わたしのお転婆宣言!
このたび、路線変更です。ある年齢のころから、エレガントにおしとやかに行こうと思っていたんだけど。どうもガラでもないし、肩が凝るし。そんなことを考えずに、フツーにじぶんらしく行こう、“地でいこう”というわけ。変に飾ったりせず、妙に装ったりせず。ありのままのじぶんで行きます!そんな心境になったのは、あるパンツとの出会いがあったから。(それは、後ほどお話ししますね)
「お転婆」って、周囲に気後れしないで元気に活発に動き回ること。そして、どちらかと言えば、少女や女の子という年代の娘(こ)を指す言葉ですよねえ。なのに、なんで、なんで…お婆さんが転ぶと書いて「お転婆」なんだろう。お婆さんが転んじゃったりしたら、まったくもって、危ないと言ったらありゃしない。どういう理由で、「お転婆」という言葉ができたのだろう。お転婆という言葉から勝手な想像をして、跳ね回って飛び回って転び回るほど元気なお婆さんが語源なんだろうと思っていた。ところが、調べてみると、あら、まあ!語源は日本語ではなくてオランダ語だった。オランダ語で「ontembaar(オンテンバール)」は“飼い慣らせない”という意味。他にも、“不屈の”とか“抑え難い”とかの意味もあるらしい。オンテンバールがいつの間にか、「飼い慣らせないほど元気で活発なオンナの子」を指すようになったようだ。「お転婆」はフツーには少女年代の女性を指す言葉だから、“婆”という文字に、ぜったいに違和感があるよねえ。でも、語源を知って、意外性に椅子からひっくり返りそう。それこそ、“おばあさんがころんだ”級のオドロキなのだ。
「おばあさんがころんだ」って聞くと、なんだか「だるまさんがころんだ」を思い出しませんか。こどものころの、ほら、あの遊び(いまの子どもたちもするのかな?)。どちらも10文字。笑いを含んでいて、そして覚えやすく、口をつきやすい。「だるまさんがころんだ」は、関西だと「ぼんさん(坊さん)がへ(屁)をこいた」になるって知っていた?これまた、関西らしいというか、なんというか(笑)。おばあさんもだるまさんもズッコケて転んじゃいそうなほどの、キョウレツな関西ギャグ。同じ10の数え方でも、ずいぶん地方色が出るんですね。
さて、さて。転んじゃう話が長くなっちゃったけど。跳んでも、跳ねても、走っても、それこそ芝生の上を転げ回っても、動きやすいこのパンツ。それこそ、これがあると「お転婆」になれちゃうのだ。それなのに、見た目はスッキリ、カッコイイ、しかも軽量。お仕事だって、お出かけだって、思い切り活動的になれちゃうのだ。これからの梅雨の時期。雨に濡れてもすぐに乾くから、鬱陶しい雨の日のお出かけも、苦にならない。雨の日だからってドレスダウンしなくても、オシャレなトップスとも相性良し。
雨よ、フレー!フレー!ワタシ!なのだ。