※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

阪急うめだ本店 7階 美術画廊
9月3日(水)〜 9日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
2025 アール・ヌーヴォー
魅惑の煌めき
ガレ・ドームガラスの世界展
「プラム文花器」
(直径19×高さ39.5cm)
昨年、没後120年を迎え、作品のすばらしさや奥深さが改めて認識されたエミール・ガレ。そのガレと並び称されるドーム兄弟や彼らの協力者により生み出された斬新かつ高度な技法による作品をご紹介します。目の肥えたアール・ヌーヴォーファンを魅了する秀作揃い。ぜひ、この機会にご覧ください。
1846年、フランス北東部のナンシーで、ガラス器、陶器の製造工場を経営する父のもとに生まれる。学生時代から文学、修辞学、哲学、植物学などを学び、優れた成績を残した。
1866年、北ロレーヌのマイゼンタールのガラス工場でガラス製造の技術を習得。翌年からは父の会社でデザイナーとして協力する。
1877年、父の会社の経営を引き継ぎ、ガラス器、陶器の製造販売を手がけるようになる。
1878年、パリ万国博覧会に参加。独自に開発した「月光色ガラス」や陶器を出品し、銅賞を受賞。
1889年、パリ万国博覧会ではガラス部門でグランプリを、また陶器と家具部門でもそれぞれ金、銀賞を受賞し、国際的な評価を得る。
その後も、新たなガラス技術を研究、1900年のパリ万国博覧会でも大量のガラス作品を出品、再びグランプリを獲得し、人気を不動のものにした。
1904年、永眠(享年58歳)。
兄:オーギュスト・ドーム 1853年~1909年
弟:アントナン・ドーム 1864年~1930年
1853年、兄、オーギュストがフランス北東部のナンシーで工場を経営していた父のもとに生まれる。パリで法学を学ぶ。
1864年、弟、アントナンが生まれる。パリの工芸学校で技師の資格を得る。
1878年頃、兄が、1887年には弟が父の工場のガラス製造事業に参加。
1889年、パリ万国博覧会で、ガレの成功に触発される。
1891年、工場に装飾ガラス部門を設けて美術工芸品としてのガラス生産を開始。“ヴィトリフィカシオン”、“アンテルカレール”などの独自の技法を開発するだけでなく、工芸作家や美術作家などの優秀なスタッフを採用し、水準の高い作品を数多く世に送り出す。
1900年、パリ万国博覧会に作品を出品、ガラス部門でグランプリを獲得し、アール・ヌーヴォーを代表する工房となる。
1901年、エコール・ド・ナンシー(ナンシー派)が結成される。弟が副会長に就任。
1909年、兄が亡くなり、弟が事業を引き継ぐ。1930年に永眠。
現在もドーム工房はクリスタルメーカーとしてクリスタル作品を発表し続けている。
9月10日(水)〜 16日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
U-ku 絵画展
〜孤独と水彩の可能性〜
「静かな対話」(F50号)
“孤独の再定義”をテーマとして絵画を制作するU-ku(ユーク)。幼少期に経験した海外移住や帰国後の孤独感がその源泉です。孤独をネガティブなものとしてではなく、創造の源泉として再定義し、絵を描く過程で偶然に生まれる滲みや形を、人生の予期せぬ出来事として捉え、作品にいかしています。その解釈は、見る人それぞれ。抽象画の中にいる少女を探す中で、絵画鑑賞を通したご自身との対話をお楽しみください。
1989年、兵庫県に生まれる。
2012年、神戸女学院大学文学部英文学科 卒業。
2016年、初個展開催(東京)。
2019年、アートフェア「Art:gwangju19」招待参加。
2021年、青山美智子著『赤と青とエスキース』装画提供(PHP研究所刊)。
2022年、青山美智子×U-ku共著 詩画集 出版(7月・12月に各1冊、PHP研究所刊)。
2023年、POLA MUSEUM ANNEXでの企画グループ展に出展(東京)。アートフェア「Study:大阪関西国際芸術祭」出展(大阪)。企画グループ展「TEXTURES」 出展(英国・ロンドン)。第11回 2023 美の起原展大賞 受賞。東京新聞『私の東京物語』全10回掲載。『ぶらり途中下車の旅』出演(日本テレビ)。三井グループ社内報『MITSUI Field』巻頭インタビュー掲載。
