※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

2025年4月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

4月16日(水)〜 22日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

外山諒 日本画展

「This world」(M20号)

仏教、ギリシャ神話では魂の象徴とされる蝶。日本画家、外山諒は「生きとし生けるものの命は等しく尊い」という言葉をテーマとし蝶を描き続けています。フィールドワークにも注力して描き上げた蝶は、綿密な美しさと生命力の神秘を宿しているかのようです。静かにしかし力強くメッセージを伝えてくる作品との対話をお楽しみください。

1994年、愛知県に生まれる。
2016年、Seed 山種美術館 日本画アワード 2016 審査員奨励賞 受賞。
2017年、愛知県立芸術大学美術学部日本画専攻 卒業。第7回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾展 入選。
2018年、再興第 103 回院展 入選。
2019年、愛知県立芸術大学大学院美術研究科博士前期課程日本画領域 修了。Seed 山種美術館 日本画アワード 2019 奨励賞 受賞。
他、国内外ギャラリーで個展グループ展に出展。

4月16日(水)〜 22日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

小島工房 螺鈿漆芸展

「夜光貝螺鈿箱」
(幅21.5×奥行15×高さ13cm)

木や漆、貝といった自然の素材を使い、日々の生活や晴れの日に楽しんでいただける螺鈿の作品を発表している小島工房。お椀やお皿、アクセサリー、茶道具など、約200点をご覧いただきます。

1970年、人間国宝 黒田辰秋に師事した小島雄四郎により兵庫県伊丹市にて小島工房を始める。
2008年、娘・紗和子が雄四郎の下で仕事を始める。
2016年、阪急うめだ本店美術画廊にて第20回展開催(大阪)。
2020年、雄四郎亡き後は紗和子が工房を引き継ぐ。
現在、工房を丹波市に移して制作活動を続ける。

4月23日(水)〜 29日(火・祝)
※催し最終⽇は午後4時終了

米田整弘 油彩画展

「コペンハーゲンニューハウン」
(縦91×横72cm)

ヨーロッパ各地の美しい風景を永年にわたり取材し、制作する米田整弘。今回は、最近取材した北欧や南ドイツ、東フランスを中心とした歴史ある風景がダイナミックなタッチで表現された新作をはじめ、作品約30点をご覧いただきます。

1951年、大阪府に生まれる。
1980年、二科展 65周年記念賞 受賞。
1982年、二科展特選 受賞。
1989年、東京セントラル美術館油絵大賞展 入選。
1990年、上野の森絵画大賞展 入選(〜’92)。
1992年、小磯良平大賞展 入選(‘98 賞候補)。
1994年、神戸阪急にて個展開催(’96・’98、兵庫)。
1996年、二科会会員 推挙。
2002年、播磨文化賞 受賞。
2004年、ポーランド国際美術展 出展。
2006年、ベルギー(ブリュッセル)交流展 出展。
2013年、二科展会員賞 受賞。個展開催(阪急うめだ本店・大阪、以降隔年)。
2015年、個展開催(日本橋三越本店・東京)。
現在、二科会運営委員(審査員)。日本美術家連盟会員。

4月23日(水)〜 29日(火・祝)
※催し最終⽇は午後4時終了

作陶30周年
樋口雅之 陶芸展

「志野茶碗」(径12.8×高さ9.8cm)

志野焼の茶陶を探求する家に生まれながら、釉薬を離れた備前で、人間国宝山本陶秀氏の内弟子として5年間指導を受け、土への拘りを学んだ樋口雅之。その後、美濃桃山陶の発祥の地に穴窯を築き、様々な土と向き合いながら美濃桃山陶の本質を探求。自身の感覚と積み重ねた技術、閃きをもって土と炎に挑んだ作品が揃います。志野焼を中心に茶陶はもちろん、酒器、食器、花器などをご覧ください。

