※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025年7月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

7月2日(水)〜 8日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

中村太樹男絵画展
―絵画が紡ぎだす物語の世界―

「moonlight festival」(P15号)

大理石粉を施した重厚なマチエールの上に、古典技法のフレスコ画やテンペラ画のエッセンスを融合させたミクストメディアで描かれた中村太樹男の世界。豊かな自然に囲まれたアトリエで一枚一枚丁寧に紡ぎだされた心象風景や、新たに登場するキャラクターたちが独自の物語を繰り広げます。原画約15点、重層絵画4点、立体1点、ジクレー15点をお楽しみください。

1964年、岩手県盛岡市に生まれる。
1992年より松屋銀座・日本橋三越本店など、東京都内百貨店の画廊を中心に個展を開催(以降随時)。
1996年、パリにアトリエを構えて、作品を制作(’97、フランス)。以降、ヨーロッパ及びアフリカ、アジア諸国などを取材旅行し、そこで得た雑多で豊かな印象やイメージが制作に影響を与える。
2008年、阪急うめだ本店にて個展を開催(以降隔年、大阪)。
2014年、地元石神の丘美術館にて画業20数年の集大成企画展「中村太樹男展~遠くて近い物語のはじまるところ~」開催(岩手)。
曽野綾子、島田雅彦、内田康夫など、人気作家の書籍や雑誌の装丁画を多数制作。CDジャケットのカバー画も手掛けるなど、活躍の舞台を広げている。

7月2日(水)〜 8日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

第16回 松﨑勝美
石の想守
Ishino Omamori

「花飾り」(直径5.5×高さ8cm)

兵庫県高砂市に産する“竜山石“を主に使い、石の想守(おまもり)を制作しています。それぞれに表情があり、観る方によって感じ方も違うでしょう。硬いもの、寡黙なものの中に穏やかさがあると思います。見て、触れて、感じていただけたら嬉しいです。想守に加えて、花器、つくばい、狛犬など約50点をご覧ください。

松﨑勝美

1959年、京都府に生まれる。曾祖父は、京人形頭師の川瀬猪山。
1986年、石の仕事に入り東京、広島、名古屋など国内各地をはじめ、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、台中、ソウルにて個展を開催。

7月9日(水)〜 15日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

第11回 西川克己洋画展
~おとぎの国の物語~

「雲のすきまを」(P4号)

フランスの旅で出会った街並みや建物のイメージから、独自の優しさに溢れた世界を紡ぎ出しています。建物に細かく描かれた沢山の窓やカーテン、樹木に茂る葉の数々。一つひとつの形や色が醸し出すハーモニーが作り出す不思議な絵画空間。人影がないのに楽しさや温かみを感じる素敵な世界に、どんな人たちが暮らしているのか想像をお楽しみください。約20点余の作品をご用意してお待ちしています。

西川克己


1970年、埼玉県に生まれる。
1996年、東京藝術大学美術学部デザイン科 卒業。
2001年、渡仏(~’03、Ateliers Beaux-arts de la Mairie de Paris)。
2005年、絵の現在選抜展 銀賞 受賞、しんわ美術展 銀賞 受賞。
2013年、阪急うめだ本店にて初個展(以降’14~’16~’18~’23、大阪)。
その他、全国各地で個展を開催。
現在、無所属。

7月9日(水)〜 15日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

丹波焼 清水義久 作陶展

「丹波窯変大徳利」
(口径4.2×胴径11×底径10×高さ24cm)

およそ850年の歴史がある丹波焼。自然釉の美しさ、力強さに惹かれて穴窯での作品を中心に制作しております。今展では自然釉、窯変、焼〆の作品を中心に250余点を展示いたします。ご高覧いただけると幸いです。
清水義久

1975年、兵庫県丹波・丸八窯の5代目として生まれる。
1998年、甲南大学経済学部 卒業。
2000年、京都市立窯業試験所本科課程 修了後、松崎健氏に師事。
2005年、阪急うめだ本店にて卒業展開催(大阪)。独立、丸八窯にて作陶に入る。
2007年、独自の薪窯を築窯。
2010年、国展 初入選。
2014年、阪急うめだ本店アートステージにて3人展開催(大阪)。
2015年、国展 新人賞 受賞。
2019年、国展 準会員に推挙。
その他、東京を中心に個展を開催。各地でグループ展に参加。

7月16日(水)〜 22日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

井上よう子展
―大切な思い その記憶―

「祈りーホワイト リース」(F4号)

