※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2024年4月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

4月3日(水)〜 9日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

久保修 紙のジャポニスム Kiriéの彩り展

「はす池にあそぶ」(縦63.8×横42.3cm)

素晴らしい日本の四季折々の風景や旬の食材を、独自の視点で切り取り、空気感や自然の香りさえも感じさせる切り絵画家、久保修。切り抜いた作品に、アクリル絵の具や岩絵の具などを混ぜ合わせ、自身で和紙に染めて、色を付けています。久保修オリジナルの混合技法作品も出品予定。今展では、ジクレー版画含む約50点の切り絵作品をご覧いただきます。

1951年、 山口県美祢市に生まれる。
2009年、文化庁文化交流使に指名され、ニューヨークを拠点に活動する。
2016年、フィラデルフィア日米協会 最高芸術賞 受賞。
2018年、久保修切り絵ミュージアム 開館。
2019年、山口県文化功労賞、文化庁長官表彰 受賞。
2021年、切り絵の魅力を国内外に伝えるためYouTubeで動画配信を開始。
2022年、フィラデルフィアのドレクセル大学、在サウジアラビア日本国大使館より招聘される。
2023年、久保修切り絵ミュージアムが、観る&作る体験型ミュージアムへとリニューアルオープン。
2024年、奥田元宋・小由女美術館にて展覧会を開催(広島)。
世界16ヵ国で展覧会を開催。ふるさと切手「隅田川花火・朝顔」「天神祭」をはじめ、切手、年賀はがき、商品パッケージのデザインも担当するなど、多方面で活躍。

4月10日(水)〜 16日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

小暮真望 版画展
~自然美の讃歌・日本百名山~

「緑の輝き」
(縦60.6×横90.9cm、小川手漉和紙使用)

日本各地の風景を愛し、繊細な表現によって貴重な自然美を人々に伝える版画家、小暮真望。葉ずれの音が聞こえそうな筆致と躍動感あふれる大胆な構図、艶やかな空気感は、国内だけではなくヨーロッパを中心とした海外でも高く評価されています。今展では、安曇野の田園風景や白馬連峰とそばの畑など、新作を中心に30余点をご覧いただきます。

1948年、 群馬県館林市に生まれる。
1966年、 群馬県館林高等学校 卒業。
1972年、 明治大学大学院工学部修士課程 修了。(株)本田技術研究所に入社しエンジン開発の責任者、また、軽自動車の総合責任者として、数々の車を世に送り出す(〜’82)。
1982年、版画工房を設立する。
1984年、日本版画会展 新人賞 受賞(’85同展 東京都知事賞、’86同展 会友賞 受賞)。
1990年、オーストラリア国際日本版画展 TIE賞第1位(’91イタリア、’92ノルウェーにて同賞受賞)。
1994年、日本版画会展 萬華賞 受賞(’95同賞 馬淵賞、’01文部科学大臣奨励賞 受賞)。
2002年、オーストリア新世紀宮廷芸術祭 国会議事堂総長賞 受賞。チェコ・プラハ宮廷芸術祭 東洋現代美術賞 受賞。
2007年、フランス・ロリアン ユーロビエンナーレ国際版画展 出展。
2012年、日本版画会会長 就任。(〜’17)
2017年、日本版画会名誉会長 就任。(〜’23)
2019年、日本・ギリシャ現代版画展 出展。

4月10日(水)〜 16日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

大前隆一 木工展

左:「欅大椅子」(幅66×奥行66×高さ115cm)、
右:「梻椅子」(幅66×奥行44×高さ116cm)、
「栃サイドテーブル」 (幅64×奥行38×高さ49cm)、
「般若心経」(縦81×横148cm)

この国には、それぞれ表情の違う四季があります。その豊かな自然の中で育った樹々たち。その樹々たちも又、豊かな表情を見せてくれます。欅・梻・栃・楢・楓・・・。 そんな樹々を切り、刻み、削り、漆を何度も塗り重ねる。 古くから変わらず続く木工の仕事。
大前隆一

1948年、兵庫県たつの市御津町に生まれる。
1981年、木工修行に入る。
1984年、兵庫県たつの市御津町にて独立。
1986年、姫路にて初個展 開催以降各地で個展多数。
2000年、神戸阪急にて初個展 開催(’01)。
2002年、阪急うめだ本店にて初個展 開催(以降隔年開催)。
2007年、高知、出雲、神戸にて個展、グループ展 開催。
2011年、神戸、博多、高知、出雲、和歌山等にて個展、グループ展開催。
2013年、神戸、広島、高知等にて個展、グループ展開催。

