と、聞かれたら。ワタシは即座に、ハイッ!と、マッスグに手を挙げたいほどなのだ。ここでいうお布団とはかけ布団ではなて、敷き布団のことですが。でも、よくよく考えてみたら、それは、お布団が好きというよりも、ゴローンとするのが好きということなのかもしれない。生来の怠け者のせいか、すぐにゴローンとしたくなる。そして、いつの間にかウトウトするのが好きだ。
さて、季節は秋。秋は夜が長い。どれくらい長いかというと、夏をこれくらいとすると、秋は、ホラ、こんなに長いんです。なんて横に並べて、比べられるわけではありませんが(笑)。秋は日の出から日の入りまでの時間が1年でいちばん短い季節。つまり、夜の時間が長いというわけだ。秋分の日を過ぎると、だんだんと夜が長くなっていくのを感じるはずだ。そこから、「秋の夜長」という言葉が使われ出した。夏の暑さも過ぎ、夜が過ごしやすくなったことへの思いも込めた言葉と言われている。今年のようにかつてないほど暑かった夏だって、いつかは終わる。そろそろ暑さも弱まってきたのを感じます。
さて、過ごしやすい秋の夜。ソファに寝そべって、気持ち良くゴローンとしながら、せっかくの長い夜を楽しもうではありませんか。寝転ぶのは良いけど、寝ちゃうには勿体無いですぞ。さあ、秋の夜はこれからだぜー。
というわけで、寝転んで過ごす時間楽しむためのお供を用意しましょう。少し前に流行った、「カウチポテト族」という言葉を、ご存じですか。カウチ(ソファー)にゴロゴロしながら、ポテトチップス(ジャックフードの代名詞)をポリポリし続けているひとを指して生まれたアメリカの俗語だ。さすがに、塩分も脂分も多いジャンクフードを食べてゴロゴロしているのは不健康。ここは、秋らしい素材を使ったヘルシーなスイーツやドリンクを片手にソファーで映画を観たり、音楽を聴いたり、本でも読んだり。そんなふうに過ごすのはどうだろう。
ソファーで過ごすときのお供には、脂質の多いジャンクフードよりも、たとえば茹でた枝豆はどうですか。これならなら誰でもできるはず。枝豆の量はしを切っておくのがポイントです。芋や茄子など秋の野菜を蒸したオツマミもアリです。揚げるよりも蒸すほうが料理法としてはヘルシー。ポン酢でも好きなドレッシングでも、美味しくいただけます。ほんの思いつきのアイデアだけど、こんなのはどうでしょう。「お豆腐とクリームチーズでつくるチーズケーキ」。「甘酒のアイス」、「米粉の蒸しパン」、「蒟蒻のわらび餅」。ネットで調べたら、レシピはたくさん出てくるでしょう。料理が好きな方なら、お茶の子さいさいですね。ソファーにゴロリン生活のお供をじぶんでつくると、楽しみがさらに増すというもの。ぜひ、実践してくださいな。
ところで、お布団好き、ゴロゴロ好きが選びたいソファーがあります。その名も「FUTON」というソファー。一度座ったら病みつきになるという噂だ。とにかく、名前に「FUTON(布団)」と付けただけに値する、リラックス感があるらしい。これは、実感してみるほかはないですね。