海の向こうの美しい伝統～ナンタケットバスケットの世界～ | 阪急うめだ本店

※催し最終日は午後5時終了

“世界一美しいかご”と称される
ナンタケットバスケットは、
アメリカ東海岸に浮かぶ
小さな島で生まれました。
今回は、ナンタケット島で認められた
日本人初、そして唯一の
バスケットメーカーである八代江津子と
「日本ナンタケットバスケット協会」の
協力のもと、バスケットの魅力に迫ります。
会場では、バスケットの展示や販売、
カスタムオーダーも承ります。

ナンタケットバスケットとは？

アメリカ東部マサチューセッツ州ナンタケット島に伝わる工芸品で、かつて捕鯨基地として栄えた同島で、鯨油樽の周囲を籐で編んだのが起源とされています。フィリピンなどから輸入された籐と、捕鯨で培われた樽作りの技術が融合した独特なバスケットは、その美しさからフォーマルなシーンでも使用が認められ、世界で広く愛用されています。丸形、楕円形など様々な形状があり、フタ付きが選べるのも特徴の一つ。素材は、籐だけでなくオークやチェリーなどの木材を使用。また、鯨の骨の彫刻などの飾りが施されます。サイズは2㎝ほどの小さなものからベビーベッドほどの大きなものまであり、日常使いから贈りものまで用途も多岐にわたります。また、使うほどに味わいが増していき、親から子へと受け継いで長くお使いいただけます。

八代江津子と
「New England
Nantucket Basket Association」に
ついて

八代江津子は、ナンタケット島で正式に認められた日本人初、そして唯一のバスケット作家です。それまで島から出ることがなかったバスケットの制作技術を習得し、日本にその技術とバスケットの伝統を伝えています。
八代は、1999年、ナンタケット島の人々に大切に伝承されてきた“ナンタケットバスケット”の伝統技術を次の世代へ伝えていくために、バスケット制作技術と教養を持つインストラクターの育成を目的として教育機関「New England Nantucket Basket Association」を設立しました。また、2017年には、「日本ナンタケットバスケット協会」を設立し、日本におけるナンタケットバスケットの伝統や歴史を伝えていく拠点としています。

長財布も入る実用的なサイズのバスケット。トップの素材には贅沢にアイボリーを使用し、美しいバスケットに仕上がりました。お着物のときにもサブバッグいらずの容量で、フォーマルな場でスタイリッシュにお持ちいただけます。

10" Tote Purse Basket
with Ivory Top
968,000円

蓋のないオープンバスケットは物の出し入れがしやすく、普段使いやお出かけにぴったり。ブラックのレザーで大人な仕上がりですが、持ち手は好みのハンドルに取り換えることも可能。季節や流行りを問わずお持ちいただけます。

Sandpail Basket with Leather Handle
286,000円

数種類の型の中から好みの形をお選びいただき、ご希望の素材のパーツを組み合わせる、バスケットのカスタムオーダーを承ります。
納期：約6ヵ月
※お申し込状況により、納期に6ヵ月以上かかる場合がございます。
※ご希望のお客様は、店頭スタッフにお問合せください。

「日本ナンタケットバスケット協会」を運営する、「GrayMist Japan」から新型トートバッグがイベントに合わせて新発売。ナンタケットバスケット教室に通うことを考え、材料や工具、編みかけのバスケットが入るサイズ。移動にぴったりで、折り畳みやハンドルの取り外しも可能。

トートバッグ（本体）19,580円
レザーハンドル 16,940円
※本体とレザーハンドルは別売り。

ナンタケットや鯨をモチーフにした新しいシリーズが「GrayMist」から登場。手描きのバスケットがなんとも温かみを感じます。バッグは実際に中にものを入れて持ち持ち歩き可能で、クッションやお部屋のインテリアにも。

オリジナル手書きバスケットシリーズ
バッグ（大）14,850円（小）11,000円
クッション 4,950円

八代江津子トークショー

2月23日（日・祝）午後1時～（約30分）
9階アートステージ内
予約不要・無料
ナンタケット島で初めて認められた日本人バスケット作家の八代江津子が伝統を伝えていくことの喜びや難しさ、そしてナンタケットバスケットの魅力について語ります。本場ナンタケット島で認められるまでの困難な道のりやその苦労エピソードなどを交えながら、これから目指す未来についてもお話しします。

ナンタケットStyle ワークショップ

ナンタケットバスケットの編み方や作り方を流用して、その場で完成する小物を作ってみましょう。