※営業時間、催し内容、開催期間が変更になる場合がございますのでご了承ください。

阪急うめだ本店 7階 美術画廊
10月22日(水)〜 28日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
至剛 日本画展
うまのまにまに
「天馬空を仰ぐ(てんばくうをあおぐ)」
(M20号)
このたび、阪急うめだ本店にて初の個展を開催させていただく運びとなりました。本展のテーマは、“うまのまにまに”。これは、思うまま・流れるままに。古語では、神仏の意のままに従うという意味合いの言葉です。日々変化し続ける心の機微や、言葉にならない感情を、そのままのかたちで受けとめ、無理に意味づけることなく、自然の流れに身をゆだねながら表現しています。私の作品には、明確な名称や分類はありません。それは善でも悪でもなく、はっきりとした輪郭を持たない、曖昧で純粋な存在です。“見えるものがすべてではない”という考えのもと、見る方それぞれの心の中に、自由な解釈や感情の“何か”が皆様の中に静かに芽生えていくことを心より願っております。約25点をご披露いたします。何卒、ご高覧賜りますようお願い申し上げます。
至剛
1985年、和歌山県に生まれる。
2018年、ヤングクリエーターズアワード2018 大賞 受賞。
2019年、Tigerbeer JAPANプロモーションアーティストに選出、出演。Humans of YouTube「日本のYouTube101」受賞。
2023年、第49回現代童画展 弥生美術館館長賞 受賞。展示多数開催(ギャラリー アートデアート・ビュー (大阪)・阪神梅田本店(大阪)・ジェイアール京都伊勢丹・現代童画展(東京都美術館)など)。
2025年、くどやま芸術祭 出展(和歌山)。
その他、個展、グループ展、アートフェア、紙面掲載多数。
現在、ライブペイントグループ(drip)メンバー、現代童画会 委員。
10月22日(水)〜 28日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
佐藤透 コアガラス展
香水瓶「チェルシーの庭」
(直径6.3×高さ10.3cm)
巧みな色使いに定評がある佐藤透のコアガラスの器は美しい植物文や、愛らしく時にユーモラスな動物文などで飾られています。驚くことにこれらの装飾は全て小さなガラスパーツやレース模様の棒を熔かしつけて描かれています。艶消しされた柔らかな色彩のコアガラスの器をご覧ください。
1960年、神奈川県に生まれる。
1983年、横浜市立大学文理学部 卒業。
1992年、東京ガラス工芸研究所 修了。
1997年、(財)クラフト・センター・ジャパン選定品。
1998年、 麻布美術工芸館選定品。
2011年、NHK制作「美の壷」香水瓶の回に出演。
2018年、岩手県立美術館にて講演。
国内外にて個展多数。
10月29日(水)〜 11月4日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
第46回 松崎健 陶芸展
「窯変灰被花器」
(幅25.8×奥行11.8×高さ28.6cm)
陶芸の郷“益子”の地で伝統と対峙しながら、常に斬新な作風を目指し挑戦している陶芸家、松崎健。その作品は、国内外で高い評価を得ています。今展では、窯変志野・織部・陶塊石などの花器を中心に、日常を彩る器類の数々もご紹介します。
1950年、日本画家・松崎脩己の三男として東京に生まれる。
1972年、玉川大学芸術学科陶芸専攻。卒業後、島岡達三氏の門に入る。
1978年、京王百貨店新宿店にて個展開催(以降毎年、東京)。
1980年、国画会野島賞 受賞。阪急うめだ本店にて個展(以降毎年、大阪)。
1982年、国画会 会友。
1984年、国画会 会友優作賞 受賞。
1986年、国画会 会員。
1993年、ニューヨークELYSIUM ART近代日本陶芸展にて師弟展 開催(アメリカ)。
1995年、ニューヨークGALLERY DAIICHIARTSにてグループ展 開催。ニューヨークBABCOCK GALLERIES にてSix Master Potters at the Modern Ages展 出展(濱田庄司、島岡達三、松崎健、バーナード・リーチ、ウォーレン・マッケンジー、ランディ・ジョンソン)。
1997年、日米陶芸4人展 出展(西武池袋本店・東京)。
以降、国内外にて個展、グループ展多数。

阪急うめだ本店 7階 美術画廊
11月5日(水)〜 11日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
―夢とロマンを求めて―
<上を向いて歩こう>