2024年、東急プラザ銀座 Art Galleryにて個展開催(東京)。UAL Chelsea College of Arts 短期留学(英国・ロンドン)。
9月10日(水)〜 16日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
唐津 丸田宗彦 作陶展
「高麗茶盌」(直径14.5×高さ9.6cm)
唐津は土が命。その命を出せるように自分のものにしたい。先人の陶工に感謝し、地元唐津の土にこだわり、焼きにこだわり、創りにこだわり 私も唐津にこだわっていきたい。酒器、食器、茶盌など約100点をご披露いたします。ぜひご高覧ください。
丸田宗彦
1961年、丸田正美の次男として生まれる。
1980年、濱田庄司の三男、篤哉氏に師事(~’83)。
1987年、内田皿屋窯を開窯。
1993年、しぶや黒田陶苑にて個展開催(東京)。
1995年、阪急うめだ本店にて個展開催(大阪)。
2000年、皿屋川登窯開窯。
2002年、NHK BS『器 夢工房』に出演。
2008年、野村美術館「高麗茶盌の挑戦」出展。
2024年、しぶや黒田陶苑にて30回記念展開催(東京)。
9月17日(水)〜 23日(火・祝)
※催し最終⽇は午後4時終了
奥村晃史 油彩画展
Mild Life
「Osaka Goat」(F8号)
私たちの暮らしに寄り添う動植物・・・家畜や野菜、果物といったモチーフを通して、日常と非日常を描き出す奥村晃史。リアルな描写の中に忍ばせたわずかな違和感やユーモアが、見る人に新しい視点と静かな驚きをもたらします。見慣れた動植物に、こんなにも深い美しさや不思議さが潜んでいたことに気づかされる醍醐味をお届けします。
1972年、岐阜県各務原市に生まれる。
1997年、福井大学大学院教育学研究科美術教育専修 修了。
2008年、第27回損保ジャパン美術財団選抜奨励展 出展(損保ジャパン東郷青児美術館・東京)。
2009年、クロスアート2 The 7 Top runners 出展(岐阜県美術館)。
2012年、個展 すごいどうぶつ開催(各務原市中央図書館・岐阜)。
2013年、個展 マイルドアニマルズ開催(加藤栄三・東一記念美術館・岐阜)。
2022年、奥村晃史展 村国 the ミュージアム開催(村国座・岐阜)。
Art Fair Tokyo、Korea International Art Fair、Art Taipeiなど国内外アートフェアでの展示多数。岐阜県各務原市のアトリエで制作し、国内各地で個展を開催。近年は国内のほか、韓国、台湾、香港などアジア地域で展示を重ねている。平成19年度岐阜県芸術文化奨励 表彰。
9月17日(水)〜 23日(火・祝)
※催し最終⽇は午後4時終了
大家まい 陶展
「咆哮(ほうこう)」
(幅30×奥行25×高さ56cm)
身近な動植物や神獣などをモチーフに、磁器に上絵付けをしています。色のグラデーションと白黒のモチーフ、金彩を組み合わせ、より繊細で優美な表現を目指し制作いたしました。今回は酒器を中心に花器や飾り壷、食器など約60点を出品いたします。
大家まい
1994年、石川県金沢市に生まれる。
2017年、石川県立九谷焼技術研修所本科 修了。卒業制作展 パーマネントコレクション 選定。
2023年、「進化する九谷 探求魂」出展(日本橋三越本店・東京)。「週末は、お茶遊び」出展(’24 、阪急うめだ本店・大阪)。
2024年、個展開催(縁煌・石川)。KOGEI Art Fair Kanazawa 2024 出品(ハイアットセントリック金沢・石川)。
2025年、「進化する九谷 スパーク×破天荒」出展(日本橋三越本店・東京)。
現在、石川県能美市にて作品制作を行う。
9月24日(水)〜 30日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
築窯五十周年記念
丹波 柴田雅章 作陶展
左から
「黒釉指描手付水差」(直径15.6×高さ21cm)
「掛分釉鎬手壺」(直径16.8×高さ33.8cm)
上から
「灰釉スリップウェア楕円皿」
(幅34×奥行25×高さ6.5cm)
「飴釉掛分スリップウェア長楕円皿」
(幅29.8×奥行17×高さ4.5cm)
