VOL.4

地球を思う気持ち。

2022.06.01

こんにちは Nataneです*

最近「サステナブル」というワードを耳にする機会がどんどん増えてきて、生活する上で欠かせないテーマというか、人類のミッションのように感じます。今回は個人レベルで出来ることは何か、私なりに考えてみました。

私たちが生活していく中で、“物を買う”ということは、日常的な行為で経済を動かす上でも欠かせないですよね。なので、私は自然に配慮した、そして値段に関わらず長く使おうと思えるものを買い、それらを大切に使うということを心掛けています。 例えば、洗剤は環境汚染につながらないようなものを選んだり、野菜も栽培方法にこだわっているものを買ってみたり。すぐに飽きて新しいものに買い換えるのでなく、お手入れや修理をして長く愛着を持って使うことを意識しています。
そして日々、お買い物をするときに、利益のことだけではなく、地球のことを考えている人々や会社から物を買うようにもしています。これも、サステナブルに取り組む人々や会社を応援することになり、サステナブルの輪が広がっていくことに繋がると思っています。

この意識が芽生えたきっかけは私の幼少期にあります。アジアの国々を旅していた頃は(詳しくはVOL.1 へ)、井戸で水をくみ、炭でお皿を洗い、電気もほとんど使用しない生活をしていました。世界中を旅していたこともあり、最小限の物しか持っていなかった。そのため、我が家では、壊れたものはお直しして使うのが基本でした。子どもの頃は分からなかったけど、とてもいい経験だったと思いますし、これが今フリーマーケットを開催する(詳しくは VOL.3へ)という、モノを少しでも長く循環させる行動に繋がっているのだと思います。

「将来は東京じゃなくても、自然に囲まれて暮らしたい。」そんな風に私は考えているのですが、類は友を呼ぶのか・・・モデル仲間やフリーマーケットで出会った同世代の人たちにその話をすると、私の幼少期の話に興味を持ってくれたり、自然に囲まれた暮らしへの憧れに共感してくれる人もたくさんいて、嬉しく思います。

そして、私にはお手本にしたい憧れの方たちもいます。 タイに住んでいた頃に出会った東京出身のご夫婦は、今は奈良で民家をリフォームして、無農薬のほうじ茶を栽培しながら暮らしています。また、東京で一緒に働いたり遊んだりしていた友達夫婦は、愛媛でみかん農家をしながら動物保護への取り組みもできる拠点を作っているそうです。
最近では、リモートワークにより、住む場所の選択肢が増えましたよね。デジタルを活用しながら、自然とうまくバランスのとれる社会がどんどん進んでいけばいいなと思います。

皆さんは日々、サステナブルについてどう思っていますか。私自身、サステナブルへの思いや考えを友人に話したことで、具体的なアクションに繋がりました。皆さんも周りの人と話すことで、何かを始めるきっかけになるかもしれません。あなたが日々、地球を思う気持ちが大きな変化に繋がりますように!

Natane

  • 日々の生活の中で社会の仕組みを考えたり、サステナブルについて友達と話すことはとても大切な時間です。

  • 知人が栽培した奈良の無農薬ほうじ茶をマイボトルでよく持ち歩いてます!

  • 都会を離れ自然を感じに。何もせずただ自然を感じる時間はなによりも幸せです。

PROFILENatane

1996年インド生まれ。スペイン人の母親と日本人の父親と共に様々な国を旅して過ごす。12歳の時、日本でモデル活動を始め、現在はフォトグラファーや母親と立ち上げたアクセサリーブランドのディレクターとしても活躍の幅を広げている。色んなことに興味を持ちチャレンジする前向きな性格。サステナブルについても関心を深めている。

@natanedayo

VOL.3

春ですね、衣替えの季節がやってきました!

2022.04.05

皆さまお元気ですか。最近は、ポカポカ暖かくなってきたので休日やちょっとした空き時間にもすぐ公園に行きたくなります。外が気持ちいい季節が1番好きだなぁ!服装も薄着だと楽でいいですよね。笑

服はベーシックでずっと使えるものが好きです。私は物を買う時に必ずいらなくなった時の事を考えます。「この服は何年着るだろうか、いらなくなった時は売ることができるだろうか、誰かにあげれるかな?」など、なるべく捨てなくていいようにしたいと思っています。洋服って年相応なものを買うイメージがあるけど、いくつになっても着られる服や、子供へと受け継いだりする服もロマンがあっていいですよね。私の母は服飾関係の仕事をしていたのでよく服を作ってくれたり、私が着なくなった服を妹のサイズにリメイクしたりしていました。残念ながら、もうボロボロになるほど着古して今は手元にないのですが。唯一、子供の頃からずっと持っている真っ赤な着物があります。覚えてないけど誰かからのお下がりだったと思う、、その着物が大好きで何もない日でもよく着せてもらいました。その後は私のお下がりとして妹がよく着ていましたが、もう私たちには小さくなったので、次の世代に何か別の形にして残したいななんて思ってます。そんな服に囲まれて暮らせたら幸せだと思う!

