだ。陶磁器といえばお皿。イヤープレートというものがある。例のブルーのイヤープレートは毎年買っている方も多いだろう。なんと、1908年に初年度版がつくられ、以来毎年欠かさずに制作されてきたそうだ。100種類以上も持っていないと、コレクターだと威張れませんよ。クリスマス色や宗教色が強い絵柄が多いから、縁起物感はあまりないかもしれません。ところが、最近は干支の絵柄のイヤープレートなどを出している有名ブランドもけっこう多いんですよ。あなたも遅まきながら、縁起を担いでコレクションしていったら、どうだろう。

2026年は午年。午年は午年でも、来年は60年に一度の丙午(ひのえうま)という年回り。60年に一度しか巡って来ない超ラッキーな1年だ。60年に一度のラッキーを、マッサラのお皿に願掛けすれば、2026年はきっとウマくいくさー。(ウマい!笑)まっさらなイヤープレートで“ハッピーニューイヤープレート”と、いきましょう。オーソドックスに壁に掛けるだけでは芸がない。なにかおもしろい使い方を新発明してみませんか。たとえばですよ、ケーキやフルーツだと当たり前すぎるので、お節やオードブルを盛っちゃっても、いいんじゃないかしら。洋風なお節じゃなくても、黒豆や数の子、栗きんとん、海老の旨煮なんかの伝統的なお節でも意外に似合いそうな気がしませんか。きっと、センスの良いテーブルコーディネイトに仕上がることでしょう。さあ、新年の誓いを立てながら、冒険的な使い方に、レッツ・チャレンジ!きっと、チャレンジブルな1年になりますよ。常識なんか、蹴っ飛ばせー!(ヒヒーン、と)

ヘレンド 「イヤープレート・うま」
16,500円(税込)
直径約19cm ※皿立て付き
ヘレンドの開窯は1826年。約200年の時を超えて、手づくり、手描きの伝統を伝えています。2020年からはじまった干支シリーズは、世界中に伝わる民話や昔話を題材としている。7作目となる午(うま)は、モンゴルの平原に伝わる話からイメージを得ています。
■売場
本館4階 グレイスフルテーブル
フロアマップ

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