大切な思い、大切な存在とその記憶は、誰もが色々な形で心に持ち、それは時に何か温かな力や希望をくれたり、悲しみを流してくれたりもします。そういう大切な思いや記憶に、心の奥深くで響いて、ずっと見ていたくなる…そんな絵を描けたらと、言えなかった言葉や、渡せなかった思いも、喪失と再生の色、ブルーに託したり、空と海、光と風の気配に込めたりして昇華し、静かな心象風景にできたらと…願いながら、描き続けています。

井上よう子

1958年、福岡県で生まれ、兵庫県神戸市で育つ。
1983年、京都市立芸術大学大学院 修了。東京セントラル美術館油絵大賞展 出展。
1984年、茨木市展市長賞 受賞。
2001年、池田満寿夫記念芸術賞展 出展。
2002年、2002新鋭美術選抜展 出展。
2004年、前田寛治大賞展佳作賞 受賞。
2005年、アジア女性美術招待展(ソウル市立美術館・韓国)出展。
2008年、兵庫県芸術文化協会 亀高文子記念―赤艸社賞 受賞。Ge展 出展(以降’10~’14、京都市京セラ美術館など)。
2022年、公益財団法人神戸文化支援基金 こぶし志縁賞 受賞。
2023年、兵庫県文化功労者 表彰。
2024年、第48回井植文化賞〈文化芸術部門〉 受賞。
ギャラリーなかむら(京都)・ギャラリー島田(兵庫)・ギャラリー枝香庵(東京)・阪急うめだ本店(大阪)・三木市立堀光美術館(兵庫)・在デンマーク日本国大使館(デンマーク)などで個展多数開催。
新聞連載小説挿絵、本の装丁画なども手がける。

7月16日(水)〜 22日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

煎茶道具展

五代 三浦竹泉作「赤絵花小文水注」
(幅20.5×奥行11.5×高さ14.5cm)

竹泉、竹軒、篤など京焼を中心にお稽古用からお茶会用のお道具まで約300点をご用意しました。ぜひ、この機会にお見立てください。

7月23日(水)〜 29日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

碧の軌跡 青瓷
浦口雅行展 2025

「青瓷黒晶銀彩双耳博山爐」
(径36.5×高さ39.2cm)

東京藝術大学で陶芸と出会い、故三浦小平二氏の薫陶を受けて常に斬新で独創的な作品作りに挑戦する浦口雅行。中でも中国陶磁器の最高峰として知られる青瓷に魅せられ、歴史と伝統を礎に独自の研究と美意識で現代的感性溢れる作品を発表。国内外で高い評価を得ています。阪急うめだ本店で2回目となる今展は、完成までに多大な努力と情熱を注ぎ込んだ大作をはじめ、大銀河の星々をのぞき込むような景色の瑠璃燿砕茶盌など、選りすぐりの作品が揃います。技を極めた青瓷、“浦口美術”の神髄をお楽しみください。

1964年、東京都に生まれる。
1987年、東京藝術大学美術学部陶芸講座 卒業。
1989年、同大学院三浦小平二研究室 修了。
1993年、朝日陶芸展新人陶芸賞 受賞。
1996年、中国浙江省南宋官窯、龍泉窯など窯跡を調査研究。
1998年、国際交流基金買上げ。南米を皮切りに世界巡回展開催。
2002年、茨城県芸術祭美術展覧会特賞 受賞。
2004年、米国ニューオリンズ美術館 収蔵展示。
2006年、NHK総合 器 夢工房『“宇宙の蒼”に挑む』に出演。
2009年、茨城工芸展 茨城工芸会80周年記念賞 受賞。
2014年、東京国立近代美術館工芸館、NHKなどが主催する「青磁のいま―受け継がれた技と美 南宋から現代まで」展に出展。
2018年、ART FAIR TOKYO 2018「青瓷浦口雅行展」出展。
2019年、英国陶磁器ビエンナーレ 出展。
2020年、Joan B Mirviss LTD 2020 Winter Collection 出展(ニューヨーク・アメリカ合衆国)。「安如藝廊Jonathan&Archer日本陶芸6人展」出展(台北・台湾)。茨城県石岡市新庁舎に青磁陶壁「常世の国の太陽」制作。
2022年、東日本伝統工芸展奨励賞 受賞。
現在、公益社団法人日本工芸会正会員、茨城工芸会会員、石岡市ふるさと大使。

