お部屋に花を飾ろうと思うときって、きっと、理由がありますよね。あくまでも想像なんだけど、 “季節感”や“気分転換” “おもてなし”のためというような、理由が多いんじゃないのかな。近ごろ気分が滅入っているから、パーっと明るい色のアレンジメントを飾ろう。そろそろ汗ばむ季節なので、涼しげな花を置こう。友人たちを招いての食事会なので、華やかな演出をしよう。このほかにも、いろんな理由がありそうです。
ところで、お花といっても「生花」「プリザーブドフラワー」「アーティフィシャルフラワー」があります。「生花」は文字どおり生きた花。「プリザーブドフラワー」は生花を長時間楽しめるように保存加工したもの。そして、「アーティフィシャルフラワー」は生花をリアルに再現した、造られた花。生花にはない美しさを表現できるので、近年注目の存在なのです。そして、ある意味少しのメンテナンスで半永久的に楽しめちゃう。(じつは、最近知ったのだけど)
ジャーン!
さて、こんなアイデアはどうだろう。「アーティフィシャルフラワー」ならずっと置いておける。だから、いろんな花をコレクションしておくのだ。それも、好きな“花言葉”の花を選んでおくのだ。そして、そのときどきの気分に合わせて、花言葉からその日の花を選ぶのだ。じぶんが花言葉にインスパイアされて、その気になったり。運気が上向いたり。ひょっとしたら、運命まで変えられるんじゃないかな。と、いうわけです。あくまでも、花言葉は昔のひとが想いを託したことで生まれたもの。花言葉のとおりになるとは保証できないけど、なんだか、じぶんのその日を変えられそうでウキウキしてきませんか。
例えば、バラの花言葉は「愛」「美」。(なるほど、らしいね)ヒマワリは「あなただけを見つめる」「愛慕」」。(なんだか、情熱的)ブライダルベールは「幸福」「願い続ける」。ナデシコは「大胆」「純愛」「貞節」。オニユリは「愉快」「陽気」「華麗」。オリーブは「平和」「知恵」。フジは「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」。カスミソウは「清らかなこころ」「無邪気」「親切」「幸福」。カトレアは「優美な貴婦人」「成熟した大人の魅力」「魔力」「魅惑的」。カーネーションは「無垢で深い愛」。
これは、ほんの一例。それこそ、花の数だけ花言葉はあります。まず、花言葉を探す。そして、じぶんの好きな言葉を見つける。その花たちを購入してストックしておく。あとは、その日、なりたい気分に合わせて、花言葉から花を選ぶ。人が集まる日には「おしゃべり」という花言葉なんかが良さそうですね。何本かを束にしてフラワーベースに生けるのもよし、さりげなく一輪挿しておくのも良いですね。「おしゃべり」「愉快」「一緒に踊って」なんて花言葉を持つ花を、アレンジメントにして飾ってみるとパーティーが盛り上がりそう。話のネタにもなりそう。話に花が咲きそう!(なーんちゃって、ね)。
いかがでしょう。花言葉から花を選んでみる。生花だと毎回大変だけど、「アーティフィシャルフラワー」を何種類かコレクションしておけばカンタン。さっそくできそうでしょ!