2025.02.18
オアフ島の西部“カポレイ”にあるローカルコーヒーメーカー「ハワイアン・パラダイス・コーヒー」
※こちらの記事は2024年1月に編集したものの再掲です。
#Hawaiiライフ オンラインストアでは、ハワイのコーヒーやお茶をお取扱い中です。
オアフ島の西部に位置する“カポレイ”に、ロースティングハウスと工場を持つローカルコーヒーメーカー「ハワイアン・パラダイス・コーヒー」の魅力を詳しくお伝えするために、ハワイ在住のKanaさん(@aloha__kana)に現地取材に行ってきてもらいました。
ハワイのレストランやホテルでも提供されている「ハワイアン・パラダイス・コーヒー」。
2023年から日本でも販売が始まった、注目のコーヒーメーカーです。
ハワイではたくさんのホテルやレストランでも提供されていて、約80%のマーケットシェアを占めるほどの大きなメーカーなんですよ。
ハワイ旅行の際にホテルで飲んだことがある、という方もいらっしゃるかもしれませんね!
今回は、オアフ島の西側、カポレイエリアにある工場にお邪魔し、そんな人気のコーヒーができるまでを調査してきました!
カポレイはワイキキとはまた違い、ローカルが集うお店やモール、美しい自然が広がるエリアです。
今回お話を聞いたのは、副社長のマリリンさん、セールススーパーマネージャーのショーンさん、シニアグラフィックデザイナー&セールスマネージャーのフェルマーさんです。
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皆さんとてもフレンドリー😍
おすすめの飲み方や、ハワイのどこで購入ができるかも教えていただきました。
副社長のマリリンさんおすすめの飲み方は、「私たちのコーヒーは、とても滑らかでスムーズな飲み心地。そのため、シンプルな飲み方をするのがおすすめです。風味を楽しみながら飲んでほしいです。」とのこと。
おすすめのフレーバーを2つ教えてもらいました。
■10%コナ クラシックロースト(ノンフレーバー)
ノンフレーバーの「10%コナクラシックロースト」は、ミディアムロースト。
クラシックローストそのままのフレーバーを楽しみたいなら、何も入れずに飲むのがおすすめだそう。ローストの風味とアロマを感じながら飲むことができます。
■10%コナ ルアウラテ(ココナッツ&マカダミア)
副社長のマリリンさんがミネソタに行った時、とあるコーヒーショップにトロピカルなフーレーバーの「ルアウラテ」があったそう。
その日は雪が降るほど寒い時で、外までトロピカルな香りが広がっていたそうです。
その後マリリンさんはハワイに戻り、「私たちオリジナルのルアウラテを作ろう!」と、生産を始めたのがきっかけだそうですよ。
ココナッツ&マカダミアのハワイらしいアロマが広がるルアウラテ、寒い雪の日に出会ったコーヒーからヒントを得たとは、少し驚きです。
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コーヒー豆は、ABCストアやデュークスレーン、ドンキホーテやロングスなどでも購入できるそう。
フェルマーさんが、「一番種類が多いのは、ワイキキのデュークスレーンかな。ワイキキ内のABCストアでも、お店によって違うフレーバーが売っていることもあるよ。チェックしてみてね!」と教えてくれました。
同じチェーン店でも品揃えが違っていることもあるそうなので、比べて購入したい方はワイキキ内のお店を歩き回って見つけてみるのも楽しいかもしれませんね♪
今回の取材では、工場の心臓部でもあるロースターエリアの見学もさせていただきました。
こちらで18年間ローストを担当されているマスターロースターのバーニンさんにお話を聞くことができました。
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ロースターの機械について色々と説明してくれました。
赤い色のロースターでは、1回で55パウンド(約25キロ)の豆をローストできるそうです。
ローストは、全て機械に全て頼るのではなく、ロースターが実際の豆を取り出して、豆の色やアロマをチェックしながら進めていきます。
15秒ごとのロースター内部のデータがマシーンの画面で確認でき、設定している温度(ターゲットとなる温度)と、今の実際の豆の温度、空気の量など細かいことを読み取ることができます。
ローストが出来上がる瞬間は、かなりドキドキ!
ロースター同士で「今は○秒、○度」などと、細かく声をかけながらローストを止める瞬間を見極めていました。
ローストが終わったあとは、豆がマシンの下部に降りてきます。ここで、豆の熱をクールダウンさせるようです。
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ロースターエリアの横には、巨大な袋がぎっしりと置かれていました。
この1袋あたりに、500パウンド(約227kg)の豆が入っているそう。
ここでローストした豆を24時間保管し、ガス抜きをしていきます。
このエリアはコーヒーのアロマに包まれていて、コーヒー好きな私にとってはとても心地よい空間でした。
このエリアの最後には、コーヒーマシーンで使える専用カプセル「K-cup」用のパッケージマシーンがありました。1分間で180個ものK-cupができるそうです。
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次に案内していただいたのは、人気のフレーバーコーヒーが作られるエリアです。
オレンジ色の機械にローストした豆を入れてフレーバーをつけていきます。
1回で、100パウンド(45kg)の豆にフレーバーをつけることができるそうです。
「フレーバーになる原料をどれくらい入れるかなどのレシピはあるものの、絶妙なバランス感覚が必要。サインエンスみたいなものですごく難しいんだよ」とのこと。
また、このエリアには、ホテルやレストランなどに提供されるパッケージをする機械と、販売用のパッケージを作る機械もありました。
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パッケージエリアの最終工程は手作業。
担当のケイリーさんが、ひとつひとつ丁寧に箱詰めしていました。
ここで、「ハワイアン・パラダイス・コーヒー」のパッケージに「隠れハワイ」を発見!
パッケージの底に、さりげなくデザインされているハワイの島々がオシャレです。
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オフィスにもお邪魔させていただきました。
現在コーヒーを提供しているホテルやレストランのロゴが飾られていたり、メインランドで提供している場所を示す地図などを見せていただきました。
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オフィスの下には、小さなショップも併設。
ステンレスタンブラーや、定番フレーバーの豆などが販売されていました。
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※日本で販売している商品のパッケージは、ハワイ現地の写真とは異なります。
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