4月17日(水)〜 23日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

丁子紅子 日本画展
〜ひかりの落ち影。~

「花びらの数だけ、」(8号)

書籍やCDジャケットの装丁画、ファッションブランドとのコラボレート作品など、他ジャンルとの積極的な交流で活躍の場を広げ、SNSでも注目を集めている日本画家、丁子紅子。画業10年の節目として阪急うめだ本店では初となる個展を開催します。代名詞とも言える美人画を中心に、花や月、猫といった新作26点を含む約30点をご覧いただきます。

1991年、埼玉県さいたま市(旧大宮市)に生まれる。
2013年、女子美術大学 絵画学科日本画専攻 卒業。
2019年、第45回 現代童画展 現代童画大賞 受賞。現代童画会 委員に就任。
2021年以降、百貨店で個展を開催(’21西武池袋本店、’22ジクレー展 伊勢丹新宿店、’23そごう大宮店、そごう広島店)。
主な活動:文庫本表装 桐野夏生「講談社」、ファッションブランド「0658」や眼鏡ブランド「VioRou」とコラボレート。

4月17日(水)〜 23日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

木俣薫 作陶展

「唐津粉引茶碗」(径12.1×高さ10.1cm)

唐津で修業。神戸に戻り独立して30年を目前にして、阪急うめだ本店で初の個展をさせていただきます。独立当初の唐津古典写しから、自然の中で、山土、炎と向き合い流れた時間とともに、“私自身”に拘る作品へと移って参りました。紺碧の青鮮やかな「斑唐津碧彩」、しっとりとしてマットな「高麗黒」を中心に、茶碗、壺、花器、酒器、使い易い食器も揃えて展示いたします。
⽊俣薫

1967年、鹿児島県に生まれる。
1987年、甲南女子大学短期大学部 卒業。
1991年、唐津で修行を始める。岡本作礼氏、他に師事。
1995年、神戸にて独立、開窯。
2008年、兵庫県朝来市に登り窯を築窯。
2016年、阪急うめだ本店「桃山陶と現代の作品展」に出展。
全国百貨店、ギャラリーで個展、グループ展多数。

4月24日(水)〜 30日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

片山みやび 展
~風と光と水いくばくか~

「そのころのこと」(P6号)

可愛らしくもスタイリッシュな画風で知られる片山みやび。北欧・デンマークで出会ったガラスフュージングの技法を使い、 森や花、鳥、雲など、自然のモチーフを温かな色彩で表現し、ガラスのきらめきと詩的な作品タイトルで、観る者を豊かな癒しの世界へと誘います。 今展では北欧の森をイメージしたアクリル画をはじめ、ガラスをコラージュしたドローイング作品、新作のガラスレリーフ、アクセサリーなどもご紹介。今ここにある喜びに気づかせてくれる鮮やかな光を放つ作品達をどうぞご覧ください。

1965年、兵庫県西宮市に生まれる。
1990年、京都市立芸術大学大学院 美術研究科 絵画専攻 版画科 修了。
2001年、「資生堂」のカレンダーに起用される。
2004年、コレクション展Ⅲ-館蔵版画大公開にてアーティストトーク「片山みやび自作を語る」に登壇(兵庫県立美術館)。
2010年、文化庁海外派遣研修員としてデンマークにて滞在制作(〜’11)。
2011年、オーギャラリーにて個展を開催(フレデリクスヴェアク・デンマーク)。
2014年、「森へいこうよ! 片山みやび展」開催(兵庫県西脇市岡之山美術館、以降、沖縄から北海道まで全国各地で100回以上の個展を開催)。
2017年、亀高文子記念 赤艸社賞 受賞。
2019年、瀬戸内国際芸術祭2019 出展(’22 ジョルジュ ギャラリー&コヒラカフェ・香川県)
2023年、オマージュTAKARAZUKAー春プリマヴェーラ(宝塚市立文化芸術センター・兵庫県)
パブリックコレクション:国立国際美術館(大阪府)、兵庫県立美術館 、和歌山県立近代美術館、大阪府江之子島文化芸術創造センター(大阪府20世紀美術コレクション)、町田市立国際版画美術館、京都市立芸術大学、ブルガリアナショナルギャラリー、フレデリクスヴェアク芸術協会(デンマーク) 、リム・リプ美術館(韓国)ほか 