1967年、岐阜県多治見市に生まれる。
1986年、岐阜県立多治見工業高等学校窯業科 卒業。
1989年、名古屋芸術大学彫刻科 卒業。備前焼人間国宝山本陶秀氏の内弟子となり、5年間陶技を学ぶ。
1994年、東海伝統工芸展 人選。
1999年、日本伝統工芸展 人選。
2000年、現代茶陶展 人選(’20)。
2004年、岐阜県現代陶芸美術館「 ミノ・セラミック・ナウ2004」出展(’12)。
2010年、岐阜県可児市に穴窯を築窯。
2016年、阪急うめだ本店「桃山陶と現代の作品展」出展(大阪)。美濃焼ミュージアム「いましの展」出展(岐阜)。
2023年、阪急うめだ本店にて個展開催(大阪)。

4月30日(水)〜5月6日(火・休)
※催し最終⽇は午後4時終了

島岡達三・島岡龍太・島岡桂
島岡窯 三代展

島岡達三「刷毛目草花文壷」
(幅24×奥行24×高さ24cm)

島岡龍太「刷毛目象嵌壷」
(幅22×奥行22×高さ30.6cm)

島岡桂「(角窯)灰被縄文象嵌梅瓶」
(幅21×奥行21×高さ29cm)

島岡窯の初代で人間国宝の島岡達三は、濱田庄司氏の民藝の理念に感銘を受け、大学卒業後戦地から帰還し、益子町に居を構えました。組紐師の父 米吉氏の組紐を用い、縄文技法と朝鮮陶器、三島の象嵌技法を組み合わせて、独自の縄文象嵌の技法を生み出したことで知られています。二代目 龍太は、象嵌技法に変化を加え、独自の文様、造形、柔軟性にこだわり続けています。そして三代目 桂は、縄文象嵌の技法を継承しつつ、作陶に楽しさを求め、試行錯誤を繰り返し、日々作陶に没頭。そんな島岡窯三代の作品が一堂に会します。

1919年、東京都に生まれる。
1941年、東京工業大学窯業科 卒業。
1946年、濱田庄司氏(初代人間国宝)に師事。
1954年、栃木県益子町に築窯し独立。
1962年、日本民藝館賞 受賞。
1980年、栃木県文化功労賞 受賞。
1994年、日本陶磁協会金賞 受賞。
1996年、国指定重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
1999年、勲四等旭日小綬章 受章。
2007年、88歳で逝去。

1952年、栃木県益子町に島岡達三の長男として生まれる。
1976年、京都工芸繊維大学 卒業。
1981年、合田陶器研究所にて勉強。
1987年、青山グリーン・ギャラリーにて個展開催(以後隔年・愛知)。
1989年、阪急うめだ本店にて個展開催(大阪)。
1990年、銀座松屋にて個展開催(東京)。
2004年、「和田安雄 島岡龍太 二人展」開催(益子つかもと・栃木)。
2007年、「親子展」開催(益子つかもと・栃木)。
2011年、「大塚茂夫 島岡龍太 二人展」開催(べにや民芸店・東京)。ー益子・北関東の陶業被災を超えてー気鋭作家12人による作陶展に出展。
2022年、70歳で逝去。

1978年、栃木県益子町で、筆谷等(日本画)、筆谷淑子(ガラス工芸)の次男として生まれる。
1997年、祖父である人間国宝 島岡達三の門下として6年間修業。
2003年、島岡製陶所にて製作活動に入る。
2005年、阪急うめだ本店にて個展開催(以後毎年・大阪)。 島岡達三の養子となる。
2007年、島岡製陶所を継承。
2012年、角窯(半倒焔式の薪窯)が完成、初窯を焼く。
2015年、アメリカ オレゴン州 ポートランド ジャパニーズ ガーデンにて「KIZUNA展」を開催。同時に、縄文象嵌のデモンストレーションを行う。
2021年、益子陶芸美術館にて「黒田泰蔵 白磁の道」併催「益子ゆかりの陶芸家たち」に出展(栃木)。

9階 祝祭広場

4月23日(水)〜 5月5日(月・祝)
※催し最終⽇は午後5時終了

Still A BLACK STAR
The Impression
アグボグブロシーの印象

長坂真護 展

「Tea pot on capitalism」
(縦225×横166cm)