今年は、独立築窯50周年の節目です。こだわってきた丹波の土・自製の木灰による釉、赤松を用いた登り窯での焼成によるスリップウェアや大皿、大壺をはじめ、皿、鉢、ピッチャーなどの食器類を中心に約400点をご覧いただきます。より多くの方々にご来場いただければと願っております。
柴田雅章
1948年、東京都に生まれる。
1971年、中央大学理工学部工業化学科卒業。丹波の生田和孝氏に師事。
1975年、丹波・篠山町にて独立、築窯。
2003年、「英国の古陶・スリップウェア」展開催、並びに図録の出版に尽力。
2008年より、日本民藝館展審査員に就任。
日本橋三越本店(東京)、阪急うめだ本店(大阪)など、各地で個展を開催。日本陶芸展、日本民藝館展、国展など入選多数。

阪急うめだ本店 7階 美術画廊
10月1日(水)〜 7日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
中川原哲治・惠子と里彩
染め 織り 紡ぎの布展
~人と自然をつなぐ繭からの布~
左から 「絹からみ織り布・手紡ぎ真綿入り
(先染め・後染め)」
「絹からみ織り布・手紡ぎ真綿入り」
「絹からみ織り布・手紡ぎ真綿と強撚糸入り」
(いずれも絹100%、幅80×長さ200cm)
※仕上げや風合いにより多少サイズは異なります。
ご了承ください。
1894年創業の二階堂織物を背景に、東京・八王子と山梨・山まゆの里で布づくりを続ける中川原哲治・惠子と五代目里彩。
天蚕の飼育や養蚕から、糸紡ぎ、染め、織りまで─すべての工程を家族だけで行い、自然と響き合う布を生み出しています。
山梨の豊かな風土を生かした創作を中心に、バリ島・ウブドにも工房を持ち、その息吹を受けながら、日本で一枚一枚を丁寧に織り上げています。
大量生産や分業ではなく、糸の一本から物語を紡ぐものづくり─それは、四季の移ろいと共に生きる暮らしの中から生まれる現代の“暮らしの道具としての布”。
持続可能で、時代を越えて愛される一枚を、山梨の小さな工房からお届けします。
中川原哲治・惠子・里彩
1894年創業の「二階堂織物」を背景に、東京・八王子、山梨「山まゆの里染織工房」、バリ島「美雲庵」の工房で、それぞれの環境や文化の特徴を活かした創作を続ける中川原哲治・惠子と五代目となる娘、里彩。
1980年、世界で活躍を始めた日本のファッションデザイナー諸氏への創作テキスタイルの提案を始め、後半には百貨店美術画廊での『創作布展』が始まる。
1990年代より、海外を含め、各地の主要百貨店での作品展を展開。
併せて、山梨、バリ島での野蚕飼育を始め、自然と向き合った創作活動を続け現在に至る。
10月1日(水)〜 7日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
林玖瞠 うるしの仕事
「海への道」
(幅10×奥行10×高さ13.5cm)
漆の多様な表現に惹かれ、長く使える器の機能性と、アートとしての可能性を探ってきました。難しさの中に手応えを感じながら、今の自分にできる限りの表現を形にしました。漆という素材に込めた想いを、作品から感じていただければ嬉しいです。
林玖瞠
1978年、京都市立芸術大学塗装科 卒業。
1979年、新匠工芸会奨励賞 受賞。
1980年、京都市立芸術大学美術専攻科 修了。京都美術展 出展。
1987年、工房ポミワンネ設立。
1999年、京都工芸美術展 出展。
2000~’21年、大阪工芸展 黒岩賞・奨励賞・大阪府教育委員会賞・大阪工芸協会会員賞など受賞多数。
2002年、大阪工芸展 出展、国際漆展 出展(石川)(いずれも’11・’23)。
2007年、伊丹国際クラフト展 出展(’10・’12、兵庫)。
2018年、大阪府工芸功労者表彰。
2019年、台日工芸交流展 出展(台湾・台中市)。ソヨンgalleryグループ展 出展(ソウル・韓国)。
2020年、京都工芸美術作家協会展 出展(~’24)。
2022年、京都工芸美術作家協会展奨励賞 受賞。
その他、個展、グループ展多数。京都工芸美術作家協会会員。大阪・京橋にて、工房ポミワンネ主宰。兵庫・芦屋にて漆教室主宰。
10月8日(水)〜 14日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
岸本謙仁 回顧展
「縄文伊賀トルソー」(径20×高さ37.5cm)
