華やかで洗練された暮らしのフロア 本館4階 Time of Grace

2023.07.31

シアワセをポッケに。

シアワセをポッケに。

朝の散歩にいい季節を4月とするなら、朝の散歩がやや辛い季節に変わるのが7月ではないだろうか。春先はまだ朝の風は冷たいが、早朝の散歩なら上ってくる太陽の光をカラダに受けたくて陽の当たる場所を選んで歩く。のぼりくる太陽の恵みがカラダを温めてくれる。あー、気持ち良い。7月になると早朝といえども早くも気温はかなり高くなる。日本の場合は湿度もそれなりに高い。そこでどうするかといえば、陽の当たらない場所を選んで散歩するようになるのだ。

そんな朝の散歩で、途中にクローバー(シロツメグサ)が群生しているところを良く通る。立ち止まり、目を皿のようにしてジーッと見つめてみる。他人が見ると、何か落とし物をしたのかと思うかもしれない。そうではない。四つ葉のクローバーを見つけられないかと探しているのだ。でも、四つ葉のクローバーを見つけた試しがない。調べてみると、四つ葉のクローバーを見つけるには、秘訣のようなことがあるらしい。

まずクローバーについて。通常クローバーという草は三つ葉なんだけど、ときおり変異体で四つ葉のものがあり、四つ葉のクローバーには幸運をもたらすという言い伝えがある。ただし、この言い伝えの根拠や、いつごろどこで言われるようになったかは分からないとか。でも幸運というイメージから、ひとは四つ葉のクローバーにひかれる。自然に四つ葉が発生する確率は1万分の1とも10万分の1とも言われているらしい。その確率の低さから幸運のシンボルになったのだろうか。

四つ葉のクローバーが出やすい時期は春から初夏にかけてのようだ。葉っぱが成長する時期は四つ葉の出現率が高いんだって。おっ、いまは7月。ちょっと遅いかー。でも、草刈りをしたあとなんかも、新たな葉が成長するので四つ葉が出やすいと言う。ヨシ!明日からの散歩道では草を刈った跡を探してみよう。単純だから、すぐにその気になる。

四つ葉のクローバー

何かにその気になれば、いつもの散歩の楽しみが増す。スマホの歩数計も楽しみになる。見慣れた風景だって、飽きることがなくなる。いつもは気づかないものに目を向けてみよう。空だってブルースカイだけが美しいわけじゃやない。不意に雨が来そうなグレートーンの空の色の美しさに目覚めるかもしれない。小川の流れを動画で撮ってみるのはどうだろう。名も知らない野の花にも興味を向けたくなっていく。名は知らなくても、いまはグーグルカメラの機能を使えば簡単に野の花の名前だって教えてくれる。“グーグル先生”とはよく言ったものだ。楽しみが増えると朝の散歩も辛くない。かくして、四つ葉のクローバーを探そうという動機にはじまった散歩の楽しみはどんどん広がる。そして、散歩の距離が伸びるとダイエットにも効果が期待できる。期待が現実になれば、ラッキー!まさに四つ葉のクローバーは幸運のシンボルだ。

そして、いつの日か、わたしは四つ葉のクローバーを見つけることになる。いつの間にか四つ葉のクローバーを見つけるヒケツなんか、どこかにおき忘れてしまった日に。何気なく見たクローバーの群生の中の四つ葉のクローバーと目が合う。運命の出会いが待っていたのだ。見つけた四つ葉を持っていたハンカチに丁寧に包みポケットに入れて持ち帰る。

四つ葉のクローバー

さて、散歩から帰るとまずはシャワーで汗を流したい。お気に入りの石鹸からその日の気分に合わせてひとつチョイスする。じつは、この石鹸のパッケージにも四つ葉のクローバーが散りばめられている。散歩で四つ葉のクローバーが見つけられない日だって、ワタシにはこのソープがあるのだ。シャワーを終えて良い香りに包まれたボディ。お気に入りのTシャツに着替えると、ワタシのエンジンがかかる。さあ、ワタシ、朝食をつくろう。

クラウス ポルト 「ゲストソープボックス」
4,180円(税込)
■クラウス ポルト
2017年に創立130周年を迎えた「クラウス ポルト」。創業の地ポルトガルの歴史ある街ポルトでふたりのドイツ人により生まれたボディケアとフレグランスのブランドだ。上質な香りに満ちた手づくりのソープで名声を築いてきた。それぞれの製品パッケージにはヴィンテージのグラフィックデザインが採用され、独自の個性と世界観を表現している。
■ゲストソープボックス
クラウス ポルトのシンボル的な商品のひとつ、ゲストソープ。ベースとなる油脂成分は100%植物由来で、保湿成分をふくむシアバター(シア脂油)が配合されている。15個のカラフルなミニサイズソープはフローラルノートやフレッシュノートなどの香りがラインアップしている。ゲスト用としてはもちろん、ご自身やお友だちとあれこれ試して楽しむのもオススメ。
■売場
本館4階 ラ・ノクタンビュール
フロアマップ
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