世界でも有数の電子機器の墓場と言われるガーナのスラム街、アグボグブロシー。この地の貧困問題と環境問題をアートのチカラで変えようとする長坂真護の作品展を開催します。原点であるガーナの作品を中心に、巨大な立体作品もご紹介。また、大阪・関西万博でのプロジェクトなど、同氏が世界に向けて発信する最新の活動もあわせてご覧ください。

1984年、福井県に生まれる。
2017年、ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れ、先進国が捨てた電子機器を燃やすことで生計を立てる人々と出会う。以降、廃棄物で作品を制作し、その売上から生まれた資金で現地にリサイクル工場建設を進めるほか、環境を汚染しない農業やEVなどの事業を展開。経済・文化・環境(社会貢献)の3軸が好循環する新しい資本主義の仕組み「サステナブル・キャピタリズム」を提唱し、スラム街をサステナブルタウンへ変貌させるため、日々精力的に活動を続けている。ガーナにMAGO MOTORS LTDを設立し、2025年1月現在77名が働いている。
2022年、東京・上野の森美術館にて自身初となる美術館個展を開催。第51回ベストドレッサー賞(学術・文化部門)受賞。
2025年、4月13日(日)から開催の大阪・関西万博では、廃ペットボトルを再利用した作品「ミドルクラゲ“海月(うみつき)”」を発表。

2025年5月 美術散歩

神戸阪急 阪神梅田本店

阪急うめだ本店 7階 美術画廊

5月7日(水)〜 13日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

高坂哲夫 絵画展

「数字の饗宴とダイヤの花」(F3号)

滋賀県大津市にて油絵、色鉛筆画をやっております。音楽鑑賞が趣味で音楽を聴きながら絵を描いております。音楽鑑賞は滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール友の会の会員でありまして、主にオペラ鑑賞を楽しんでおります。また能鑑賞もいたします。絵は独学で好きな時に好きな景色を好きなように描いておりましたが、信じられないことに、いつしか私の絵がほしいという人があらわれまして、最近では私の絵を喜んでくださる方にありがたく描いております。もともと公務員をしておりましたが、大病を患った経験から、人生を謳歌することの大切さを学びました。私の絵をご覧になって明るい気分になっていただければ幸いです。

高坂哲夫

1957年、大阪府に生まれる。
2016年、59歳で京都市役所を早期退職。
2019年、大病を患い入院。
退院して本格的に絵を描き始める。
2025年、新国立美術館(東京)、京セラ美術館(京都)、大阪市立美術館での『現展』現代作家美術家協会に出品予定。

5月7日(水)〜 13日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

矢野太昭 新作展
lost and found

モザイクガラスプレート(縦10×横7cm)

僕の頭の中に“遺失物保管所”があります。素晴らしいアイデアだと思ったのに手をつけることもなく忘れてしまったもの、試みてみたけれど何かが足りずに行方不明になったもの、それらが放り込んであります。過去の僕には手に余ったものでも実は宝の山かもしれません。しばらくそれらをひとつずつ取り出してもう一度今の僕が取り組んでみるつもりです。失ったものを見つけた時の喜び、興奮が作品に力を与えてくれると信じています。どうぞご高覧ください。

矢野太昭

1953年、愛知県名古屋市に生まれる。
1978年、岡山大学法文学部心理学科 卒業。デザイン事務所CCC設立。
1984年、古代ガラス技法によるモザイクガラスの研究および制作を開始。
1986年、岡山大学大学院美術教育専攻 修了。
以降各地で個展を中心に活動。
2001年、「古代ガラスの技と美」古代オリエント博物館 出展(東京)他。
2012年、個展「モザイクガラスとその展開ー古代人の場合、矢野太昭の場合ー」開催 (KOBEとんぼ玉ミュージアム・兵庫)。
2015年、工房を岡山県玉野市に移転。
2020年、個展 加守田章二と矢野太昭「陶とガラス」開催(黒住教宝物館・岡山)。
現在は、混合技法のYガラス、陶彫、フレスコ画等の制作を中心に活動。