“食えなくなっても好きな事をやる!”これが岸本謙仁の作陶生活でした。戦争で兄弟をふたり亡くし、10歳で終戦を迎え、戦後の食糧難。“米粒なき雑炊の列に並びいて、青春明日を疑わざりし。”と言った心境だったのでしょう。そんな作陶生活を続ける事が出来たのは、支えてくれる方々がいたからこそ。志野・織部から、古伊賀、青磁の作品を通して、謙仁の無鉄砲な精神性に迫ります。
1934年、愛知県名古屋市に生まれる。
1960年、岐阜・美濃に入る。
1974年、日本橋髙島屋にて初個展開催(以後11回、東京)。
1978年、日本工芸会 正会員認定。
1982年、阪急うめだ本店にて個展開催(以後27回、大阪)。
1986年、名古屋丸栄百貨店・豊橋丸栄百貨店にて個展開催(以後5回、愛知)。
1988年、ドイツJAPAN ART個展開催。アメリカ・バークコレクション収蔵。
1989年、アメリカ・イェール大学美術館収蔵。
1992年、NHK主催 日本の陶芸「今」百選展 、パリ・日本各地縦断展 出展。
1998年、三国山築窯30周年記念・阪急うめだ本店にて個展開催(大阪)。
2001年、五都美術商連合会主宰「21世紀展」出展(以後毎年)。
2003年、豊田市美術館収蔵(愛知)。
2011年、日本橋三越本店にて個展開催(以後4回、東京)。
2023年 逝去。
10月8日(水)〜 14日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
coppers早川 造形展
~銅の不思議な世界2025~
「Chill Time Keeper」
(幅25×奥行25×高さ67cm)
「coppers早川」は、2001年から活動を始めました。モダンで、レトロフューチャーな世界の表現―“銅の細胞を持つ生物達が住まう世界”―それが、「coppers早川」のコンセプトです。今展では、時計をモチーフにした「Chill Time Keeper」をはじめ、大小合わせて50点以上の作品を展示します。不思議でどこか暖かな世界を、ぜひご高覧ください。
早川篤史
2001年、銅作品の制作活動を独学で開始。
2004年、東京都現代美術館「球体関節人形展」に押井守監督依頼作品展示。
2005年、押井守監督の依頼により、愛知万博にてオブジェを展示。
2007年、第34回日本銅センター賞 受賞。各地の百貨店にて個展開催(以降随時、新宿髙島屋・松屋銀座(東京)、阪急うめだ本店(大阪)、福岡三越 他)。
2008年、「坂の上の雲ミュージアム」にて、司馬遼太郎氏へのオマージュ展示(愛媛)。
2013年、アートフェア東京等 出展。
2015年、Young Art Taipei(台湾)等 出展。
2017年、Infinity Japan 出展(台湾)。Asia Contemporary Art Show 出展(香港)。
2018年、Affordable Art Fair等 出展(シンガポール)。
2022年、中国・深圳 Gallery 夢譚にて展示。
10月15日(水)〜 21日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
gangaの手仕事
―糸 染め 織り 暮らし―
真木テキスタイルスタジオ
「カルパケープベスト」
(ヒマラヤウール・メリノウール、
縦68×横110cm)
毎日過ごす中で、素材と向き合う時間が圧倒的に長いこの頃です。飽くこともなく、終わることもない織りとの長い旅、たくさんの手から生まれる素材、色、織りの豊かな布を中秋にご紹介します。
真木千秋
1980年代末、インドにて織物づくりを開始。
1990年代、沖縄西表島の染織家、石垣昭子と出会い、真砂三千代とともに真南プロジェクトを始める。
2017年、ヒマラヤ山麓3,000坪の敷地に、農園、藍窟、染場、機場、縫製場、ギャラリーをそなえた「ganga maki工房」をスタジオムンバイのジョイ・ジェインとともに作る。
現在は、年間9~10ヵ月間「ganga maki工房」で暮らしながら、素材となる植物を育て収穫し、繊維、糸、染料としてインド各地の天然素材とともに、織物、衣、ありとあらゆる繊維でできるモノを作っている。
10月22日(水)〜 28日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
至剛 日本画展
うまのまにまに