清水新也 油絵展
「だんらん」(F10号)
“童心”をテーマにぴえろや動物たちを色鮮やかで厚みのあるタッチで描いています。月の光に照らされて虹色に映るふくろうは愛らしく、思わず笑顔が溢れてくるようなほっと心が温まる作品です。キャンバスの片隅に描かれた小さな自転車はこどもの頃に戻るタイムマシーンのようなものです。あなたの心の奥に隠れている童心を一緒に探しに行きませんか。
清水新也
1968年、徳島県に生まれる。
1985年、フランス展 入選。
1991年、名古屋芸術大学を卒業後、渡仏。
1992年、パリ国立シャガール美術館協会 会員。
1996年、サロン・ド・プランタン正会員(フランス)。
2003年、カンヌ国際栄誉グランプリ金賞 受賞。
2006年、サロン・ド・プランタン特別賞 受賞。
2010年、グランド ハイアット 東京にて個展開催。
現在、全国主要百貨店にて個展開催。
東京都港区在住。
11月5日(水)〜 11日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
薬師寺一彦 彫刻展
「碧ノ翼・アオノツバサ」
「碧ノ翼・アオノツバサ」
(幅23×奥行23×高さ33cm)
アクリルを彫って、透き通る水のような彫刻で表現するのは、海にすむイルカやクジラ、龍や自然に宿る精霊の気配のようなもの。自ら海に潜りイルカやクジラと泳ぎ、森で野生動物に出会うなどの旅を続け、現代社会で希薄になってしまった“人と動物、自然が調和していた太古の記憶”をたどることが制作の源泉になっています。今展の作品総数60点、水の彫刻、身につけることができる小さな彫刻(ジュエリー)、近年取り組んでいる精麻の造形作品をご覧いただきます。古来より穢れを祓う力があるとされた精麻と、現代の素材である透明なアクリルを掛け合わせたことで新しいものが生まれました。従来の作品が“水の精霊”ならば、精麻の作品は“風の精霊”。龍や翼龍、鳳凰、ヤタガラス、本物の鳥の羽根のような作品を造形しています。藁細工作家に師事し習得した技術を新たに取り入れ、水から風へ、広がるチャレンジをぜひご覧いただけたら幸いです。
薬師寺一彦
彫刻家、アーティスト名 HARAKARA(はらから)。
アクリルを用いてイルカやクジラなどの作品(水の彫刻)を制作。
沖縄・美ら海水族館の尾びれを失ったイルカのための「イルカの人工尾びれ制作」に協力。漫画『遊☆戯☆王』の原作者・高橋和希氏とのコラボ作品を彫刻するなど親交を深め、高橋氏の描いた世界観をオマージュする作品を表現し続けている。
2021年から藁細工作家の藤山順二氏と、しめ縄と彫刻を融合させた「龍のしめ縄」を発表。
近年は、水のように透明なアクリルに、土器や石、精麻などのプリミティブな素材を融合させ“自然の中に宿る精霊”をテーマに立体作品を表現している。
11月12日(水)〜 18日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
則武ヤスヒロ展
「虚実皮膜論」
~GIRLS 少女たちの眼差し〜
「このカヴァティーナを」(F6号)
かつて近松門左衛門がとなえた「虚実皮膜論」ではないが、芸術は虚構と事実との微妙な境界にあるようです。今まさにAIの存在によってその境界がゆらいでいますが、人間の奥底にあるリリシズム(抒情性)な世界を少女達の姿をかりて表現できたらと思っています。
則武ヤスヒロ
1958年、大阪府大阪市に生まれる。
1979年、奈良芸術短期大学 絵画科 卒業。中学校美術科講師、会社員を経て、2012年一枚の繪「絵の現在」金賞受賞後、画家に転身し全国の百貨店や銀座での個展多数開催。
2021年、「谷川俊太郎の世界を描く展」に出展(~’25・東京)、『詩と絵が出会うとき』(2025年7月18日発刊)詩画集に作品掲載。
現在、ホルベイン画材にて「Gajuku」や関西圏で油彩、水彩、パンパステル、デッサンなどの教室を多数開講中。
11月12日(水)〜 18日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
唐津
安永頼山 展
「唐津叩き文水指」(径23.5×高さ17.8cm)
伝統的な美意識を礎にしながらも独自の感性をもって現代に息づく作品を発表し続ける安永頼山の作品展です。新作の壺、水指、花入、茶盌、酒器、食器などを中心に、約80点をご覧いただきます。
1970年、島根県益田市に生まれる。
2001年、田中佐次郎氏に師事。
2003年、藤ノ木土平氏に師事。
2008年、現在地に登窯を築窯。
2013年、田中佐次郎氏命名の「頼山」に改名。