7月30日(水)〜 8月5日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

「My Favorite
―私のお気に入り―」
テディベア作家と
油彩画家の出会い

Dreamy rabbit
「プティうさぎのメモリーちゃん」
(全長15.5cm)

Macky
「Animo !」(全長15cm)

milk♡cocoa
「ストロベリーケーキのベビーベア」
(全長22cm)

ふみみ
「バレリーナ」(全長13cm)

小野彩華
「花たどり」(M6号)

松本貴子
「bearror、bearror(Mirror、Mirror)」
(縦37×横26.5cm)

藤井佳奈
「おやすみテディ」(F10号)

浅村理江
「Little Red」(F4号)

白日会所属の画家とコンベンション出品で活躍する人形作家がコラボレート。豊かな感性と美意識を独自の世界観で表現する作家たちの“お気に入り”をテーマにした作品が揃います。愛情と幸福感をご体感ください。

[出品作家]
浅村理江、小野彩華、藤井佳奈、松本貴子、milk♡cocoa、Dreamy rabbit、ふみみ、Macky(順不同)

7月30日(水)〜 8月5日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

加藤亮太郎 作陶展

「織部茶盌」(径11.8×高さ10.7cm)

阪急うめだ本店での初個展となります。美濃陶の深化を目指し、自ら築いた窯で、穴窯焼成の志野、引出黒、織部、黄瀬戸など、特に茶盌の制作に力を入れています。加えて、花器、酒器、陶板など、約80点をご披露いたします。ぜひご覧ください。

加藤亮太郎

1974年、岐阜県にて、七代加藤幸兵衛の長男として生まれる。
2000年、京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻 修了。
2001年、家業の幸兵衛窯に入る。
2012年、越後妻有アートトリエンナーレ 出展(新潟)。
2014年、パラミタ陶芸大賞展 出展(パラミタミュージアム・三重)。
2015年、幸兵衛窯 八代目を継承。
2016年、幸兵衛窯歴代展(古川美術館・愛知)、PANK工芸 魂の救済 出展(樂翠亭美術館・富山、茨城県陶芸美術館・茨城)。
2018年、奈良・興福寺中金堂落慶法要にて、千宗屋師による献茶道具として奈良三彩天目を制作。
2021年、岐阜県芸術文化奨励 受賞。
2024年、日本陶磁協会賞 受賞。加藤亮太郎半白記念展 開催(古川美術館・愛知)。
2025年、大阪・関西万博 TOOL OR ART 出展。

9階 祝祭広場・催場

7月2日(水)〜 14日(月)
※7日(月)、催し最終日は午後5時終了
※8日(火)は終日閉場

ハワイフェア2025

ベッキー・ベネット

ヘザー・ブラウン

ハワイの作家が描いたアートで、ALOHAをお部屋に。ハワイをアートで感じてください。

[出品作家]
7月2日(水)〜7日(月)
祝祭広場:クリスチャン・ベンドー 、サラ・カードル、セス・グリーン、ダグラス・マーキー
催場:タカ ノグチ
7月9日(水)〜14日(月)
祝祭広場:イルミネーティッド アート ハワイ、クラーク・リトル、クリスティ・シン、豊田 弘治、ニック・カッチャー、ベッキー・ベネット、ヘザー・ブラウン、ブリー・ポート
催場:ルーズマン
(順不同)

※出品作家は変更になる場合がございます。

2025年8月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

8月6日(水)〜 12日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

高橋宜子
版とタブロー展

「旅立ち」(縦40×横32cm)

プレス機をくぐり抜けた版画作品には肉筆とまた違った線の美しさがあります。反対に絵の具を媒体とした作品には自分の想いがダイレクトに表現できる強みがあります。今回は版画とドローイングの融合という新しい試みにも挑戦いたしました。花や旅先の風景、心に残る人々など、私の想いを異なる技法に託してみました。どうぞ楽しんでご覧いただけますように。