4月24日(水)〜 30日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

島岡桂 作陶展

「地釉縄文象嵌鉢」(径37.4×高さ10.4cm)

土、釉、焼成方法等を色々と試行錯誤しながら作陶していますが、毎回課題が増えて来ているように思います。それもまたこの仕事の面白みだと感じつつ、日々作陶に没頭しております。薪窯作品を含めた花器や、新作の白磁の作品も含めた食器類を中心に、新たな試みで製作した生活を彩る作品、100余点を出品します。どうぞご高覧ください。

島岡桂

1978年 、栃木県益子町に筆谷等(日本画)・筆谷淑子(ガラス工芸)の次男として生まれる。
1997年、 祖父である島岡達三(重要無形文化財保持者)の門下として6年間修業。
2005年、 島岡達三の養子となる 。
2007年 、島岡製陶所を継承 。
2011年、 東京工業大学 百年記念館に「窯変縄文象嵌壷」、「灰被縄文象嵌扁壷」、「塩釉縄文象嵌皿」が収蔵される。
2012年 、角窯(半倒焔式の薪窯)が完成、初窯を焼く 。
2015年 、アメリカ・オレゴン州のマウントフッド・コミュニティカレッジでワークショップを開催。縄文象嵌のデモンストレーションを行う。KIZUNA展を開催(ポートランド ジャパニーズガーデン・アメリカ)。
2021年、 益子陶芸美術館にて「黒田泰蔵 白磁の道」、併催「益子ゆかりの陶芸家たち」に出展。 

2024年4月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

5月1日(水)〜 7日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

yukoh Tsukamoto art
塚本裕子
モノタイプ版画個展
翠に聴く~da Milano

「翠に聴く」
(縦55×横40cm、モノタイプ版画)

自然の中には、呼吸するような、静寂ともいえるようなひそやかな音があります。そして光が全てを創り出します。青葉若葉の爽やかな木々を吹き抜ける緑風の5月。その翠に耳をすませば、そこかしこから自然の声の響きが届く事でしょう。私の住む、北イタリアミラノの田畑と湖と小鳥、そして古い教会からの贈り物を、版画を通じてお届けします。

塚本裕子

大阪府池田市に生まれる。
武蔵野美術大学 油絵科 卒業、村井正誠に師事。
同 版画リトグラフ専攻 修了、清水昭八に師事。
Child Art おひさまクラブ 設立。児童幼児美術教育に従事する。
410リトグラフ版画工房 設立。
近畿大学文芸学部芸術学科版画専攻、リトグラフ専任講師。
水墨画技法修得 田中健三に師事。
大和絵技法修得 大和絵師岡田元治に師事。
2000年、渡仏。ジョルジョ ウピリオ版画工房 制作に従事。
2011年、Accademia di Belle Arti di Brera Milanoで学ぶ。
現在、イタリアミラノ市在住にて美術活動中。 多数の個展開催・グループ展に参加。

5月1日(水)〜 7日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

西本直文 作陶展
―創生―

玄生「翔」
(幅76.2×奥行17.2×高さ29.5cm)

生まれ育った広島に存在する2つの世界遺産からインスピレーションを得て、独自の技法を用いて創生した「玄生」・「龍水」・「十二単」、3つのシリーズ作品を発表させていただきます。ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
西本直文

作家在廊予定:
5月3日(金・祝)〜5日(日・祝)

1965年、広島市に生まれる。
1983年、大阪芸術大学 芸術学部 工芸科 陶芸 専攻 入学。
1995年、国際美術大賞展 フィレンツェ・モンテルポ国際親善賞 受賞(イタリア)。
2000年、『茶の湯-現代造形展』(ヘルシンキ市立美術館・フィンランド)。
2006年、紺綬褒章 受章。
2014年、日展 特選 受賞。(’19 国立新美術館・東京)。
2016年、第55回 日本現代工芸美術展 審査員(東京都美術館)。
2018年、第5回 陶美展 玄生「翔」優秀賞 受賞(主催 日本陶芸美術協会)。
2018年、International Glory Ceramic Art Master’s Works in Taiwan Exhibition 出展(台湾)。
2019年、第6回 陶美展 玄生「翼」優秀賞 受賞(主催 日本陶芸美術協会)。
2022年、第39回 田部美術館大賞「茶の湯の造形展」秀美賞・田部美術館長賞 受賞(島根)。
2022年、第10回 陶美展 審査員(日本陶芸美術協会)。第9回 日展 審査員(公益社団法人 日展)。
2024年、第120回 有田国際陶磁器展 審査員(佐賀県立九州陶磁文化館)。
現在、日展会員・現代工芸美術家協会評議員・日本陶芸美術協会幹事。