5月14日(水)〜 20日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

篠原貴之 水墨絵画展

「フーガⅠ」(薔薇)(縦36×横53cm)

緻密かつ大胆な筆使いで、新たな水墨表現を追求する篠原貴之の新作展です。水墨のみでの表現に加え、顔彩とのマッチングによる華やかで新しい水墨表現も多数登場。イタリアの風景を中心に花や静物など、モチーフも様々な篠原貴之の水墨画の世界をお楽しみください。


1986年、京都市立芸術大学美術学部彫刻科 卒業。同大学院彫刻科 入学。
1987年、イタリア国立ミラノ美術学院彫刻科にイタリア政府給費学生として留学(〜’90)。
1992年、中国中央美術学院国画科に文部省派遣中国政府国費留学生として留学(〜’94)。
1994年、以降水墨画の創作、発表に専念。
阪急うめだ本店(大阪)、松屋銀座(東京)をはじめ、国内外各地で展覧会活動をする他、襖絵や小説、文芸誌の装画や挿絵、テレビ番組とのコラボ等、水墨画を活かす様々な分野を舞台とし活動。
著書『空と人と大地と』、『墨いろの旅』、『墨いろの情景』、『墨いろの光』、『光のゆくえ』(いずれも日貿出版社刊)英語絵本『HAMLET』(ラボ教育センター刊)。

5月14日(水)〜 20日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

第18回 阿部眞士 作陶展

「青磁彫文大皿」(径31.5×高さ6cm)
「辰砂鎬手ピッチャー」
(幅18×奥行13.5×高さ22.5cm)

白磁の第一人者、瀧田項一氏に師事し、父、阿部祐工氏の後を継ぎ、自然豊かな福岡県北九州市で作陶する阿部眞士。今展ではこだわりのある白磁をメインに、新たにマットの白磁を発表。染付、色絵、瑠璃、辰砂、青磁の作品もご覧いただきます。また、新しくなった彫りの仕事を加えた皿、鉢、花器、陶箱、陶板などもあわせてご紹介。

1959年、愛媛県に生まれる。
1983年、瀧田項一氏に師事。後、父・阿部祐工氏に学ぶ。
1988年、国展にて工芸部奨励賞 受賞。
1991年、阪急うめだ本店にて個展開催(以降隔年開催・大阪)。日本陶芸展に初入選(以降11回入選)。国展にて新人賞 受賞。
1994年、西日本陶芸美術展にて福岡県知事賞他 受賞(〜’96)。
2004年、日本民藝館展にて日本民藝館賞 受賞。
2005年、国画会(国展)会員に推挙。
2010年、日本民藝館展にて奨励賞 受賞。
2017年、日本陶芸展にて優秀作品賞・毎日新聞社賞 受賞。日本民藝館展審査員。
2018年、倉敷民藝館賞 受賞。
2021年、世界遺産・宗像大社に香炉を奉納。
現在、福岡県北九州市の工房で制作活動を続ける。

5月21日(水)〜 27日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

武内祐人展

「No.1」(F6号)

作品に込める思い、テーマは“笑顔”です。僕は、笑顔は“頑張ったその先”にあると信じています。「頑張って」なんて、無責任に簡単に言えることではないとは思っています。誰かの悲しみ、苦しみ、つらさ…同じだけ本当にわかるなんて、できないと思うから。でも僕は、“頑張ること”を諦めてはいけないと思っています。だから…やっぱりやっぱり「頑張って」です。今回の作品も全て、そんな「頑張って」の気持ちを込めて、いろんな思いを巡らせて描いたものばかりです。もちろん“笑顔”を伝えるために、自分自身、精一杯楽しんで描きました。ここからまた、笑顔が誰かのもとに届き、広がること、願っています。

