ちかごろ、じぶんへのプレゼントという言葉を良く聞く。じぶんへのプレゼントなら、ことはカンタンだ。いまいちばん欲しいもの。前から欲しかったけど想いが叶えられていないもの。そんな観点で選べば良いからだ。すべてはじぶんのこころが赴くままに。それで良いのだ。ひとえに、贈るのも贈られるのも、じぶん。このコミュニケーションには、主観(送り手)と客観(受け手)という二者は存在しない。じぶんひとりだけしか存在しないので、相手の気持を想像したり、結果を気にする必要はない。じぶんの中ですべてが完結するのだから、こいつはやりやすい。
では、だれかへのプレゼントとなると、どうだろう。この場合は、贈る動機から考えないといけない。なにかの記念だったり、お祝いだったり、はたまた残念会かもしれない。その動機に合わせて、何が良いか、いろいろと想像力を巡らせないといけない。でも、その想像力が相手のハートのど真ん中を射抜くとは限らない。そこが難しいし、悩ましいところだ。それなら、無駄な想像力を働かせるより、いっそ、じぶんが好きなもの、欲しいものを贈っちゃえ。というのは、どうだろう。いっそセレナーデならぬ、いっそソレナーラである。(笑)
たとえばわたし自身の身のまわりを見渡すと、水玉(ドット柄)が大層お好きな御人がいる。こういうひとなら、分かりやすい(考えやすいというべきか)。プレゼントもドット柄のなにかで決まりだ。ところが、こんな分かりやすいひとは、そうそういるものではない。だから、あれこれ考えるのを放棄しよう。じぶんの好きなものを贈るのだ。こうすると、贈る際のメッセージも書きやすい。「あなたのことが大好きだから、わたしの大好きなものを贈るね」。これだけで、気持ちは届き過ぎるくらい、届く。じぶんごとに照らすと、ストライプ柄になる。ストライプ柄が好きだ。とくにシャツは。無地のシャツよりも、ストライプのシャツを着ると、俄然、元気がでるというかスイッチが入る。(もちろん、ワタシの場合であって、他人もそうかは分からないけど)
そんなワタシがプレゼントに選ぶなら、これだ。イギリス生まれの「コーニッシュウエア」。ストライプ柄のテーブルウエアで名高いブランドだ。特長的な青と白のストライプ柄は、イギリスはコーンウォール地方の青空と白い波をイメージしているとか。デビュー以来、もう100年以上も愛され続けているらしい。いろいろな色があるが、とくにブルーが良い。朝から、こんなカップでお茶を飲むと、元気をもらえる気がする。カップだけじゃなく、ソーサーやティーポット、ディッシュまで揃えてしまったら、もうそれだけでお茶の時間が待てなくて、ウズウズしてしまいそう。
ちなみに、ストライプで有名な柄に、ロンドン生まれのロンドンストライプがある。やや太めの紺色のストライプ柄のシャツなんか、まさにデキル男の象徴のように見えるじゃないですか。ストライプ、バンザイ。ストライプ、礼賛!
ところで、素朴な疑問だけど…。ストライプとボーダーの違いって、なんだろう。一説にはストライプは縦縞で、ボーダーは横縞だそうだ。
そう、そう。ウォーリーが着ているのがボーダーだ。シマシマなんて言うと、トシがバレちゃいますよ。(笑)シマシマにしろ、ストライプにしろ。ボーダーにしろ。呼び方は横に置いておいて、いずれにしても、ひとを元気にしてくれる柄ではないかしら。
さて、頃は6月。ジューンブライドに憧れる方も多いだろう。結婚のお祝いとなると、どうも固定概念から硬い路線で選んじゃいがちだけど。好きなひとに、好きなものを贈る。その精神でいけば、良いんじゃないかなあ。だから、ワタシの場合はストライプ柄の、このテーブルウエアにする。なんだったら、父の日にだって、受けそうだ。こんなマグカップなら、きっと、お父さんにだって、喜ばれるんじゃないかなあ。
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