華やかで洗練された暮らしのフロア 本館4階 Time of Grace

2023.11.17

迷走したら、瞑想。

コロナの3年間で働き方がすっかり変わったと言われている。このエッセイの読者の中にも、会社がリモートワークに切り替わり自宅で仕事をするようなったひとが多いのではないだろうか。毎日のひともいれば、週に何度かというひともいるだろう。そんなみなさんに、質問です。リモートワーク(ここでは自宅での仕事)って、どうですか。集中できますか。

「プライベートな空間なので気が散って集中しにくい」「会社への行き帰りにやっていた、ちょっと息抜きの寄り道ができなくなってリフレッシュできない」「ついついベッドに横になって寝てしまい、仕事の進行が遅れがち」。こんなことはないですか。
かたや、家事や育児、趣味や遊びの時間と仕事のバランスをとりやすくなったというひともいるだろう。ワークライフバランスが良くなったひとはリモートワークで新たなメリットを享受できているからOK!ですね。
どうも仕事に集中しにくい。仕事中に気分が迷走してしまって困る。そんなひとは「瞑想」をとり入れると良いといわれているのを、ご存じだろうか。集中力を高めたり、気分を切り替えたり、リラックスできたり。「迷想」には、いろんな効果があるといいます。

では、ここで「迷想」のHow toについて軽くご紹介しましょう。まず、基礎的な用語。瞑想によってつくり出される、モノゴトに集中しやすい心身の状態を「マインドフルネス」といいます。聞いたことがあるかもしれませんね。瞑想が手法でマインドフルネスは結果ということ。マインドフルネスは気を散らさずに、自然とじぶんに意識が向かう状態。瞑想によって集中力が高まった状態というわけ。
まずスタートは、ここから。仕事やプライベートなどの余計な不安や心配を意識の中から追い払うことからはじめる。なにも考えないのではなく、ひとつのことだけに意識を向けることが肝心とか。そのためには、ラクな姿勢で座り目を閉じること。そして、この状態を1~2分間つづける。この状態に馴染んできたら、こんどは視覚(または聴覚)に集中する。その際には、目に入っているモノや聞こえている音に意識を集中するのがコツ。ただ1点を見つめる。聞こえている音のみに耳を澄ませる。すると、集中できるようになる。どちらかといえば、視覚の方が集中しやすい傾向にあるらしい。
ほら、やってみると、だんだん、だんだん、集中力が高まってきませんか。こうやって、雑念やネガティブな気持ちから距離を置くことができたら、アタマがクリアーになり考えが整理しやすくなります。客観的な考えや判断もできるようになり、やるべきことに集中できるから、効率も上がるというものです。
コロナ後もリモートワークがつづくという方は、いちどお試しあれ。ここにご紹介したHow toそのままではなくても、仕事の前に手を洗うとか、好きなお茶を飲むとか、ガムを噛むとか、服を着替えるとかでも良さそうです。じぶんに合った集中力を高める方法を見つけましょう。

ひとそれぞれいろいろあるけど、メリットも多いリモートワーク。「瞑想」をうまくとり入れて、「迷走」しがちな心身のバランスをうまくコントロールしたいものです。そして「瞑想」にぴったりの、こんな小道具はいかが。火を灯すとパチパチと焚き火のような音がするキャンドル。そして、キャンドルが溶けていくと、部屋中に穏やかな香りが広がる。目を瞑ってこころを落ち着け暖炉を思い浮かべてみよう。こころを音と香りに委ねると、ひとつのことに向かって意識が集中していきます。

ウッドウイック
火を灯すと、パチパチと暖炉のような音がする。アメリカ生まれのキャンドル&フレグランスのブランド。ウッドウイックのキャンドルは音と香りと視覚(火のゆらぎ)の3つの魅力を持つスタイリッシュなアロマキャンドルだ。
アロマキャンドル
WoodWickジャーキャンドルM  3,960円(税込)
WoodWickハースウィック  6,050円(税込)
パチパチという音を聞いていると、暖炉の前でくつろいでいるような気分になっていく。エッセンシャルオイルをぜい沢に使った、ナチュラルで力強い香り。約18種類の香りのバリエーションがある。
■売場
本館4階 ラ・ノクタンビュール
フロアマップ
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