5月8日(水)〜 14日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

篠原貴之水墨絵画展
―水墨の新境地―

「夢(トスカーナ)」(縦67×横37cm)

新しい水墨表現を追求する篠原貴之。イタリアや日本の風景、静物、仏像など、様々なモチーフを瑞々しい感性で描き上げます。今回は、水墨絵画に加えて書と絵を融合した新しいカリグラフィーシリーズもご紹介。約50点の作品をご覧ください。

1961年、京都市に生まれる。
1986年、京都市立芸術大学美術学部彫刻科 卒業、同大学院彫刻科 入学。
1987年、イタリア国立ミラノ美術学院彫刻科に、イタリア政府給費学生として留学(〜’90)。
1992年、中国中央美術学院国画科に文部省派遣中国政府国費留学生として留学(〜’94)。
1994年、水墨画の創作、発表に専念。
阪急うめだ本店、松屋銀座等の美術画廊をはじめ、国内外各地で展覧会活動を展開する他、依頼を受けての襖絵、小説や文芸誌の装画や挿絵、テレビ番組とのコラボ等、水墨画を活かす様々な分野を舞台とし活動。著書『空と人と大地』、『墨いろの旅』、『墨いろの情景』、『墨いろの光』、『光のゆくえ』(いずれも日貿出版社刊)、英語絵本『HAMLET』(ラボ教育センター刊)。

5月8日(水)〜 14日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

今須智哉
ステンドグラス作品展

「Bloomingー恋する君へー」(クレマチス)
(幅83×奥行24.5×高さ85cm)

永遠に続く丸い輪の形、笑顔が幸せが心を癒すようにと願いを込めて、5種類のクレマチスの花が柔らかくつつみ込むイメージをメイン作品としました。草花からもらった最初のイメージをそのままに表現した、30点ほどの作品を出品いたします。華やかな作品たちをご覧いただければ幸いです。

今須智哉

1970年、兵庫県西宮市に生まれる。
2003年、ステンドグラスの制作を始める。
2004年、アトリエイマスを設立。
2006年、個展 小田急百貨店 町田店(’07、’09、’11、’13)。
2007年、個展 小田急百貨店 新宿店(’21まで計8回開催)。
2010年、 芦屋市にてアトリエ&スクールをオープン。個展 阪急うめだ本店(’22まで計7回開催)。
2011年、個展 河口湖オルゴールの森美術館(現 河口湖音楽と森の美術館・山梨県)(’12、’13)。
2017年、個展 箱根ガラスの森美術館(’19・神奈川県)。
2019年、「The Venice Glass Week」 に出展(Museo del Vetro ヴェネチアンガラス美術館・イタリア)。
2021年、個展 井上百貨店(長野県)。
2022年、銀座・和光にて作品展示販売(’23)。

5月15日(水)〜 21日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

武内祐人展

「No.1」(F6号)

テーマは“笑顔”です。僕は、笑顔は“頑張ったその先”にあると信じてます。「頑張って」なんて、無責任に簡単に言えることではないとは思っています。誰かの悲しみ、苦しみ、つらさ…同じだけ本当にわかるなんて、できないと思うから。 でも僕は、“頑張ること”を諦めてはいけないと思っています。だから…やっぱりやっぱり「頑張って」です。今回の作品も全て、そんな「頑張って」の気持ちを込めて、いろんな思いを巡らせて描いたものばかりです。もちろん“笑顔”を伝えるために、自分自身、精一杯楽しんで描きました。ここからまた、笑顔が誰かのもとに届き、広がること、願っています。