でもキュンとした服はついつい買っちゃいますよね、、自分を幸せにしてくれるなら買っちゃえ!て思う気持ちもある!だからいらなくなった服が増えると、よくフリーマーケットをしています。自分の好きな服が次どんな人に着てもらえるのか見るのも楽しい!でもフリーマーケットをやると逆に服が増えることもしばしば。笑 友達の服が可愛くてついつい買っちゃったり交換しあったり、、みんなでバトンタッチしてるみたいでとても楽しいです!一つひとつを大切に使っていけばゴミも減りエコにつながる、そして自分のクローゼットが、大切な服たちで満たされているってすごい素敵な事だと思う。

トキメク服と良いお付き合いをしていきましょう!皆さまに素敵な春が訪れますように〜✳︎

Natane



  • 真っ赤な着物を着てパシャリ!この着物は今でも大切に持ってます。

  • 10年来の親友みととは今までたくさんフリマをしてきました。写真は4年前にフリマと写真展を同時開催した時のもの!懐かしい〜

  • フリマ準備はいつもギリギリになってしまう。ずっと着てないのに手放したくない服もたくさん!笑

  • 最近のフリマにて、、春夏服を出品しました!

  • 真っ赤なワンピースに一目惚れ!古着は出会いですね、、夏着るの楽しみ!

PROFILENatane

1996年インド生まれ。スペイン人の母親と日本人の父親と共に様々な国を旅して過ごす。12歳の時、日本でモデル活動を始め、現在はフォトグラファーや母親と立ち上げたアクセサリーブランドのディレクターとしても活躍の幅を広げている。色んなことに興味を持ちチャレンジする前向きな性格。サステナブルについても関心を深めている。

@natanedayo

VOL.2

Happy Valentine!
こんにちは、Nataneです!

2022.02.01

Happy Valentine!
こんにちは、Nataneです!

みなさんお元気ですか? もう2月ですね、、バレンタインがもうすぐそこまで来てますね!!私はお菓子作りが苦手でバレンタインが近づくとソワソワします、、小学生の時、初めてチョコを溶かそうとした時はフライパンでガリガリに仕上げました笑 そしてチョコを溶かすには『湯煎』という工程が必要と知り、実践してみたもののなぜか分離させたり、生チョコを作ろうとした時は固まる事なくドロドロになりました、、私にはお菓子作りができない呪いみたいなものがかかっていると信じてます。なので私は作るより買う派ですが、7つ年の離れた妹はお菓子作りが上手、それに、お祝いごとやイベントを大切にしているのでいつも感心します。何ヶ月も前から何をあげようかと考え、買ったプレゼントには手紙を添えて渡す。そんな素敵なことをどうしてこんなに自然とできるんだろう・・・。私と母は真逆というか、直前に実用的なものを買うという感じでイベントごとには疎いタイプ。そんな私たちは妹を見習い徐々に『祝う』ということを大切にする様になってきたと思います。人のために時間を使うってことは愛だし、人を想う時間が1番素敵だと気づかされた私は、妹への日頃の感謝の気持ちを伝えるためバレンタインに向けてお菓子作りの練習をすることにしました!
今回はグルテンフリー(※01)&プラントベース(※02)なチョコケーキを作ってみました!食材を選ぶ時には、なるべく地球にも自分にも優しい選択をするようにしてます。

成果としては、、、少し焼きすぎたけど、3口目から美味しいと感じる甘くないケーキが出来上がりました笑 私的には好みだけど、1口目からおいしいと感じるものを作りたい…諦めずにこれからも挑戦はつづけよう!呪いが解ける日まで〜笑

ではまた✳︎
Natane



※01_グルテンフリーとは、小麦粉に含まれる粘性物質である「グルテン」を摂取しない食事法または、含まない食品のこと。

※02_プラントベースフードとは、植物由来原料で全てもしくは大部分を作られた食品、食生活のこと。鉱物、添加物、乳・卵を含む場合もある。



  • チョコレートケーキに挑戦!

