再びおしゃれが動き出しそうな今年の夏。スタイリスト 辻 直子さんも「行動範囲が広がりそうなこの夏は、ファッションで自分を遊びたい」と語ります。アクティブな気分がさらに高まるアイテム選びやスタイリングの秘訣を、辻さんに教えてもらいました。
〈ベイジ,〉ドレス 36,300円 スカーフ 15,400円_4階 コンテンポラリー アンサロン 〈グレースコンチネンタル〉サンダル(ヒール高2cm) 22,000円_4階 コンテンポラリー 〈フランシーヌブラムリパリ〉イヤリング 11,000円_1階 アクセサリー売場 ワンス アポン ア タイム
「さらりと1枚で成立するウエストシャーリングのドレス。夏のシンプルなドレスは、小物次第でイメージをコントロールできるのも魅力です。カラー小物が豊富な今シーズンは、大ぶりモチーフのピアスやスカーフで思い切って遊ぶのも新鮮。“今”を感じる色を効かせるだけで、ドレス1枚の着こなしもフレッシュに刷新できます」
〈トゥモローランド コレクション〉トップス 23,100円 パンツ 26,400円 ジャケット 39,600円_4階 ランド オブ トゥモローランド
「セットアップで着られるアイテムが充実しているのも今季の特徴。ジャケット×パンツの王道コンビではなく、フレアキャミトップスとワイドパンツのように、それぞれ１つだけで印象的なアイテムを組み合わせると、一味違って見えます。表情のあるラフな風合いの素材が軽やかさを演出するので、ブラウンのワントーンも重たくなりません」
〈ベイジ,〉トップス 31,900円 パンツ 31,900円_4階 コンテンポラリー アンサロン〈フランコフェラーリ〉スカーフ 35,200円_1階 シーズン雑貨売場〈ジョゼフ ストゥディオ〉バッグ 18,700円_4階 コンテンポラリー アンサロン
「構築的なシルエットのオーバーシャツは、ショートパンツでヘルシーにアレンジすると、アクティブな印象が高まります。この夏もビッグシルエットの白シャツブームは続きますが、そのまま着るとキレイめすぎたり、垢抜けない印象に見えてしまうアイテムでもあり、白シャツの日こそコーディネート力が試されるもの。スカーフやバッグでコンテンポラリーな柄を取り入れて、モダンなアクセントを効かせることも白シャツを新鮮に着こなすテクニックです」
〈ミュラーオブヨシオクボ〉ドレス 64,900円_4階 ロビーフォーウィメン 〈ベイジ,〉バッグ 19,800円_4階 コンテンポラリー アンサロン
「キレイ色にも惹かれますが、夏に着るミニマルな黒のワンピースも素敵。このワンピースのように微光沢素材やスタンドカラーできちんと感はありながら、緩やかなシルエットで窮屈にならない1着は、どんなシチュエーションにもマッチして、アクティブに楽しみたい夏のベストパートナーに。印象的なディテールを選ぶと、夏の黒も地味に陥りません」
〈セオリー〉トップス 19,800円 パンツ 34,100円 ジャケット 49,500円_4階 コンテンポラリー 〈ベイジ,〉スカーフ 15,400円_4階 コンテンポラリー アンサロン ※その他は参考商品 ※〈セオリー〉トップスは5月中旬入荷予定
「今年らしいイエローのセットアップに、同系色のシースルーブラウスを合わせてグラデーションコーデに。スマートなイメージのセットアップも、ほんのり肌が透ける素材をMIXすることで抜け感のある軽やかなスタイルに。合わせる素材を変えてみたり、スカーフで遊びを加えると、同系色コーデの着こなし度が簡単に上がります」
〈ベイジ,〉ジャケット 39,600円 パンツ 31,900円 トップス 26,400円_4階 コンテンポラリー アンサロン＜クリストファーニューヨーク＞ネックレス 99,000円_1階 アクセサリー売場
「この夏はべールがかったようなニュアンスの浅くて鈍い色が目立ちます。そういうトーンの色を選ぶだけで今のムードが出ますが、カラーONカラーで大胆に取り入れるのも着こなしを一新するアイデア。色の力を借りるだけでスタンダードなシャツやパンツも新しい着こなしが可能に。気持ちが外に向き始める今年の夏は、かしこまった着こなしではなく、自由に色を纏って自分を遊んで欲しいと思います」
〈フランク&アイリーン〉ジャケット 42,900円_4階 ロビ−フォーウィメン〈ジョゼフ ストゥディオ〉パンツ 16,500円 トップス 16,500円_4階 コンテンポラリー アンサロン〈センシスタジオ〉帽子 25,300円_1階 シーズン雑貨売場 〈ピッピシック〉サンダル(ヒール高7cm) 36,300円_4階 シューズギャラリー
「着心地のいいリネン素材のオーバーサイズシャツは、スリット入りのストレッチパンツを合わせて、今年らしい着こなしに。タンクトップではなくノースリーブニットをインナーにして、コンビネーションに変化を付けると更新感がアップ。全体をモノトーンでまとめれば、捻りを効かせた着こなしも奇抜にならず大人っぽくまとまります」
辻 直子 / スタイリスト :
数多くのファッション誌で活躍し、女優やタレントのスタイリングやブランドのディレクションも手掛ける。上品で女性らしいスタイリングや洗練されたライフスタイルで幅広い女性から支持を集めている。