武内祐人

1969年、大阪市に生まれる。
1993年、京都市立芸術大学プロダクトデザイン専攻 卒業。
個展を中心に活動。阪急うめだ本店(’05~’19、’22~’24)、博多阪急(’12~’23)、松屋銀座(’09~’24)、岡山天満屋(’23)、福山天満屋(’22、’23)、米子天満屋(’21~’23)、ジェイアール名古屋タカシマヤ(’17~’21)、藤崎(’15、’17、’19、’21、’23)パレットギャラリー麻布十番(’13~’23)、アートスペース上三条(’03、’09、’15、’17~’24)。

5月15日(水)〜 21日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

唐津 川上清美 展

「深緋織部茶碗」(径12.0×高さ10.4cm)

唐津焼の伝統技術を元として、新たに竜鱗(りゅうりん)、烏黒(うこく)、萌葱(もえぎ)などに取り組みました。また、これまで唐津ではあまり行われていない刳り貫きで作製した茶碗、酒器なども出品。約100点の作品をご覧ください。
川上清美

1948年、長崎県対馬市に生まれる。
1980年、愛知県立瀬戸窯業訓練校 卒業。その後、唐津・備前にて修業。
1986年、唐津焼、田中佐次郎氏に師事。
1988年、唐津市半田にて独立。

5月22日(水)〜 28日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

今井和世 絵画展

「檸檬色の風」(縦36×横36cm)

檸檬色の光の中で草たちが風に揺れている。ふと自分もそこに属しているのだと感じる。枝先で小鳥は今日もさえずり、すーっと糸とんぼが目の前をすぎていく。草花を見つめながら立ち現れた命の姿を、心に映ったささやかな物語を描きたい。

今井和世

1974年、埼玉県生まれ。
国際基督教大学在学中より草花を育てながら水彩で絵を描き始める。
2000年、八ヶ岳に移住し、アトリエ空詩土を構える。自然豊かな暮らしのなかで野の草花や鳥、虫などをモチーフに創作活動をはじめる。
2011年・12年、デンマーク工芸学校に留学、アート専攻。
その後も八ヶ岳とデンマークを行き来しながら、制作をつづける 。
デンマークにて毎年個展を開催、阪急うめだ本店では今回は4回目となる。
2019年、Svanekegaarden にて個展(デンマーク)、阪急うめだ本店美術画廊にて個展。
2022年、松屋銀座、阪急うめだ本店、ギャルリーアビアントにて個展(山梨)。
2023年、ギャラリー一白にて個展(東京)。

5月22日(水)〜 28日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

還暦記念
第17回 織田達也 作陶展

手前から)
「辰砂八稜蓋物」(径13.6×高さ13cm)・
「白磁瓶子」(径17.0×高さ34.5cm)

今展は自身が還暦を迎えたこともあり、辰砂、赤絵(赤色)の作品とライフワークである白磁を中心に赤と白で会場を飾ります。壺、花器、鉢、一輪挿、蓋物など約80点の作品をご覧ください。

織田達也

1964年、香川県牟礼町に生まれる。
1984年、愛知県立瀬戸窯業専修訓練校 卒業。
1985年、瀧田項一氏に師事。
1989年、香川県牟礼町にて築窯、独立。
1992年、日本民藝館展 奨励賞 受賞。
1993年、阪急うめだ本店にて個展(以後隔年)。
1999年、日本陶芸展 準大賞(日本陶芸展賞)受賞。
2000年、日本民藝館展 日本民藝館賞 受賞。
2008年、「白磁壷」宮内庁 買上。
2009年、日本陶芸展 文部科学大臣賞 受賞。阪急うめだ本店にて「文部科学大臣賞受賞記念展」開催。
2019年、靖国神社150周年記念「さくら陶板」制作。
全国各地にて個展多数。

5月29日(水)〜 6月11日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

ART & POP REMIX

GIRUVI「goehringii #2」(縦67.2×横52.0cm)

現代アートのある生活を実現することをテーマに9階で開催される「HANKYU ART FAIR」の一環として美術画廊では、「ART & POP REMIX」を開催。古典的な美術のテーマやスタイルを取り入れながら、現代のポップカルチャーやアイコンを取り込んだ作品を制作するアーティストたち。今展では、アートが持つ多様性や柔軟性を探求し、アーティストの創造力がどのように伝統的な美術とポップカルチャーを融合させ、新たな表現形式を生み出しているかを体験していただけます。