  • 主な材料は、70%チョコ、デーツ、ナッツ類、米粉、蜂蜜、ココナッツオイル、豆乳です!

  • チョコは湯煎で溶かす。豆乳・他材料をボウルの中へ。全て流し込み、ナッツは好きなように並べる

  • 完成~!見た目は美味しそう!!

VOL.1

こんにちは、はじめまして、
Nataneです!

2022.01.01

こんにちは、はじめまして、
Nataneです!

この度はじめてコラムを書くことになりドキドキワクワクしてます、まずは知ってる人にも知らない人にももっと私のことを知ってもらおうという事で…第1回は自己紹介させていただきます!

Nataneは本名です。珍しい名前なのでよく芸名かと聞かれますが、ひらがなでなたねと言います。生まれはインド!母はスペイン人、父は日本人のミックスです。12歳までアジアを中心に家族で旅をしていました。なぜインド生まれかというと私の両親がインドが好きだったので長女はインドで産みたかったとのことで…自由奔放な両親です。12歳で日本に帰国し、生まれてはじめて学校へ行きました。

まず同世代の子供がたくさんいることにびっくりしました。もちろん世界中にはもっといっぱい子供がいるのだけど、それまではホームスクールだったので家で勉強していたし、自然の一部みたいな生活をしていました。裸足で走り回ったり、バケツに入れた水を太陽で温めて入浴したり、井戸水を組み上げたり、ヤギや鶏を育てたり、そんな生活をしていた私が突然大阪の公立の中学校にやってきたわけで、そりゃカルチャーショックもたくさんありました。

  • バケツに入れた水を太陽で温めて入浴したり、電気もガスもあまり使わない生活をしてました。

  • 後ろに背後霊みたいにうっすら映ってるのは私の妹です。いつもどこでも一緒にいました!

  • よく見たら裸足です…笑 おかげで今でも川辺など石が多いところで裸足で走るのが得意です。

日本の子供は大人みたいでした。ドアを開けて譲ってくれたり、初対面は名字にさん付け。それから名前にちゃん付けになり、呼び捨てになるという順序があることにびっくりしました。その内面の大人っぽさと持ち物のギャップもすごかった…キャラものを卒業する歳頃だと思い黒のエナメルの筆箱を買った私。いざ学校へ行くと上級生もみんなキャラものを持ってて、、のちに私も自然とキャラものを買っていました笑笑 でも不思議とあまり辛い思いはしなかった。それまで私は転々といろんな国に住み、いろんな文化に触れてきたので自分の中に定まった基準というものがまったくありませんでした。すべての文化を自然と受け入れ馴染むことが得意になっていたのだと思います。子供の世界も日本の文化も知らない私は嫌味を言われてもいじめられてもそれに気がつきませんでした。今となって振り返るとあれは嫌がらせだったのかなぁ・・・と。けれど、気がつかないという最強の武器を手に私はあまり苦労することなく、のほほんと学生生活を送っていました。

モデルをはじめたのもちょうど12歳の頃。シャイな私は自分の意思ではなく母に連れられてモデル事務所に行きました。母は私がかわいいからとかではなく、友人のハーフの子がモデルをやっていたので私もちょっとくらいはできるんじゃないかくらいの気持ちだったそうです。それが将来の仕事になるとは誰も想像してなかったから今でも不思議に思います。

日本でモデルをし始めた頃の写真。ベリーロングだった頃が懐かしいな〜

4年ほど前から写真に興味を持ちはじめ’love your colors’をテーマに写真のZINE(※1)を作ったり、動物愛護団体に寄付を目的としたTシャツ’charity t-shirt’を制作するなど写真をツールに自分の思いを形にするようになりました。そしていつかコラムも書いてみたいなとぼんやり思っていたので今回この機会をいただきとっても嬉しかったのです!!言葉はどんな表現よりストレートに人に届けることができる。だからこそ怖いし恥ずかしいけど、自分の言葉を誰かに届けることができるこの機会に感謝しながら、私らしくゆるりと書いていこうと思ってます。次回も見てくださいね!!!★

Natane

※1:「ZINE(ジン)」は個人で作った本のこと。名前の由来は「Magazine(雑誌)」の”ZINE”だと言われています。

愛犬のマイクと。お散歩したり一緒にお出かけするのが日々の楽しみです♪

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