高橋宜子

1972年、関西女子美術短期大学絵画科 卒業。
1998年、大阪・神戸を中心に個展活動を始める。ギャラリー香(大阪)、ギャラリーストラダ(大阪)、ギャラリー北野坂(兵庫)、ギャラリー歩歩琳堂 (兵庫)、CASA LA PAVONI (大阪)、ギャラリー花六甲(兵庫)、兵庫県立原田の森ギャラリーなど。
2011年、スペインCIRCUL BELLAS ARTFSにて学ぶ(以降毎年)。
2016年、水彩連盟展 入賞。
2019年、兵庫県美術家同盟展兵庫県知事賞 受賞(’22同盟賞 受賞)。
2021年、水彩連盟展 入賞。
2022年、阪急うめだ本店「アートインジャズ」~15人のアーティストたち~ 出展(大阪)。
2023年、阪急うめだ本店にて個展開催(大阪)。
2024年、阪急うめだ本店「新年を彩る―アートのある暮らし―」 出展(大阪)。
現在、水彩連盟会員。

8月6日(水)〜 12日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

大森礼二 作陶展
〜さがしもの〜

「傾奇手志野茶碗」(直径13.2×高さ10.3cm)

中世から桃山時代の焼き物に憧れて制作してきた中で、今までの経験が滲み出てくるような作品が出来ればと願っています。古典に根ざした作品から写真の志野茶碗のような臨場感をもって制作した作品まで茶陶、酒器、食器など約150点を展示させていただきます。

大森礼二

1969年、愛媛県伊予郡砥部町に生まれる。
1988年、愛知県立瀬戸窯業高等専門学校 修了。
1994年、三重県伊賀、滋賀県信楽で学ぶ。
1999年、備前焼に魅せられ来備。
2000年、岡山県牛窓町寒風に工房と穴窯を築く。
2004年、初窯、以降、各地で定期的に個展を開催。
2021年、阪急うめだ本店美術画廊にて個展開催(’23大阪)、野村美術館にて個展開催(’22京都)。
2022年、古美術近藤にて個展開催(’25京都)。
2023年、三沢美術にて個展開催(岡山)。
2024年、ギャラリーとべとべくさにて個展開催(東京)。

8月13日(水)〜 19日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

現代ガラスの表現者展
Vol.12

ホンムラモトゾウ
「サークルの街・スクエアの街」
(サークル:直径32×高さ4cm・
スクエア:縦14×横14×高さ3cm)

吉井こころ「Nebula and night sky」
(幅53×奥行20×高さ48cm)

吉田延泰「空瓶 -sky bottle-」
(各直径4.5×高さ8cm)

上島あい子「海の時」
(幅34×奥行13×高さ36cm)

森岡知香「サラダボウル」
(各直径17.5×高さ7cm)

佐藤圭太「Glass Ware」
写真左から
(直径7×高さ17cm、直径8.5×高さ17cm、
直径12.5×高さ11cm、直径10×高さ17cm、
直径10×高さ18cm)

藤原三和子「つぼ ぐい吞み」
(各直径6×高さ5cm)

12回目となる「現代ガラスの表現者展」は、鋳造ガラスのホンムラモトゾウ、吉井こころ、吉田延泰、ホットワークの上島あい子、パート・ド・ヴェールの森岡知香、吹きガラスの佐藤圭太、藤原三和子の7人のガラス造形作家が出品します。それぞれの技法を駆使したオブジェ、器、食器、アクセサリーなど、ガラスアートの世界をお楽しみください。


8月20日(水)〜 26日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

関菜穂子 日本画展
~秋色のロンド~

「小さな贈り物」(SM)

新しい日本画の可能性と表現方法を追求する関菜穂子。今展では以前から描き続けてきた “蓮”や“牡丹”などに加え、秋色に彩られた“葡萄”や“梨”などの静物画、約25点をご紹介します。

神奈川県鎌倉市に生まれる。
1992年、京都精華大学美術学部日本画科 卒業。
1996年、三渓日本画賞展 入選(’98)。
1998年、臥龍桜日本画大賞展 入選。
1999年、播磨文化賞展新人賞 受賞。
現在、相模女子大学非常勤講師。

8月20日(水)〜 26日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

備前 渡邊琢磨 作陶展 ミライノカセキ
~ Entropy ~

写真左から
上「ミライノカセキ No.523」
中「ミライノカセキ No.522」
下「ミライノカセキ No.524」
(各幅8.5×奥行8.5×高さ8.5cm)
酒呑(直径6.3×高さ6.6cm)
雀口注器(直径10.2×高さ12cm)

“エントロピーの増大”とは、物質が時間経過につれてバラバラに分散し、安定した状態を目指す法則である。火山噴火したマグマは冷えて火成岩となり、風化分解して細かい粒子の粘土となる。陶芸家はその粘土に熱を加えて、石のように焼結させる。この時の熱エネルギーの在り方をミクロで見るか?マクロで見るか?壮大な時間の中での小さな一擲を感じていただけると幸いです。