参加アーティスト
HYKRX、GIRUVI、Yoheyy、赤池完介、平出俊、丸山恭世 他(順不同)

9階 阪急うめだギャラリー

5月15日(水)〜 27日(月)
※催し最終日は午後5時終了

画業30周年
片岡鶴太郎 作品展
―生涯素人―

笑いの世界から一転、俳優への道を目指し研鑽の日々を送っていたある朝、一輪の椿の花との出会いから絵を描くことの楽しさに魅せられ、あっという間に30年が経ちました。絶えず向き合ってきたテーマは“いのち”の尊さと生きていることの証として放つ“心色”です。その色をしっかり捉え皆様に伝えることが出来たらと、初心を忘れず制作を続け今日に至っています。今展覧会では30年の足跡を辿る日本画や油彩をはじめとする絵画はもちろん、書や陶芸、漆芸など美の表現に挑戦してきた多分野の作品を含めた約150点の作品をご覧いただければと思っております。また、アートステージでは、原画をはじめ版画、画集、オリジナルアートグッズの展示即売も致します。こちらにもお立ち寄りください。

片岡鶴太郎

1954年、東京都西日暮里に生まれる。
1972年、高校卒業後、片岡鶴八氏に弟子入り。
1975年、声帯模写の芸人として独立し、バラエティー番組など多数出演。役者としても幅広いキャラクターを演じ、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞など数多くの賞を受賞。
1995年、初の絵画展「とんぼのように」を東京で開催。
2014年、全国20ヵ所を巡回した個展「還暦紅」(’16)では34万人を動員。
以降、展覧会を全国各地で開催する一方、書籍や冊子の挿絵なども担当している。

9階 アートステージ

5月15日(水)〜 27日(月)
※催し最終⽇は午後5時終了

Honoka’s Emeralds
互いに惹かれ合う、
エメラルド原石と
人との出会い

指輪「this is my world」、
ネックレス「Matterhoen」、
ソロピアス(左)「一刻のひかり」、
ソロピアス(右)「一刻の景色」

互いに惹かれ合う、エメラルド原石と人との出会い。その瞬間、石は自分の分身になります。身に着けた時からあなたの一部となり、過ごす日々を共に記憶します。だからこそ、あなたは石を通して、いつでもあなた自身と出会い直すことができるのです。宝石の歴史の中で古くから愛されているエメラルド原石ですが、宝石になる前の“石”と“人”の関係は、装飾するだけではない、もっと親密な関係だったのかもしれません。あなたがあなた自身の物語を刻めるように。世界でただひとつ、あなただけのエメラルド原石を纏ってみませんか?

川添微

1991年、アジアを中心に旅を始める。その間にさまざまな石に出合う。バリ島でオニキス、水晶、ラピスラズリ等の加工に携わりオーストラリアでオパールの販売をする。
1993年、コロンビアでエメラルド直輸入会社に就職。エメラルドの採掘、研磨、加工に携わる。
1998年、ニューヨークを拠点に制作。
2001年、ニューヨークにてGIA米国宝石学 修了。
2003年、阪急うめだ本店・美術画廊にて個展(以降毎年)。
2004年、アトリエをバリ島に構える。
2013年、伊勢丹新宿本店・アートギャラリーにて個展(以降毎年)。
2017年、MBS 毎日放送『情熱大陸』に取り上げられる。
2018年、石内都氏撮影、作品集『Honoka’s Emeralds』を「求龍堂」より出版。
2021年、阪急うめだ本店阪急うめだギャラリーにて個展。


9階 阪急うめだホール
9階 阪急うめだギャラリー
9階 アートステージ

5月29日(水)〜 6月10日(月)
※催し最終⽇は午後5時終了

HANKYU ART FAIR2024

“アートと暮らすことを、当たり前に”。この理念を実現するため、阪急うめだ本店では『HANKYU ART FAIR』を開催。国際的に評価されているアーティストや新進気鋭の若手アーティストの作品を展示販売。アーティストとの交流も。暮らしにアートを取り入れて、心豊かに過ごしませんか。

出品作家
阪急うめだホール
名和晃平、ヤノベケンジ、品川美香 他
阪急うめだギャラリー
松岡柚歩、御村紗也 他
アートステージ
若手アーティスト多数

※プレセールスの状況により、会期前に一部の作品の販売が終了する場合がございます。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

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