武内祐人

1969年、大阪府大阪市に生まれる。
1993年、京都市立芸術大学プロダクトデザイン専攻 卒業。
2003年、アートスペース上三条にて個展開催(’09・’15・’17~’25、奈良)。
2005年、阪急うめだ本店にて個展開催(~’19・’22~’25、大阪)。
2009年、松屋銀座にて個展開催(〜’25、東京)。
2012年、博多阪急にて個展開催(~’25、福岡)。
2013年、パレットギャラリー麻布十番にて個展開催(~’24、東京)。
2015年、藤崎にて個展開催(〜’23隔年、宮城)。
2021年、米子天満屋にて個展開催(~’24、鳥取)。
2022年、福山天満屋にて個展開催(~’24、広島)。
2023年、岡山天満屋にて個展開催。

5月21日(水)〜 27日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

辻村唯 陶展

「自然釉扁壺」
(幅16.6×奥行14.6×高さ21.8cm)

父である辻村史朗氏の薫陶を受け、自然豊かな奈良市水間町にて作陶活動を続ける辻村唯。今展では、穴窯焼成による美しい自然釉を纏った最新作をご紹介。造形の豪快さと凛とした佇まいを併せ持つ、世界観をお楽しみください。

1975年、奈良県に生まれる。
1993年、父、辻村史朗氏に師事。
2000年、奈良市水間町にて独立。
2003年、阪急うめだ本店にて初個展開催(大阪)。
2010年、ニューヨークのKOICHI YANAGI ORIENTAL FINE ARTSにて個展開催。メトロポリタン美術館に自然釉大壷収蔵(アメリカ合衆国)。
現在、個展を中心に作品発表を続ける。

5月28日(水)〜 6月3日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

毛利美穂 展
私が見つめる 野菜と果物たちⅢ

「菜果」(F10号)

自分の手で育てた野菜や果物を中心に、岩絵具やアクリル絵具、時として金箔や銀箔を用いて描き、おいしく食すまでを制作過程と捕える毛利美穂。昔から縁起物、吉祥物として描かれてきた食べ物(野菜)に敬意を払い表現した作品をご覧ください。

1990年、佐賀県に生まれる。
2014年、九州産業大学大学院博士前期課程芸術研究科(日本画) 修了。第6回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 審査員推奨賞 受賞。
2020年、阪急うめだ本店にて個展開催(’22、大阪)。
2021年、第8回トリエンナーレ豊橋 星野眞吾賞展 受賞(豊橋市美術博物館・愛知)。「ロエベ」ポップアップイベントに出展(阪急うめだ本店・大阪)。アートフェアアジア福岡出展(博多阪急・’22福岡国際会議場・’23マリンメッセ福岡 B館)。
2022年、画廊くにまつ青山にて個展開催(東京)。 2023年、アートフェア東京出展(’24)。アート台北に出展(台湾)。

5月28日(水)〜 6月3日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了

小島有香子ガラス展

「Layers of Light -Sun」
(幅51×奥行10×高さ25.5cm)

“積層ガラス”という技法で作品を制作しています。建築資材の板ガラスを貼り合わせて削ることで断面の模様や面の重なりができ、色や光のグラデーションが生まれます。オブジェのような造形作品を中心に、小品やアクセサリーもご覧ください。

小島有香子

2001年、多摩美術大学立体デザイン専攻クラフトデザイン専修ガラスコース 卒業。
2006年、富山ガラス造形研究 研究科 修了。
2007年、国際ガラス展・金沢2007 第10回展記念特別賞 受賞。第54回 日本伝統工芸展高松宮記念賞 受賞。
2008年、第3回 現代ガラス大賞展・富山2008 特別賞(北日本新聞社 社長賞) 受賞。
2010年、国際ガラス展・金沢2010 奨励賞 受賞。
2011年、第4回 現代ガラス大賞展・富山2011 大賞 受賞。阪急うめだ本店にて個展「小島有香子ガラス展」開催(’14・’17・’22、大阪)。
2015年、工芸都市高岡2015クラフトコンペティション 優秀賞 受賞。
2018年、富山ガラス大賞展2018(国際展)銀賞 受賞。銀座和光にて「四弁花 かぐわし」(4人展)出展(’23、東京)。
2020年、国立工芸館石川移転開館記念展Ⅰ工の芸術-素材・わざ・風土(国立工芸館・石川)出展。
他、個展、グループ展、美術館展示等多数。 テレビ出演『新日曜美術館』(’07、NHK教育)、『美の壺』(’21、NHKBSプレミアム)。