「天馬空を仰ぐ(てんばくうをあおぐ)」
(M20号)
このたび、阪急うめだ本店にて初の個展を開催させていただく運びとなりました。本展のテーマは、“うまのまにまに”。これは、思うまま・流れるままに。古語では、神仏の意のままに従うという意味合いの言葉です。日々変化し続ける心の機微や、言葉にならない感情を、そのままのかたちで受けとめ、無理に意味づけることなく、自然の流れに身をゆだねながら表現しています。私の作品には、明確な名称や分類はありません。それは善でも悪でもなく、はっきりとした輪郭を持たない、曖昧で純粋な存在です。“見えるものがすべてではない”という考えのもと、見る方それぞれの心の中に、自由な解釈や感情の“何か”が皆様の中に静かに芽生えていくことを心より願っております。約25点をご披露いたします。何卒、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
至剛
1985年、和歌山県に生まれる。
2018年、ヤングクリエーターズアワード2018 大賞 受賞。
2019年、Tigerbeer JAPANプロモーションアーティストに選出、出演。Humans of YouTube「日本のYouTube101」受賞。
2023年、第49回現代童画展 弥生美術館館長賞 受賞。展示多数開催(ギャラリー アートデアート・ビュー (大阪)・阪神梅田本店(大阪)・ジェイアール京都伊勢丹・現代童画展(東京都美術館)など)。
2025年、くどやま芸術祭 出展(和歌山)。
その他、個展、グループ展、アートフェア、紙面掲載多数。
現在、ライブペイントグループ(drip)メンバー、現代童画会 委員。
10月22日(水)〜 28日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
佐藤透 コアガラス展
香水瓶「チェルシーの庭」
(直径6.3×高さ10.3cm)
巧みな色使いに定評がある佐藤透のコアガラスの器は美しい植物文や、愛らしく時にユーモラスな動物文などで飾られています。驚くことにこれらの装飾は全て小さなガラスパーツやレース模様の棒を熔かしつけて描かれています。艶消しされた柔らかな色彩のコアガラスの器をご覧ください。
1960年、神奈川県に生まれる。
1983年、横浜市立大学文理学部 卒業。
1992年、東京ガラス工芸研究所 修了。
1997年、(財)クラフト・センター・ジャパン選定品。
1998年、 麻布美術工芸館選定品。
2011年、NHK制作「美の壷」香水瓶の回に出演。
2018年、岩手県立美術館にて講演。
国内外にて個展多数。
10月29日(水)〜 11月4日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
第46回 松崎健 陶芸展
「窯変灰被花器」
(幅25.8×奥行11.8×高さ28.6cm)
陶芸の郷“益子”の地で伝統と対峙しながら、常に斬新な作風を目指し挑戦している陶芸家、松崎健。その作品は、国内外で高い評価を得ています。今展では、窯変志野・織部・陶塊石などの花器を中心に、日常を彩る器類の数々もご紹介します。
1950年、日本画家・松崎脩己の三男として東京に生まれる。
1972年、玉川大学芸術学科陶芸専攻。卒業後、島岡達三氏の門に入る。
1978年、京王百貨店新宿店にて個展開催(以降毎年、東京)。
1980年、国画会野島賞 受賞。阪急うめだ本店にて個展(以降毎年、大阪)。
1982年、国画会 会友。
1984年、国画会 会友優作賞 受賞。
1986年、国画会 会員。
1993年、ニューヨークELYSIUM ART近代日本陶芸展にて師弟展 開催(アメリカ)。
1995年、ニューヨークGALLERY DAIICHIARTSにてグループ展 開催。ニューヨークBABCOCK GALLERIES にてSix Master Potters at the Modern Ages展 出展(濱田庄司、島岡達三、松崎健、バーナード・リーチ、ウォーレン・マッケンジー、ランディ・ジョンソン)。
1997年、日米陶芸4人展 出展(西武池袋本店・東京)。
以降、国内外にて個展、グループ展多数。
※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。
※サイズは目安です