2016年、茶陶展 出展(’19・’22、野村美術館・京都)。第63回日本伝統工芸展 入選(’21・’22)。
2017年、第34回田部美術館大賞「茶の湯の造形展」 出展。第52回西部伝統工芸展 入選(’18~’25)。第7回菊池ビエンナーレ 入選(’19)。
2019年、第25回日本陶芸展 入選。現在形の陶芸 萩大賞展Ⅴ 佳作(’23)。
2021年、「近代工芸と茶の湯のうつわー四季のしつらいー」展 出展(国立工芸館・石川)。
2024年、備前・現代陶芸ビエンナーレ2024 入選。
11月19日(水)〜 25日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
日本の季節を彫る
川添日記 うるしの器展
上段左より
「姫三段・月うさぎ」
(幅15×奥行15×高さ19cm)
「彩り弁当箱・野草」
(幅15.5×奥行20.5×高さ11.5cm)
「姫遊山箱・山景色」
(幅18×奥行9×高さ10cm)
「姫遊山箱・椿 赤」
(幅18×奥行9×高さ10.5cm)
「春秋弁当箱・桜 もみじ」
(幅21.5×奥行11×高さ7cm)
「摘草弁当箱・たで おみなえし」
(幅23×奥行12×高さ7cm)
木々のかおりや風の音に心を遊ばせ、日本の季節の移ろいを彫と漆で表現し、四季折々の節目を貴んでゆけるうるしの器でありたいと願っております。約200点出展いたします。ご覧いただけましたら、幸いです。
川添日記
1974年、香川県高松市に独学にて草木彫を始める。
1992年、有楽町阪急(現 阪急メンズ東京)にて個展開催。
1994年、阪急うめだ本店美術画廊にて個展開催(以降毎年)。
1999年、大丸神戸店美術画廊にて個展開催(~’13・兵庫)。
2007年、横浜髙島屋美術画廊にて個展開催(~’17・神奈川)。
2009年、伊勢丹新宿店にて個展開催(東京)。
11月26日(水)〜 12月2日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
Henk Fresen
ブロンズ展
「オオタカ」
(幅8×奥行7.5×高さ33cm)
30年以上にわたり、オランダで生き物をテーマにブロンズ作品を制作してきました。化学反応によってブロンズに色彩を与え、鳥の柔らかな羽毛や力強さなど、質感の強弱を巧みに表現しています。まるで生命を宿しているかのようなブロンズ。その息づかいを感じていただけるはずです。ぜひ会場で、ブロンズに宿る命の輝きをご覧ください。
Henk Fresen
1961年、オランダに生まれる。
オランダでの活動
2024・2025年
The Art Fair Naarden Vesting 出展。
The Art Fair Breda 出展。
Kunst en Antiekevenement, Slot Zeist 出展。
Kunst en Antiekevenement, Doesburg 出展。
Naarden the Art Fair, Naarden 出展。
Art Laren, Laren 出展。
Antickevenement Doornburg 出展。
日本での活動
2024年
個展「息吹」開催。
日本橋三越本店にて個展開催(東京)。
仙台三越にてアートフェスティバルに出展(宮城)。
広島三越にて個展開催。
福岡三越にて個展開催。
11月26日(水)〜 12月2日(火)
※催し最終⽇は午後4時終了
傘寿記念
第20回 清水俊彦 作陶展
「土部釉窯変壷」(径42×高さ33cm)
丹波立杭で一途に陶芸に取り組んで60年。傘寿を迎え、なお意欲的に創作を続ける清水俊彦の作品展を開催します。阪急で20回目となる節目の個展にふさわしく、糠釉・海鼠釉・黒釉・飴釉・土部釉など、多彩な作品が揃います。気取らず使って楽しい器、心安らぐ作品を、ぜひこの機会にご覧ください。
1945年、兵庫県丹波篠山市に生まれる。
1964年、故・生田和孝氏に師事、作陶の道に入る。
1977年、丹波立杭の自宅に登窯を築窯、独立。
1979年、日本民藝館展に出品 入選、以後入選23回。
1983年、第57回国展にて前田賞 受賞。
1986年、阪急うめだ本店にて個展開催、以後隔年開催(大阪)。
1988年、日本民藝館展奨励賞 受賞(’95)。
1998年、近畿通産局長賞 受賞。
2000年、釜屋に穴窯を築窯。
2004年、釜屋に丹波登窯を築窯、兵庫県商工功労者 受賞。
2010年、兵庫県技能顕功賞 受賞。
2013年、伝統的工芸品産業功労者経済産業大臣賞 受賞。
2017年、瑞宝単光章 受章。
兵庫県民芸協会 会員。伝統工芸士。
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