9階 阪急うめだギャラリー

5月14日(水)〜 26日(月)
※催し最終日は午後5時終了

画家デビュー30周年記念
葉加瀬太郎 絵画展
Super Love Art

「エンジェル」(一部抜粋)
(縦159.5×横835cm)

ヴァイオリニストとして名高い葉加瀬太郎には、もう一つの顔があります。それは学生時代から活動をスタートさせた画家としての顔です。今展は、そんな葉加瀬の画家デビュー30周年を記念した特別な絵画展。ヴァイオリニストである自身をイメージして描いた大作「エンジェル」をはじめ、新作を含む約80点の作品をご覧いただきます。思わず笑みがこぼれ、心温まる葉加瀬太郎の作品の数々を、彼の出生地、大阪でぜひお楽しみください。

1968年、大阪府に生まれる。
東京藝術大学音楽学部に在学中、美術学部の授業や学園祭での看板制作を通じて絵画活動を始める。
1990年、KRYZLER & KOMPANYのヴァイオリニストとしてデビュー。グループ解散後、セリーヌ・ディオンとの共演で注目を集め、多忙な中でも絵筆を取り続けた。
1995年、「ロバート・ハインデル展」に8点を出展し画家デビュー(東京)。同年、パルコ主催「ポップアート展」入選。
以降、有楽町阪急(現・阪急メンズ東京)での個展を皮切りに、百貨店や美術館、代官山ヒルサイドフォーラムなどで作品を発表している。

9階 催場

5月28日(水)〜 6月2日(月)
※催し最終⽇は午後5時終了

真田将太朗 個展
「NEXT LANDSCAPE」

「NEXT LANDSCAPE」(F100号)

“新しい風景”をテーマに、縦に伸びる自然や建築物の重力と時間の流れを描き、現実と虚構をつなぐ絵画表現を探求しています。絵画が壁であり、窓でもあるという感覚を共有し、自己と世界を振り返る豊かな時間を創出することを目指しています。関わってくださったすべての方々と、描く動機となったすべての風景に、心からの感謝を込めて。

真田将太朗

2000年、兵庫県西宮市に生まれる。
2020年、東京藝術大学美術学部 入学。
2021年、第15回 藝大アートプラザ大賞展 受賞(~’24)。“新しい風景”をテーマとする大型抽象絵画が注目を集める。
2022年、Art Olympia 2022 入賞(静岡)。東京藝大アートフェス選出(’23優秀賞 受賞)。
2023年、「Google Japan ×Z世代アーティスト」第1弾アーティストに採択され、幕張メッセ「AI EXPO 2023」ではライブペイントを開催。JR東日本より依頼を受け、JR長野駅構内に永久常設となっている10mの大絵画制作を担当。Bumpodo Galleryにて個展「ACROSS」を開催(東京)。
2024年、東京藝術大学美術学部 卒業。東京大学大学院先端表現情報学専攻修士課程に進み、現在、在学中(情報学修士)。クマ財団8期奨学クリエイター。STREET DREAMS STUDIOS TOKYOにて個展「OVER」開催。GINZA SIX、銀座蔦屋書店にて個展「Process Landscape」開催(東京)。台湾新光三越にて「Solo Exhibition」開催。JR上野駅構内レストランの大壁画や長野県竜王常設ストリートピアノへのペイントなど、全国各地の常設作品制作の傍ら、レーシングドライバー太田格之進やスキークロス日本代表、中西凛のヘルメットデザインを手掛けるなど広く活動を続けている。

※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。
※サイズは目安です