渡邊琢磨

1991年、関西大学 卒業。備前焼作家 山内厚可氏に師事。
2006年、窖窯(あながま)を自作築窯。
2007年、初窯出し。
2009年、還元用小窯を自作築窯・窯出し。
2010年、瀬戸内国際芸術祭「犬島野焼き陶」出展。
2013年、瀬戸内国際芸術祭「犬島楽茶」出展(’19)。以後、全国各地でストリート系茶会を開催。
日本伝統工芸展・日本伝統工芸中国支部展、陶芸ビエンナーレ・田辺美術館「茶の湯の造形展」、一水会陶芸展・岡山県美術展覧会、備前・現代陶芸ビエンナーレ2024など、公募展にて入選入賞多数。

8月27日(水)〜 9月2日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

中沢梓 大和絵展
~Treasure Ship~

「宝彩一騎図」(P8号)

日本の心と伝統美を、独自の視点で追求する大和絵師 中沢梓。日本古来の生活文化や年中行事、歴史などを題材に、装飾的な絵画様式で表現する大和絵で、“Treasure Ship(宝船)”をテーマに、金銀や天然岩絵具の輝きをまとった縁起の良い、また見て楽しい作品約25点をご紹介します。現代的な視点を取り入れた武者絵をはじめ、節句絵、季節の花や愛らしい動物をご覧ください。

1984年、東京都に生まれる。
2008年、源氏物語一千年記念祭「源氏物語の姫君たち展」優秀賞 受賞。
2009年、女子美術大学大学院日本画研究領域 修了。
2010年、パリ国際サロン ドローイング・デッサン・版画コンクール銀賞 受賞、ロジェ・ブイヨ賞 受賞。
2011年、パリ国際サロン 出品招待。
2014年、個展「やまとを描く 中沢梓日本画展」 開催(伊勢丹新宿店・東京)。
2020年、個展「中沢梓 大和絵展」開催(阪急うめだ本店・大阪、’21松坂屋名古屋店・愛知、’23丸広百貨店川越店・埼玉)。
2021年、個展「中沢梓 大和絵展ー松風水月ー 」開催(東武百貨店池袋店・東京)。
2022年、特集ー煌めく大和絵の世界ー中沢梓 大和絵展 開催(日本橋三越本店・東京)。朝日チャリティー美術展 出展(~’25)。
2023年、正月に出会う五節供の日本 出展(東京国際フォーラム)。
2024年、テレビアニメ『逃げ上手の若君』劇中画制作。
その他、個展、グループ展、紙面掲載多数。

8月27日(水)〜 9月2日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

丹波 仲岡信人 陶展

「彩色灰釉水指」(直径17.3×高さ17cm)

18歳で陶芸家を志してから30年が経とうとしています。そのような実感はなく、ただ土に弄ばれて来たような気がしています。それでも丹波の地、土と向き合い、自分らしい仕事を追求してきたつもりです。今回の展示会では、花入れや茶道具、食器まで約200点の作品を展示いたします。ご高覧いただけましたら幸いです。

仲岡信人

1977年、大阪府に生まれる。
1996年、高等学校卒業後、丹波焼 西端正氏に師事。
2001年、京都市工業試験場陶磁器科 修了。
2003年、青年海外協力隊員としてセントビンセント及びグレナディーン諸島に赴任。
2006年、丹波篠山市立杭にて独立(兵庫)。
2013年、第30回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」優秀賞 受賞。神戸ビエンナーレ2013 現代陶芸コンペティション準グランプリ 受賞。現在形の陶芸萩大賞展Ⅲ 佳作。
2014年、第10回国際陶磁器展美濃 国際陶磁器コンペティション 入選。
2016年、個展 「仲岡信人 作陶10周年展」開催(阪急うめだ本店・大阪)。Rencontre-いま、ここで、出会う 交差する現代陶芸コレクション 出展(兵庫陶芸美術館)。
2019年、第25回日本陶芸展 入選。現在形の陶芸 萩大賞展Ⅴ優秀賞 受賞。
2021年、阪急うめだ本店にて個展開催(大阪)。笠間陶芸大賞展 入選。
パブリックコレクション
兵庫県立陶芸美術館、田部美術館(島根)、山口県立萩美術館・浦上記念館

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。
※サイズは目安です